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CBDは悩めるてんかん患者の救世主


CBDを使うと、身体に起きるいろいろな異常に対して有効に働いてくれる場合があります。

したがって、悩みとなっている症状などが緩和するケースが十分にあるのですが、CBDは具体的な病気に対しても効果的です。

例えば、てんかんに対してCBDは効果をもたらすとされており、実際にてんかんで悩んでいる人に関してはCBDが対処法の1つになっています。

てんかんは非常に厄介な病気で、現実でもいろいろな問題を起こす場合がありますから、CBDが有効と言えるならば、救世主となる可能性があります。

CBDとてんかんの現状について、正しい理解をしておくと良いでしょう。


てんかんは非常に厄介な病気である

てんかんという病気は、日本で言えば約100万人程度患者がいるとされています。

つまり、100人に1人くらいの割合でかかるわけで、メジャーではないが、マイナーとも言えない病気です。

具体的な症状としては、意識を失う、けいれんが起きるなどが特に有名です。

こういった症状が出るために、てんかんを患っている患者は非常に辛い毎日を送っていると言えます。

ただ、てんかんに関しては患者自身のみの問題とは言えない状況もあり、私たちにとっても無視できない部分があります。

例えば、過去にはてんかんの症状が出たドライバーが交通事故を起こしたという出来事もあり、てんかんの症状が出るタイミングによって、周りの人間にも害が及ぶ可能性があります。

だからこそ、てんかんという病気は社会全体で考えていかないといけない面があると言えるでしょう。

そんな状況であるため、CBDがてんかんに有効であれば、社会にとって大きなメリットをもたらす可能性が考えられます。

CBDは今後、てんかんを患っている患者にとっては常識的な治療薬になるかもしれません。


CBDがてんかんに効果をもたらすと言える根拠

では、なぜCBDがてんかんの症状に効果があると言えるのでしょうか?

これはてんかんが起きる仕組みに関係しており、その原因に対して作用する点が大きいです。

そもそもてんかんという病気はなぜ起きるのか?ここに関してまず知っておく必要があります。

てんかんは実は脳が大きな原因になっていて、脳の神経細胞の中で発生する異常な電気活動がかかわっています。

そして、CBDはこの脳に関して作用する力を持っており、それによっててんかんの症状を緩和させられる可能性が考えられます。

CBDには身体の調整機能をつかさどるエンドカンナビノイドシステムを正常化させる効果があり、この効果には脳神経の部分も含まれているため、てんかんに有効と言えるわけです。

脳神経の箇所に関して正常な状態を維持できるようになれば、異常な電気活動それ自体が抑制されるケースが増えるでしょう。

その結果、てんかんの症状が生じづらくなるため、てんかんの患者の症状を改善させられるはずです。

きちんと理屈として説明ができる点が大きく、今後CBDはてんかんに対して対処法の1つとして普及していく可能性が考えられます。


CBDのてんかんへの効果は実験によって証明済み

CBDがてんかんに効果的である根拠に関しては、とりあえず理解できたと思います。

ただ、それに加えて実際の効果を示すデータも存在しており、そういった部分も併せて理解をしておくと良いです。

アメリカではてんかん患者200人に対して、CBDを投与し、その症状を観察する実験を行いました。

その結果、64%の人たちにおいて明らかな症状の減少が確認されました。

つまり、CBDを投与した結果、てんかんの症状に対する効果が存在すると言える状況をもたらしたわけです。

全員に効果があったわけではないですし、完全にてんかんの症状が抑えられたわけではないのでそこは注意しないといけません。

しかし、てんかんの患者にとっては、CBDがある程度有用な存在であると認識できるデータと言えるでしょう。

また、CBDを使うことでてんかんの症状が出づらくなるならば、患者自身にとっても大きいですが、社会にとっても意味のあることです。

てんかんという病気を抑えることは、社会全体のリスクを小さくすることにもつながりますから。

CBDを使うと、身体に起きるいろいろな異常に対して有効に働いてくれる場合があります。

特にてんかんの患者に関しては、CBDとてんかんの現状について、正しい理解をしておくと良いでしょう。


▼CBDと「てんかん」について解説


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NMNサプリに副作用はあるのか?


NMNは若返りの薬として注目されているものです。

日本でもサプリメントが販売されて、一般の人でも手に入れられるようになりました。

「若返り」というとたくさんNMNを摂取するほど体によいように感じてしまいますが、たくさん摂取をしても本当に安全なのでしょうか。

医薬品ではありませんが、食品でも副作用の心配がゼロとはいい切れません。

NMNは副作用の心配はないのでしょうか。

そこで、ここではNMNとはどういった成分なのか、摂取して副作用がないのかなどを紹介します。


NMNとは

NMNとはニコチンアミト゛モノヌクレオチトのことです。

日本で一般の人たちに注目されるようになったきっかけは、NHKスペシャル『ネクストワールド 私たちの未来』です。

「寿命はどこまで延びるのか」をテーマにした回で、ワシントン大学とハーバード大学の研究者が注目しているNMNについて紹介されました。

老化現象にかかわっているものがサーチュインです。

人間の体内には7種類のサーチュインが存在しており、老化を抑制しています。しかし、通常は休眠をしているのでサーチュインを活性化させる必要があります。

サーチュインの活性にかかわっているものがNADです。

NADは生物のあらゆる臓器や細胞に存在しています。

ところが、加齢に伴いNADは減少をします。

NADが減少することによって体の機能が衰え、機能の衰えがさまざまな疾患につながると考えられています。

ならば、NADを増やせばよいと考えるところですが、NADは絶や運動食で増やすことができても、NADそのものを口から摂取しても細胞内に取り込まれることがありません。

そこで注目されたものがNMNです。

NMNはNADの合成中間体で、NMNを摂取することでNADが合成されることがマウスの実験で確かめられています。

マウスに1年間NMNを投与した実験では、抗老化作用が確認されています。


NMNの人への働きは?

NMNの研究が進められていますが、マウスなど動物を使った実験が主で、ヒトでの臨床試験はまだ少数です。

2019年にはフレイルや糖尿病を対象にしたヒト試験が行われました。

しかし、はっきりとした効果を検証するためには、まだまだ多くの臨床試験が必要です。

これからの研究が期待されています。


NMNを含む食品

NMNは生物の体内で自然に作られているものです。

母乳にも含まれており、赤ちゃんが最初に口にするものにNMNが含まれているのです。

枝豆、アボカド、キャベツ、トマト、ブロッコリー、牛肉、エビなど、普段食べているものにもNMNは含まれています。

食品では、芽の成長のための栄養を蓄える種などにNMNが多く含まれているようです。

現在確認されているものでは、枝豆やアボカドがNMNを多く含有しています。

それに比べると牛肉や魚介類はNMN含有量が少ないです。

普段これらの食品を食べていても、アレルギーを持っている人でなければ副作用が出ることはありません。

食品からNMNを摂取する場合は、副作用はないと考えられるでしょう。

ただし、食べ過ぎには注意が必要です。

NMNをたくさん摂取しようと思うと食品を大量に食べなければなりません。

食べる量が多ければ摂取カロリーが増え、消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなると使われなかったエネルギーが脂肪として体に蓄積をします。

NMNが多く含まれていると考えられる食品は種です。

種には芽の成長のための栄養がギュッと凝縮されており、カロリーが高いです。

ゴマや大豆なども種ですが、脂肪分やタンパク質が多くてカロリーが高い食品です。

食べ過ぎは肥満につながるので気をつけましょう。


サプリメントの安全性は?

NMNを配合したサプリメントが登場しています。

医薬品の場合は厳しい試験をクリアして安全性を確かめてから販売されますが、サプリメントは日本では食品扱いされており、医薬品ほどの厳しい試験は受けていないようです。

そのため、副作用についてもわかっていないところがあります。

また、サプリメントは科学的な裏付けがされていないものも多く出回っています。

サプリメントを使ってのヒトでの安全性は不確かで副作用についてもわかっていないところがあるので、製品に記載されている摂取方法を守って摂るようにする必要があります。

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MCTオイルは過熱しても大丈夫?


CBDオイルの基材にはMCTオイルが使われている事が多いです。

CBDの特性においた摂取方法だけでなく、MCTオイルの最適な摂取方法も意識しなければ、効果を得る事は出来ません。

MCTオイルは、ヨーグルトやサラダにかけたり、コーヒーやジュースなどに混ぜて摂取することが多い油です。

しかし、油は炒め物や揚げ物など加熱調理に使うことが一般的です。

MCTオイルを加熱調理に使えれば、摂取方法の幅が広がります。

でも、どうして加熱調理に使わないのでしょうか。

その理由や上手な摂り方を紹介します。


加熱してよい油と加熱してはいけない油の違い

油といっても調理に使うものには、キャノーラ油、大豆油、オリーブオイル、ラード、エゴマ油などさまざまあります。

それぞれの油は、脂肪酸の結合の仕方によって飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けることができます。

脂肪酸は炭素が鎖のようにつながっています。

この炭素鎖に二重結合を含まないものを飽和脂肪酸といい、炭素鎖に二重結合を含むものを不飽和脂肪酸といいます。

不飽和脂肪酸はさらに分けることができ、二重結合を一つだけもつものを一価不飽和脂肪酸、2つ以上もつものを多価不飽和脂肪酸といいます。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸を比べると、化学的に安定しているのは飽和脂肪酸です。

不飽和脂肪酸は二重結合を持っているため、化学的に不安定な構造をしています。

この構造の違いが、加熱してもよい、しない方がよいを分けます。


加熱してもよい油とは

加熱したもよい油は、加熱しても比較的安定しているものです。

牛脂や豚脂などの動物性脂肪は飽和脂肪酸を多く含有しており、加熱調理に向いています。

すき焼きやステーキなどを作るときに、牛脂や豚脂が使用されます。

植物性脂肪は飽和脂肪酸よりも不飽和脂肪酸の含有量が多い種類のものが多いのですが、植物性であってもココナッツオイルやカカオバターは飽和脂肪酸を多く含有しています。

カカオバターはカカオの香りが気になるので調理に使われることはあまりありませんが、ココナッツオイルは炒め物の使用できます。

高価なので揚げ物に使うのは少しもったいないかもしれません。

その他にも、キャノーラ油、オリーブオイル、紅花油、米油なども加熱調理に使用することができます。


加熱しない方がよい油

不飽和脂肪酸を多く含有する油は不安定で熱に弱いので、加熱調理には向いていません。

不飽和脂肪酸は二重結合の位置によって、ω3系、ω6系、ω9系に分けることができます。

不飽和脂肪酸の中でもω3系脂肪酸を多く含む油は、エゴマ油、亜麻仁油で、ω6系脂肪酸を多く含む油はコーン油、大豆油、グレープシードオイル、綿実油などです。

ω3系脂肪酸もω6系脂肪酸も体内で作ることができないので、食事などから摂取する必要があります。

しかし、これらの油は不安定なので加熱調理には向いていません。

ω9系脂肪酸を多く含む油はオリーブオイルです。

ω9系脂肪酸を多く含むように品種改良された紅花油やなたね油も登場しています。

ω9系脂肪酸は体内で作りだすことができます。

オリーブオイルはω3やω6に比べると酸化安定性が高く、加熱調理に使用することができます。


MCTオイルは加熱してもいい?

MCTオイルとは、中鎖脂肪酸100%のオイルです。

飽和脂肪酸は、炭素数によって短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸に分けることができます。

つまり、MCTオイルは飽和脂肪酸の中の中鎖脂肪酸に分類されます。

牛脂や豚脂などの飽和脂肪酸は加熱調理に使用することができます。しかし、中鎖脂肪酸は飽和脂肪酸であっても加熱調理には向きません。

牛脂や豚脂は長鎖脂肪酸で、中鎖脂肪酸とは炭素数が違います。

MCTオイルは中鎖脂肪酸が100%で加熱調理をすると煙が出たり、泡立ちが起こったりします。

そのため、揚げたり炒めたりなどの加熱調理には使用することができません。


MCオイルの上手な使い方

MCTオイルは加熱調理に向かないので、サラダにかける、ヨーグルトに混ぜる、コーヒーやジュースと一緒に飲むなど、加熱しない料理に使用をします。

温かいコーヒーに加えるとMCTオイルに熱が加わってしまいますが、揚げたり炒めたりするような高温にはならないので問題ありません。

調理後の味噌汁やスープに加えることも可能です。

一度に大量に摂取をするとお腹がゆるくなることがあるので、直接飲まないようにしてください。

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MCTオイルに発がん性はあるのか?


食品中には発がん性が心配される物質が含まれていることがあります。

普段知らずに発がん性が心配される物質を口にしていると思うと、心配になってしまうことでしょう。

とくに脂肪分は体に悪いイメージがあるので、発がん性について心配がないか気になるところです。

健康面で注目されているMCTオイルですが、発がん性について大丈夫なのでしょうか。

CBDオイルの基材として多くのCBD商品に利用されているので、CBDの効果だけでなくMCTオイルの安全性についても注意が必要です。


発がん性が指摘される物質

喫煙はがんとの関連が明確になっており、、口腔・鼻咽頭・副鼻腔・喉頭・肺・食道・胃・膵臓・大腸・肝臓・腎臓などは喫煙との関連が明確だと国際がん研究機関(IARC)が2012年に報告をしています。

タバコには、一酸化炭素・ニコチン・タールなど健康へ悪影響を与える成分が含まれています。

国際がん研究機関は、ヒトへの発がん性のある物質を「根拠の強さ」によって、グループ1、2A、2B、3、4に分類をしています。

グループ1はヒトへの発がん性が明確なもの、グループ2Aはおそらく発がん性があると考えられるもの、グループ2Bは発がん性が指摘されているもの、グループ3は動物実験では発がん性が指摘されていけれども、ヒトに対する発がん性はあるとは言えないものです。

グループ1に分類されるものには、紫外線、アスベスト、ベンゼン、カドミウム、タバコ、アルコール、ハムやベーコンなどの加工肉などが含まれています。

グループ2Aには、赤肉、紫外線、アクリルアミドなどおよそ80種類の物質が分類されています。

グループ2Bには、わらび、低周波地場、ガソリン、重油、アセトアルデヒドなど299種類ほどが分類されています。

これらの中にはアルコールやハム、ベーコンなどは普段口にするものが含まれています。


食品の発がん性について

普段口にする食べものの中には、「食品そのものが発がん性を有するもの」と「食品に含まれる物質が発がん性を有するもの」とがあります。

世界がん研究基金によると、明らかに発がん性が確認されている食品は少ないとしています。

しかし、国際がん研究機関(IARC)が発表している発がん性分類では、グループ1にアルコール、加工肉が、グループ2Aには赤肉が含まれています。

発がん性が心配される物質は、「少量でも発がんのリスクを高める」ものと「一定量を摂取しない限り発がんのリスクは高めない」ものとがあります。

毎日摂取しても健康への大きな影響を与えないことを考慮し、一日摂取許容量が求められ、市場に出回る製品は厳しいチェックを受けています。

そのため、基本的には少量を口にしたからといってすぐに発がんするものではないと考えられます。


MCTオイルは発がん性がある?

MCTオイルとは、中鎖脂肪酸100%のオイルです。

ココナッツオイルやパーム核油から中鎖脂肪酸だけを取り出しています。

健康への影響が心配されている脂肪酸がトランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸は高温調理した油脂、マーガリン、ショートニング、これらを使用した食品に含まれています。

トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化のリスクを高めるといわれています。

海外ではトランス脂肪酸の使用を制限していることもあります。

MCTオイルは中鎖脂肪酸100%のオイルでトランス脂肪酸ではありません。

しかし、保存方法に注意が必要です。


MCTオイルの保存方法

保存方法に気をつけないとオイルが酸化をしてしまいます。

オイルが酸化をすると過酸化脂質という物質が増え、過酸化脂質は動脈硬化のリスクを高めるといわれています。

MCTオイル開封後は空気に触れて酸化が進んでしまいます。

酸化を少しでも抑えるために、小さい瓶入りのものを購入し、できるだけ早く使い切ってしまうとよいでしょう。

保管場所にも注意が必要です。

どのようなオイルでもそうですが、オイルは光や熱によって酸化が進んでいきます。

エゴマ油やアマニ油などは酸化しやすいオイルなので開封後は冷蔵庫で保管することが望ましいですが、MCTオイルは常温で保存します。

光や熱を避けて保存をしましょう。

遮光瓶に入っているものなら光を遮ることができるので、遮光瓶入りのものを選ぶことが望ましいです。

加熱調理には使用しないでください。

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CBD摂取でキマるのか?


薬物を摂取してハイになることを「キマる」といいます。

THCはマリファナの成分です。

そして、CBDはTHCと同じように麻に含まれる成分です。

では、CBDを摂取してキマることがあるのでしょうか。


CBDとTHCの違い

CBDとは、カンナビジオールの略です。

麻には80~114種類ほどのカンナビノイドといわれる物質が含まれており、CBDはその中の一つです。

近年は医療や健康分野で注目されており、アメリカでは疼痛・てんかん・統合失調症などの治療薬として認められています。

WHOもCBDの安全性を認めています。

CBDとTHCはどちらも麻に含まれる成分ですが、その働きが違います。

人間の体にはCB1とCB2という受容体が存在しています。

THCはCB1との親和性が高く、精神錯乱、幻覚、幻聴をなどを引き起こす可能性があります。

そのため、日本の法律では禁止されています。

CBDはTHCに比べるCB1への親和性が低く、向精神作用を示すことはありません。

日本の法律で禁止はされていません。

麻といってもいろいろな品種があり、品種によってCBDやTHCの含有量が違います。

アメリカの連邦法では大麻草を区分けしています。

それによると、産業用麻はCBD成分の含有率が20%以上でTHC成分が0.3%以下のもの、違法薬物のマリファナはCBD成分の含有率が10%以上で、THC成分が20%以上となっています。

日本で販売されているCBD製品は、日本の法律で規制されていない麻の成熟した種子や茎から成分を抽出しています。

そして、THCを一切含まないように除去をしています。

そのため、日本で販売されているオイル、リキッド、サプリメントなどのCBD製品は、THCを一切含んでいません。


CBDでキマるのか?

CBDはTHCのような向精神作用はありません。

そのため、CBDを摂取してもマリファナを摂ったときのようなハイな状態になることはないです。

CBDを摂取することで「よく眠れた」と話す人もいます。

眠りためには精神が落ち着いている必要があり、ハイな状態では眠につくことは難しいです。

子どものころ、次の日の運動会や遠足が楽しみでワクワクし、気持ちが高ぶって眠れなかった経験を持つ方は少なくないことでしょう。

よく眠るためには気持ちが落ち着いている必要があり、「よく眠れた」と証言する人がいるCBDはハイになるとは考えられません。

CBDにはホメオスタシス(恒常性)を活性化・調整するエンカンナビノイドシステム(ESC)の働きをサポートするといわれています。

ESCは食欲、睡眠、運動機能、認知など、体のさまざまな機能にかかわっています。

これまでにはマウスを使った実験も含めて、ストレス、不安、不眠症、痛みなどへの働きが調べられています。


CBDの摂取量

CBDでキマることはありません。

しかし、それは適切量を摂取した場合です。

では、大量に摂取をするとキマることができるのでしょうか。

CBDは安全性が高い成分といわれており、副作用の心配は少ないようです。

忍容性が高く、1日1500mgまでなら安全に摂取できるといわれています。

しかし、下痢、嘔吐、頭痛、吐き気、不安などの副作用が報告されています。

大量に摂取をするとこれらの副作用が現れる可能性があるので、大量に摂取をしてはいけません。

CBDの製品には摂取に関しての注意点が記載されているので、1日の摂取量を守って摂るようにしましょう。


CBDの摂取方法

安全に摂取をするためには、CBDの摂取方法に気を付けることが大切です。

日本で手に入りやすいのはCBDオイルです。

CBDオイルはスポイトタイプの容器に入っているものが多く、スポイトを使って舌に垂らして摂取をします。

舌の下は成分が吸収されやすく、ここにCBDオイルを数敵垂らし、60秒から90秒ほど留めておきます。

その後は飲み込んでしまって構いません。

日本で販売されているCBDオイルは、5%濃度や10%濃度のものが多く、1日1500mg以上を摂取してしまうことはほとんどありません。

しかし、キマるために過剰摂取をすると副作用の心配があるので、過剰摂取には気をつけましょう。

また、大量に摂取してもTHCのようなキマる働きはないでしょう。


▼CBDの陶酔作用について解説


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CBDで効果ないと感じる方へ


CBDの効果を期待して摂取したものの「効果ない」と感じる方もいるようです。

ここでは、効果ないと感じたときの対処法を紹介します。

自分にあった製品や摂取方法を探してみてください。


CBD含有量が少なかった

日本ではオイル、リキッド、サプリメント、ワックス、チョコレート、グミ、クリームなどのCBD製品が販売されています。

そして、それぞれの製品でCBD配合量が違います。

さらに、オイルといっても5%濃度で配合しているものもあれば、10%濃度で配合しているものもあり、オイルだけでも製品によって配合量はさまざまです。

日本で流通しているCBDオイルは5~10%のものが主流ですが、中には1%程度と含有量が少なかったり、逆に20%ほとど含有量が多かったりする製品もあります。

当然、CBD濃度が違えば同じ量のCBDを摂取するために必要な摂取量が変わってきます。

1%濃度のCBDオイルで10%濃度のCBDオイルと同じ量のCBDを摂取したかったら、10倍の量を摂取する必要があるのです。

どの程度の摂取量で変化を実感できるのかはっきりしていませんが、摂取量が少なすぎれば効果ないと感じてしまうことでしょう。

また、品質が悪くてCBDがほとんど含まれていない製品が存在する可能性もあります。

このようなことを避けるために、信頼できるメーカーのものを選び、購入前にCBD濃度を確認しましょう。


摂取量が少なかった

製品に含まれるCBD量が十分であっても、摂取量が少ないために効果ないと感じてしまっている可能性があります。

たとえば、5%濃度のCBDオイルをスポイトで1滴摂取した場合と10滴摂取した場合では、同じ濃度でありながらも摂取できているCBD量は違います。

人それぞれ体質や生活環境が違うので、変化を実感できる摂取量も違います。

はじめは5ml程度から摂取をするようにして、体の状態をみながら徐々に量を増やしていくとよいでしょう。

効果ないからと5mlからいきなり15mlなど大量に増やすのではなく、スポイトを使って摂取する場合だったら1滴ずつ増やしてみてください。

CBDは忍容性が高いといわれていますが、大量に摂取することで吐き気や頭痛がでることがあります。

体調をみながら量を調節してください。


摂取方法に問題があった

十分な量のCBDを摂取しているにもかかわらず効果ないようなら、摂取方法に問題がある可能性があります。

CBDの摂取方法には、舌下摂取、経口摂取、吸入摂取などがあります。

舌下の場合は舌の下から皮膚を通して吸収されます。

その後に飲み込むので経口摂取にもなります。

オイルがこのタイプです。

サプリメントは舌の下に留めておかずに飲み込むので経口摂取です。

リキッドやワックスなどの製品は吸入摂取になります。

摂取方法によってCBDの吸収率が違い、もっとも吸収率が高いのは吸入摂取となっています。

肺に取り込まれたCBDは肺から血管内に取り込まれていきます。

経口摂取の場合は腸内環境の影響や食べものの影響を受けてしまう可能性があります。

チョコレートやグミなどのCBD入り食品だと、うまく消化できないと吸収できないため、吸入摂取と比べて吸収率が低いです。

CBDを効率的に吸収するために、吸収率が高い舌下摂取や吸入摂取ができる製品を選んでみるとよいでしょう。


効果が出るまで時間がかかる

変化を実感するまでに時間がかかる人もいます。

数か月使い続けて、やっと実感できる人もいます。

処方薬の場合、飲んですぐに痛みが治まったり、熱が治まったりなどすぐに効果を実感できることが多いと思います。

しかし、CBDは医薬品ではありません。医薬品ではないので処方薬のように飲んですぐに劇的な変化を実感できるものではないのです。

十分な量のCBDを摂取している、信頼できる製品を選んでいる、それなのに効果ないと感じるようなら、摂取期間が短いことが考えられます。

数日摂取をして効果ないからとあきらめず、気長に続けてみるとよいでしょう。

または、他のブランドに変えるとよいかもしれません。

ただし、CBDを長期的に摂取して体調が悪くなってしまった場合は摂取を中止してください。

体調をみながら続けてみましょう。


▼動画でも解説中です


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CBDとカフェインを両方摂取することで問題は生じるのか?


CBDを摂っている人の中には普段からコーヒーを飲んでいる人もいるのではないでしょうか?

このコーヒーにはカフェインが含まれており、そのカフェインは身体にいろいろな作用をもたらすとされています。

カフェインは身体にプラスの作用をもたらすこともあれば、マイナスの作用をもたらすこともあるので注意が必要です。

そして、CBDとコーヒーをともに日常的に摂っている人の場合、この状況に関して問題はないのか?と不安を覚えている可能性もあります。

また、どちらかをすでに摂っていて、もう一方をこれから摂りたいと考えている人の場合も同様の不安を抱えているかもしれません。

CBDとカフェインが混ざることで、何らかの悪影響はないのか?が気になっている人もいるでしょうから、この点について正しい知識を頭に入れておいてほしいです。


CBDとカフェインを両方摂ることの問題に関して特に報告はされていない

CBDとカフェインを時間をかなり空けて摂れば特に問題はなさそうですが、狭い間隔で摂った場合には何かしら問題が考えられるかもしれません。

ただ、この2つの関係に関しては、問題視されている事例は特に見つからないです。

世の中にはCBDとカフェインをともに日常的に摂っている人が多くいるはずですが、その2つが組み合わさることが原因と見られるトラブルは報告されていない状況です。

したがって、そういった部分を見るとCBDとカフェインの組み合わせが特に問題とは言えないでしょう。

実際、CBDとカフェインの組み合わせが問題であるという因果関係も特に存在しないため、何かしらトラブルが起きる状況は考えにくいです。

しかし、この2つの組み合わせが原因ではないトラブルは発生する可能性があります。

CBD、カフェインのどちらかが作用した結果、人体に悪影響が出るという状況はありえるでしょう。

特にカフェインに関しては有名な悪影響がいくつか存在しているため、カフェイン自体が原因となって何かしらの異常を感じることは考えやすいです。


カフェインそれ自体は人体への悪影響が懸念されている

CBDは割と安全とされていて、それ自体が人体に悪影響になるケースはかなり少ないと思われます。

ただ、カフェインについては人体への悪影響が日常レベルで出る可能性が考えられます。

特にメジャーなのは興奮作用で、夜眠れなくなるなどの状況が実際にありえます。

それ以外だと吐き気、震え、心拍数の増加といった状況をもたらすことがあり、注意しないといけません。

しかし、こういった状況はカフェインを摂り過ぎた場合にのみ出ることもあるため、コーヒーなどを飲みすぎなければ問題ない場合も多くありますが。

過剰摂取を避けることでトラブルが起きる確率は下げられますが、カフェインそれ自体に悪影響をもたらす作用が含まれているという意味では、単体で何かしらのトラブルを起こす原因になりえるわけです。

つまり、CBDとカフェインを両方日常的に摂っていて、身体に何らかの異常が起きたとしても、それはCBDとカフェインの組み合わせが問題ではない可能性が考えられます。

カフェイン自体が問題である可能性がありえるため、そこの区別が難しいでしょう。

実際、CBDとカフェインを両方摂っている人が感じた異常が、カフェイン単体でも生じる典型的なものであるならば、カフェイン自体が問題であると考えた方が自然かもしれません。


アメリカではCBDコーヒーが人気となっている

CBDとカフェインの組み合わせに関しては、人体への影響を心配する人がいるものの、海外ではこの2つを普通に同時に摂っている例があります。

それがCBDコーヒーで、これはアメリカでは割と人気になっている商品です。

カフェなどで提供されている商品の中にCBDコーヒーがあり、コーヒーの中にCBDオイルが含まれている状態になっています。

したがって、CBDとカフェインを同時に飲むことが割と普通にあり得るのがアメリカと言えます。

仮にCBDとカフェインの組み合わせに問題があるならば、このCBDコーヒーを出すカフェの利用客から何らかのトラブルが多く報告されているはずです。

しかし、そういう現状はないようですし、CBDコーヒーが普通に提供されている状況を見ると、CBDとカフェインの組み合わせがトラブルを招く可能性はやはり低いと言えるのではないでしょうか?

日本ではあまり馴染みがありませんが、CBDコーヒーが普及しているアメリカでは、CBDとカフェインが問題を起こすという認識はあまりないでしょう。

そして、日本でもCBDとカフェインをともに日常的に摂っている人はそれなりにいるはずですけど、それが問題であるという声はほとんど聞かれません。

因果関係それ自体も証明できない状況ですから、CBDとカフェインの組み合わせは基本的に問題ないという評価が可能だと思います。



▼CBDとカフェインの関係性について動画で解説

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CBDにおける眠りと覚醒について


CBDは眠りを誘う一方、覚醒作用があるともいわれています。

このような作用があるCBDとはどんな成分なのでしょうか。

CBDの眠りと覚醒について解説します。


CBDはこんな成分

CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol)という大麻草に含まれる成分のことです。

大麻草というと危険に思う方もいると思いますが、問題にされているのはTHC(Tetrahydrocannabinol・テトラヒドロカンナビノール)です。

THCは体内の受容体に作用をして向精神作用を示します。

マリファナを吸うとハイになるのは、THCが関係をしています。それに対して、CBDには向精神作用はありません。

CBDの研究が進み、さまざまな疾患の改善が期待できるといわれています。

そして、CBDの製品が流通するようになりました。

日本ではTHCは法律で規制をしていますが、CBDは規制しておらず、CBD製品が流通をしています。

手に入れやすいCBD製品はオイルです。

ココナッツオイルやMCTオイルをベースにCBDを配合したものです。

その他には、専用のヴェポライザーを使用して吸引するリキッドは、そのまま飲み込めるサプリメント、普通のお菓子感覚で食べられるチョコレートやグミなども日本で購入が可能です。


CBDの睡眠への働き

CBDは睡眠の質を高める働きが期待されています。

その理由はエンカンナビノイドシステム(ESC)に働きかけるからです。

人間の体内にはESCという身体調節機能が備わっています。

人間の体は常に一定の体温を保ったり、心拍数が安定していたりしますが、これは恒常性を保とうとする作用が働いているからです。

ESCは食欲・睡眠・記憶・痛みの知覚など、さまざまな機能に関与をしています。

ESCは生態の内部に存在している内因性カンナビノイドが、カンナビノイド受容体に作用することによって反応が高められます。

CBDはカンナビノイド受容体に結合をして、ESCに働きかけるといわれています。

ESCは睡眠の調整にかかわっているため、CBDによって睡眠の質が高められることが期待されるのです。

また、CDBには不安や痛みを和らげる働きがあるともいわれています。

不安なことがあると、なかなか寝付けくことができません。

質の良い睡眠を手に入れるためには、気持ちが落ち着いていることが重要です。

CBDは不安に働きかけ、それによって睡眠の質が高まることが期待できます。

痛みは睡眠の妨げをします。

そういったときにもCBDが睡眠の手助けをしてくれることでしょう。


CBDの覚醒作用

寝付けないと病院で相談をすると睡眠薬が処方されることがあります。

睡眠薬を飲むと翌日眠気が続いてしまうことがあります。

睡眠薬の効果が翌日以降も持続し、ふらつきや脱力感などがあらわれやすくなることを持ち越し効果といいます。

その他にも健忘、筋弛緩作用などの副作用がみられることもあります。

CBDは翌日に眠気を持ち越すことがありません。

睡眠薬の場合は脳に働きかけて眠気を誘いますが、CBDはリラックス感をもたらして眠りにつきやすい状態に導いてくれるためです。

睡眠薬とは働き方が違います。

不眠に悩む人15人を対象にしたある試験があります。

試験ではCBDを160mg摂取した場合と、プラセボを摂取した場合を比較しました。

その結果、CBDを摂取した人たちはそう睡眠時間が長くなり、睡眠中の覚醒回数が減少しました。

一方、低用量のCBD摂取は覚醒を促し、睡眠不足による日中の眠気を抑える働きが示唆されています。


CBDの摂取方法

試験数が少ないのではっきりしていませんが、日中の覚醒を高めるためには、低用量のCBDが効果的である可能性があります。

CBDオイルはスポイトを使って舌に垂らして摂取をするタイプです。

1滴ずつ量を調整できるので少量を手軽に摂取できます。

サプリメントの場合だとカプセルを分解しないと少量の摂取は難しいです。

覚醒を高める働きが期待できるCBDですが、運転前や運転中には摂取しないでください。

眠気を誘うことがあり危険です。

また、大量に摂取すると吐き気や頭痛が現れることがあるので体の状態をみながら量を摂取しましょう。

1日1500mgまでなら安全といわれています。


▼CBDは睡眠作用や覚醒作用の両方の側面がある


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CBDに期待できる効果・効能


効能とは、ある物質によって得られる効果のことです。

医薬品には効果・効能が示されていますが、日本で販売されているCBDは食品扱いなので効果・効能を表示することができません。

しかし、摂取する人にとってはどのような効果・効能が期待できるのか気になるところではないでしょうか。

そこで、今回はCBDに期待できる効果・効能について紹介をします。


CBDとは麻に含まれる成分

麻には少なくとも80種類以上の化学成分が含まれています。

これらのことをカンナビノイドといいます。

CBDは麻に含まれるカンナビノイドの一種です。

産業用ヘンプとマリファナの両方に含まれています。

もう一つ麻に含まれる成分で知っておきたいものがTHCです。

THCも産業用ヘンプとマリファナの両方に含まれています。

産業用ヘンプは、CBD成分の含有率が20%以上でTHC成分が0.3%以下のものをいいます。

マリファナは違法薬物であり、CBD成分の含有率が10%以上でTHC成分が20%以上のものをいいます。

CBDはマリファナと違い、ハイになる精神活性作用はありません。

一方、THCは精神活性作用があり、マリファナを吸ってハイになるのはこの成分の影響です。

CBD製品には3つのタイプがあります。

1つめがフルスペクトラムです。

麻から抽出した成分をすべて含有するもので、CBDもTHCも含まれています。

その他に麻に含まれるテルペン類なども含有しています。

2つめはブロードスペクトラムです。

麻から抽出した成分からTHCを取り除いたものです。

HTC以外のカンナビノイドとテルペン類などを含有しています。

3つめはアイソレートです。

アイソレートは純度が高いCBDのことで、CBD以外の成分は含有していません。

日本の法律ではTHCを規制しているので、日本で手に入れることができるCBD製品は、ブロードスペクトラムやアイソレートです。


CBDに期待できる効果・効能

CBDはエンド・カンナビノイド・システム(ESC)に働きかけることができます。

ESCとは身体調整機能のことで、睡眠・食欲・運動機能など、さまざまな身体機能を調整しています。

ESCは加齢の影響やストレスなどで働きが落ちてしまい、ESCの働きの低下がさまざまな不調の原因ではないかといわれています。

体内にはCB1とCB2というカンナビノイドが作用する受容体が存在しています。

CBDがこの受容体に働きかけることで、ESCの機能が取り戻されるといわれています。

CBDを愛用している人の中には「よく眠れる」と話す人がいます。

これもCBDがESCに働きかけるためだと考えられます。

CBDは痛みを軽減する働きも期待できます。

痛みが発生している部位では炎症が起こっていることが珍しくありません。

CBDは炎症を鎮めて、痛みに働きかけることが期待できます。

イギリスでは多発性硬化症の痛みの軽減のために、THCとCBDを組み合わせた治療薬が使用されています。

炎症を鎮めるのでニキビの改善も期待できます。

ニキビは毛穴に皮脂がたまることでできます。

皮脂がたまっただけの状態なら、ニキビの色は黒または白です。

皮膚に棲みつくアクネ菌は油脂が好物で、毛穴にたまった皮脂によってアクネ菌が繁殖をすると、炎症を起こして赤いニキビになります。

ニキビは炎症がかかわっているので、CBDによる改善が期待できるのです。


CBDの効果・効能を期待するための摂取方法は?

日本で販売されているCBDのオイル・サプリメント・リキッドなどは食品扱いされているため、「どのタイミングで摂取しなさい」など詳しい摂取方法を記載することができません。

しかし、CBDを摂るなら効果的な摂り方をしたいと思いませんか。

CBDは1日に1500mgまでの摂取なら安全性に問題がないといわれています。

しかし、多量に摂取すると吐き気や頭痛がすることがあるので、初めは少ない量を摂取するようにしましょう。

慣れてきたら体の状態をみながら量を調整してください。

CBDには睡眠への働きかけが期待できるので就寝前の摂取がおすすめです。

皮膚の状態が気になるなら、クリームなど肌に塗るタイプを使ってみるとよいでしょう。



▼YouTube解説

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CBDは医薬品?日本での扱いは?


医療分野でも化学分野でも注目されているCBD。

一部の国では医薬品の成分として使用されています。

そもそも、CBDとはどのような成分なのでしょうか。

また、日本ではCBDをどのように扱っているのでしょうか。


CBDとは何?

CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol)の略称です。

麻には少なくとも80種類以上のカンナビノイドが含まれているといわれています。

カンナビノイドとは、アサ科植物に含まれる化学物質のことです。

その中の一つがCBDです。

麻の抽出物の40%ほどを占めることもあります。

麻にはTHCという成分も含まれています。

THCは向精神作用のある成分で日本の法律では規制されています。

それに対してCBDは、向精神作用がない成分です。

いくつかの試験から安全性と忍容性があるとされています。

アメリカではCBDを含有するエピディオレックスという医薬品が、アメリカ食品医薬品局(FDA)によって承認されています。

エピディオレックスはドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群によって起こるてんかん発作に用いられています。

1ml中には100mgのCBDが含まれています。

ニュージーランドではCBDは医師による処方薬となっています。

カナダでも処方箋での利用が可能です。

スウェーデンではCBDを医薬品に分類しています。


日本でのCBDの扱いは?

日本でもCBD製品を手に入れることができます。

多くの製品はアメリカやヨーロッパから輸入をしたものです。

日本製のCBD製品もありますが、原料となるCBDは海外から輸入をしています。

日本でのCBDの扱いは食品です。

サプリメント、オイル、リキッドなどの製品が販売されています。

マルチビタミン&ミネラル、ビタミンC、コラーゲンなどのサプリメントも、日本では食品扱いをされています。

食品なので医薬品のように効果・効能を記載することはできません。

しかし、医薬品は医師の処方がないと手に入れることができませんが、サプリメントなどの食品なら処方箋がなくても手に入れられるメリットがあります。

CBD製品は通販などで購入が可能です。

日本では医薬品として認められていませんが、日本てんかん協会はCBD医薬品承認に関する要望書を、ドラベ症候群患者家族会、日本小児神経学会、日本てんかん学会と連盟で厚生労働大臣宛てに提出しています。

CBDを含有するエピディオレックスの承認が期待されています。


CBDの摂取方法は?

医薬品は摂取方法を詳しく記載することができます。

薬局で処方箋をもらうときに、食後に飲んでください、食間に飲んでくださいなど支持されると思います。

しかし、CBDは医薬品ではないので詳しい摂取方法を製品に記載することができません。

つまり、どのようなタイミングで摂取してもよいです。

しかし、せっかく摂取するなら効果的な方法を選びたいものです。

では、どのように摂取するとよいのでしょうか。

CBDはリラックスを誘うといわれています。

そのため、イライラしているとき、気持ちをリフレッシュさせたいときの摂取がおすすめです。

眠気を誘うことがあるので、運転前や運転中には摂取をしないでください。

仕事をしていると人間関係や残業などでストレスを感じることがあるでしょう。

自宅で過ごしていても子どもが言うことを聞かないなど、イライラに悩まされてしまうことがあります。

そういったときの摂取におすすめです。

オイルの場合は舌下に数敵を垂らし、1分ほどそのままおいてから飲み込みます。

舌下から皮膚を通して吸収されるので、すぐに飲み込まずにしばらくとどめておきましょう。

CBDは苦味があるので、オイルを直接舌に垂らすと苦味が気になるかもしれません。

飲みにくいと感じたときには、飲み物に混ぜてみてください。

飲み物の味でCBDの味がわかりにくくなります。

カプセルタイプのサプリメントも味がわかりにくいです。

オイルをカバンの中に入れておいてこぼしてしまうと、カバンの中のものが汚れてしまいますが、カプセルならそういった心配がなく、持ち運びをしやすいです。

チョコレートやグミなどのお菓子にCBDを配合した製品もあります。


▼動画でも解説しています


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CBDとトリプトファンでストレスに打ち勝つ


ストレスの多い現代社会。うつ傾向、不眠などで悩んでいる人は少なくありません。

世界中で注目され、研究が進められている成分がCBDです。

CBDはうつ傾向や不眠に役立つ成分と考えられています。

では、CBDとはどんな成分なのでしょうか。


CBDとは

カンナビノイドとは、大麻草などアサ科植物に含まれる化学物質の総称です。

大麻草には80~114種類ほどのカンナビノイドが含まれていて、その中でも注目されているものがCBDとTHCです。

大麻草に危険なイメージを持っている方は少なくないことでしょう。

危険なイメージがある成分THCです。

THCは体内の受容体との親和性が高く、精神活性作用があり、幻覚や幻聴が引き起こされることがあります。

日本では禁止されている成分です。

CBDはTHCほど精神を活性化させる働きはない成分で、日本の法律では規制を行っていません。

WHOも安全性を認めている成分です。

生態にはエンカンナビノイドシステム(ESC)という、免疫・食欲・睡眠・運動機能などを調整する機能が備わっています。

ESCは加齢やストレスなどによって働きが衰えます。

CBDは体内の受容体に作用をすることでESCを調整をして、それによってさまざまな不調に働きかけることが期待されています。


CBDの働き

CBDはESCに働きかけることでリラックス感をもたらすといわれています。

それによって、睡眠へと誘うことが期待できます。

質のよい睡眠を手に入れるためには、気持ちが落ち着いていることが重要です。

気になることがあったり、イライラしたりしているときには、なかなか寝付けなかったという経験を持つ方もいることでしょう。

不安や不眠を抱える人たち72人を対象にした試験では、CBDを与えた人たちは1か月後には67%の人に不眠の改善が見られたと報告されています。

体の痛みが気になって眠れないこともあります。

CBDは炎症を抑えたり、痛みを抑えたりする働きがあるといわれ、痛みが原因で眠れないときにも睡眠をサポートしてくれることが期待できます。

CBDの摂取方法に決まりはありませんが、睡眠の悩みに関しては就寝30分から1時間前に摂取をするとよいでしょう。


うつ傾向や不眠の原因とは

うつ病の原因としては、セロトニンの不足が考えられています。

セロトニンは、脳内の神経伝達物質のドパミンやノルアドレナリンを調整する働きがある神経伝達物質です。

「幸せホルモン」とも呼ばれています。

うつ傾向の人はセロトニンが不足しているといわれています。

うつ症状に処方されるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、シナプスにおけるセロトニンの再吸収を阻害して、うつ状態に働きかけるものです。

不眠の原因には、ストレス、空腹、明るい光などさまざまありますが、質の良い睡眠のためにはメラトニンが必要です。

メラトニンとは、脳の松果体から分泌されるホルモンです。

体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替え、自然な眠りへと誘います。

メラトニンは目覚めてから14~16時間ほど経ちあたりが暗くなると分泌されます。

メラトニンはセロトニンから作られる物質です。

そして、セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから作られる物質です。

つまり、セロトニンを作るにも、メラトニンを作るにも、トリプトファンが必要なのです。


トリプトファンを含む食品

CBDを摂取するだけでなく、セロトニンやメラトニンの材料になるトリプトファンの摂取も大切です。

トリプトファンは体内では作ることができず、食事などから摂取する必要がある必須アミノ酸です。

トリプトファンを多く含む食品は、バナナ、大豆製品、乳製品、肉、魚、卵などです。

メラトニンが分泌されるのは目が覚めてから14~16時間後なので、夜分泌されるメラトニンの材料を朝に摂取することをおすすめします。

朝ごはんにゆで卵、納豆など食べればトリプトファンを摂取できます。

卵や納豆などは忙しくて調理の時間がない朝でも摂りやすいことでしょう。

時間がないときには、豆乳を飲むなど何かしら口にすることをおすすめします。

コンビニでもゆで卵や豆乳などを手軽に購入できます。


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心に活力を!セロトニンとCBDの関係性


ストレスは心身に影響を与え、場合によってはうつ状態や不眠を引き起こすことがあります。

CBDは身体機能の調整だけでなく、精神にも活力を与えるといわれています。

ここでは、CBDがどのようにこころに作用をするのか紹介していきます。


CBDとは

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイド類の一種です。

カンナビノイドとは、アサ科植物に含まれる化学物質の総称です。

大麻草には80~114種類ほどのカンナビノイドが含まれているといわれており、大麻草の種類によっては40%ほどをCBDが占めています。

大麻草と言うと不安なイメージを抱える方もいることでしょう。

大麻草に含まれる成分で問題となるのはTHCです。

THCは精神活性作用があり、幻覚や幻聴を引き起こすことがあります。

CBDはTHCのような精神活性作用はありません。

THCは日本の法律で規制されている成分ですが、CBDの規制は日本の法律ではありません。

CBDを手軽に摂取できるように、オイル、リキッド、サプリメントなどの製品が販売されています。


エンド・カンナビノイド・システムとは

エンド・カンナビノイド・システム(ECS)とは、体内にある身体調節機能のことです。

ECSは睡眠、免疫、食欲、痛み、運動機能などの調整にかかわっています。

ECSは、内因性カンナビノイド(エンカンナビノイド)と、それらと結合をする受容体であるCB1、CB2で構成されています。

CB1は神経細胞上に、CB2は免疫細胞上に多く分布をしています。

ESCは加齢やストレスの影響で機能が低下をします。

カンナビノイドが欠乏することによって、さまざまな不調が引き起こされると考えられています。

CBDはエンカンナビノイドを活性化して、ESCを促進することが期待されています。

THCは受容体への結びつきが強く、精神的にハイになってしまう成分ですが、CBDは受容体に間接的に働くため、劇的な精神への働きはないと考えられます。


うつ状態との関係は?

厚生労働省によると、日本人の100人に3~7人はうつ状態を経験しているとされてます。

現在、セロトニンの不足がうつ状態の原因だと考えられています。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質の一種です。

脳内の神経伝達物質であるドパミンとノルアドレナリンを抑制する働きがあり、精神を安定させます。

セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから生合成されます。

セロトニンが不足をすると、ドパミンとノルアドレナリンのバランスが不安定になり、2つのバランスが崩れることで不安、うつ、攻撃性などが引き起こされるといわれています。

「CBDはアナンダミドの分解を抑制する」「アナンダミドのシグナル伝達効果を促進する」と、2012年のドイツの研究者による試験で発表されています。

アナンダミドCB1に作用するエンカンナビノイドです。

脳や神経系に多く分布しており、幸福の分子と呼ばれています。

CBDがエンカンナビノイドに働きかけることで、心に活力をもたらすことが期待されます。

2011年に社会不安障害を抱える患者に対して行われた試験では、経口投与をすることで不安が軽減することが示唆されています。


CBDの摂取方法

日本で販売されているCBD製品には、オイル、リキッド、サプリメント、チョコレート、グミなどがあります。

日本では食品扱いされており、医薬品ではないため詳しい摂取方法を製品に記載することができません。

そのため、CBDの摂取方法に決まりはありません。

CBDを摂取するとあくびが出たり、眠気が出たりすることがあるので、運転中や運転前には摂取してはいけません。

これ以外のタイミングであれば、いつでも摂取することができます。

たとえば、朝起きた気分が沈みがちなときにCBDを摂取してみる、寝付けないときに摂取してみるというのでもよいでしょう。

オイルやサプリメントは持ち運びしやすく、職場などでもCBDを摂取できます。

また、セロトニンの分泌を活性化させるためには朝日を浴びることが重要です。

CBDを摂取するだけでなく、朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる習慣をつけることもおすすめします。


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CBDのアイソレートとフルスペクトラムの違い


CBDには「アイソレート」という用語がよく使われています。

CBD製品を購入しようとするとき、CBDに関して調べるときには、このアイソレートという用語を見かけることが多々あるはずです。

意味を知っている人もいるはずですが、意味を全く知らない人もいるでしょう。

したがって、CBD製品を利用するつもりの人や関心がある人はこのアイソレートの意味に関して知っておいてほしいです。

実際にCBDを使う際、選ぶ際にはこの用語が大きなキーになってくる場合もありますから。


CBDにおけるアイソレートとは何か?

CBDはアイソレートという言葉が使われることがありますけど、このアイソレートとは具体的に何を意味しているのでしょうか?

アイソレートに関しては、非常に純度の高いCBDという意味で使われています。

アイソレートのCBD製品について、99%CBDそのものという評価が可能で、純粋なCBDそのものを利用することができます。

つまり、純粋なCBDの効果を実感できると言え、そこがアイソレートの特徴になります。

一言で言えば、余計なものが一切入っていないCBD製品をアイソレートと呼ぶわけです。

CBDそのものを体感できればそれでいいという人にとっては、特におすすめの製品と評価できます。

ただ、このアイソレートについては、フルスペクトラムといった概念とやや似ています。

したがって、アイソレートとフルスペクトラムは何が違うのか?と疑問に感じる人がいるのではないでしょうか?

確かにこの2つは同じような側面を持っているので、詳しく知らない人にとっては混同してしまう可能性があります。

実際にCBD製品を購入して使うときには、両者の違いは重要と言えるため、そこに関しても理解しておきましょう。< p>


CBDにおけるアイソレートとフルスペクトラムの違いとは?

アイソレートはフルスペクトラムと概念が似ているため、この2つはどう違うのか?という点が気になるはずです。

フルスペクトラムは、CBDを含めたカンナビノイドが全て入っている製品のことを指しています。

フルスペクトラムに関してもCBDの純度は高いものの、こちらは余計なものが入っているという見方が可能です。

CBDにおけるフルスペクトラムはCBD以外にも、カンビノイド成分であるCBGやテルペンといった大麻草から抽出される成分が入っていますが、アイソレートには入っていません。

また、特に大きな存在がTHCで、これが微量ながら含まれているのがフルスペクトラムであり、アイソレートには一切含まれていない状況です。

THCは大麻の違法成分として知られていますが、これは一般的なCBD製品には微量ですが含まれているのが常識です。

しかし、基準値以下の状況となっているので法的には問題なく、一般的なCBD製品は合法的に使用できます。

ただ、微量ですら入っていないのがアイソレートになるため、このTHCに関して過度に気にする人であれば、アイソレートの方が向いているでしょう。

基準値以下であれば、THCが含まれていても人体に悪影響はまずありえないと言えますが、少しでも心配な人は知っておくと良いです。

アイソレートとフルスペクトラムに関しては、一応違いは存在していますから、こういった部分を把握してほしいです。


CBD製品に関してアイソレートとフルスペクトラムはどっちがいいのか?

これは何を求めてCBD製品を使うか?によると言えるでしょう。

単純に効果それ自体で言うならば、フルスペクトラムの方が高いと評価できなくはないです。

含まれているカンナビノイドの種類が豊富なだけに、お互いが相乗効果を発揮することができるためです。

そういった部分から、幅広い効果を期待することが可能なのがフルスペクトラムであり、そこはかなり魅力的と言えると思います。

だから、フルスペクトラムのCBD製品がもたらす効果に関して共感できる人、魅力を感じられる人であれば、フルスペクトラムはおすすめです。

一方で、CBDの安全性に関心がある人にとっては、THCの心配が皆無であるアイソレートはおすすめと言えるでしょう。

フルスペクトラムに関しても基本的に安全性に心配はいらないですけど、リスクが0ではない状況です。

アイソレートはTHCのリスクは0と言ってもいいような状況ですから、高い安全性を求めている人にはアイソレートの方が向いています。

そういった形で、それぞれメリットが異なる状況ですから、CBDに対して何を求めるか?でどっちが望ましいか?の結論は変わってきます。

自分が何を目的に、どんな部分にこだわりを持ってCBD製品を使っていくのか?そういった部分を考えてほしいと思います。


▼YouTube解説動画


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CBD化粧品とは?CBD化粧品の効果や使い方を解説


海外ではCBDを配合した化粧品が数多く販売されています。

日本でも海外のCBD化粧品が輸入されて、手に入れられるようになりました。

CBDは健康面だけでなく美容面でも注目されている成分です。

ここでは、CBD化粧品とはどのようなものなのか、どのような働きが期待できるのか紹介します。


CBD化粧品とは

CBD化粧品とは、大麻草に含まれるCBDという成分を配合している化粧品のことです。

化粧水、フェイスクリーム、ボディーローションなどの製品が日本では販売されています。

CBDはカンナビジオール(Cannabidio)の略です。

大麻草に含まれる有用な成分の総称をカンナビノイドといい、CBDは大麻草に含まれる80~114種類のカンナビノイドの中でも主要なものです。

もう一つ主要なものにTHCがあります。

THCは精神活性作用があり、日本では規制されていますが、CBDにはTHCのような作用はなく、日本の法律では規制されていません。

人間の体内にはエンド・カンナビノイド・システム(ECS)という仕組みが備わっており、免疫、食欲、睡眠などの働きを調整しています。

CBDはESCに働きかけることで、さまざまな力を発揮すると考えられています。


CBD製品の種類

日本で販売されているCBD製品には、オイル、リキッド、カプセルタイプのサプリメント、グミ、チョコレートなどがあります。

オイルはMCTオイルやココナッツオイルをベースにしてCBDを配合したものです。

舌下に垂らして摂取をします。

リキッドは専用のヴェポライザーを使用して吸引するものです。

さまざまなフレーバーが用意されています。

カプセルタイプのサプリメントは、CBDをカプセルに閉じ込めたものです。

カプセルに閉じ込めることでCBDの苦味が気になりにくくなっています。

グミやチョコレートは、一般的なお菓子のように食べられるものです。

CBD化粧品は、普段使っている化粧品と同じようなものにCBDが配合されています。

肌に塗って使用をします。

普段使っている化粧品と同じように使用できるので、生活に取り入れやすいです。


CBD化粧品に期待できる働き

CBDは抗炎症作用が報告されています。

炎症が起こっている部位には、赤み・腫れ・痛み・熱の症状がみられることが特徴です。

赤いニキビはアクネ菌によって炎症が引き起こされている状態です。

CBDは炎症を抑える働きが期待できるので、ニキビへの働きが期待できます。

CBDには抗菌作用もあり、この働きもニキビも改善をサポートすることが期待できます。

ニキビを潰してしまったり、炎症が長引いたりすると跡が残ってしまうので、跡を残さないためには適切な対処をすることが大切です。


CBD化粧品の使い方

CBD化粧品は、普段使っている化粧品と同じように使用できます。

まずは洗顔をして肌を清潔にします。

洗顔後の最初につけるものは化粧水です。

油分が多いものを先につけてしまうと、油分によって水分が弾かれてしまいます。

ブースターの場合は別ですが、洗顔後には最初に化粧水をつけましょう。

化粧水のつけ方には、手でつける方法とコットンでつける方法の2通りがあります。

肌への刺激は手でつけた方が少ないです。

コットンを使用する場合は毛羽立ちが肌への刺激になってしまうので、毛羽立ちを抑えるためにコットンが透けるくらいたっぷりと化粧水を浸み込ませてパッティングをしましょう。

その後に美容液、乳液、クリームの順番でケアをします。

美容液は使用してもしなくても構いません。

美容液の特徴は肌の悩みに特化していることです。

肌の悩みにあわせて選んでみてください。

乳液とクリームはどちらも油分が多い化粧品です。

油分を与え過ぎると肌がべたついてしまったり、肌に負担をかけたりしてしまうので、乳液かクリーム、使用はどちらか一方にしましょう。

適量を手に取り出して、顔全体に広げます。

乳液は柔らかいものが多いので顔全体に伸ばしやすいですが、クリームは固くて広げにくいことがあります。

顔全体に広げるために強くこすると肌の負担になるので、クリームが固い場合は手のひらで温めて伸びをよくするとよいでしょう。


▼CBD化粧品について詳しく解説


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CBDを摂取するのに効果的な時間帯は?CBDの摂取方法と時間帯、注意点について解説


健康への働きかけなどが期待されているCBD。

日本ではサプリメント、オイル、リキッドなどが販売されており、口から摂取することができます。

せっかく摂取をするのなら効果的な時間帯を選んで摂取したいと思いませんか。

では、いつ摂取するとよいのでしょうか。


CBDとは

CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol)の略です。

大麻草に含まれるカンナビノイドの一種で、大麻草の品種によっては大麻草から抽出される物質の40%ほどを占めることもあります。

大麻草と聞くと不安を感じることでしょう。

CBDは安全な成分で、WHOが安全性について認めています。

大麻草に含まれる成分で問題とされているのはTHCです。

CBD製品には、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートの3つがあります。

フルスペクトラムは、大麻草に含まれる成分をそのまま含有しているもので、CBD以外にもTHCやテルペン類などが含まれています。

ブロードスペクトラムは、大麻草に含まれる成分を抽出して、THCを取り除いたものです。

THC以外のカンナビノイド(CBDなど)やテルペン類が含まれています。

アイソレートは純度が高いもので、CBD以外の成分は含まれていません。

日本の法律ではTHCを規制しているので、日本で販売されているCBD製品はブロードスペクトラムまたはアイソレートです。


CBDの摂取方法

オイルの場合

CBDオイル製品はスポイトタイプの容器に入っています。

スポイトを使用して適量を舌の下に垂らし、60秒ほどそのままにしてから飲み込みます。

コーヒーやジュースなどの飲み物に混ぜて摂取することも可能です。


サプリメントの場合

錠剤ではなくカプセルタイプのサプリメントが多いです。

製品に記載されている目安量を水またはぬるま湯と一緒に飲みます。


リキッドの場合

CBDリキッド専用のヴェポライザーを使用して吸引をします。

リキッドを充填してからヴェポライザーの電源を入れます。

吸引をして終わったらヴェポライザーの電源を切ります。


チョコレート、グミ

CBDを配合したチョコレートやグミなどは、一般的なチョコレートやグミなどと同じように食べることができます。


使用する時間帯

医薬品ではないため摂取する時間帯に決まりはありません。

摂りやすい時間帯を選ぶとよいでしょう。

ただし、CBDを摂取するとあくびがでたり、眠気がでたりするので、運転前や運転中には摂取しないでください。

好きな時間帯に使用して構わないのですが、目的別におすすめの使用時間帯があります。


リラックスしたいとき

仕事や家事などに追われてイライラすることがありませんか。

イライラしたときには、CBDの摂取がおすすめです。

CBDオイルなら舌に垂らしたり、飲み物に混ぜたりして摂ることができるので、職場でも利用しやすいことでしょう。

チョコレートやグミなどのお菓子タイプでも手軽に摂取できます。

お菓子の甘さもリラックスの手助けをしてくれます。


運動後のケア

CBDを配合したクリームやバームなどは、運動後の筋肉のケアにおすすめです。

運動が終わってから肌に直接塗ります。

ペパーミントのような清涼感がある成分を配合していると、スーッとした爽やかさを感じられます。

怪我をしている部位や粘膜部分には使用をしないでください。


眠れないとき

なかなか寝付けないときには、就寝前の摂取がおすすめです。

眠る1時間くらい前に摂るようにします。

23時に眠るなら22時くらいに摂るとよいでしょう。


注意点

CBDは1日1500mg程度までなら安全に摂取できるといわれています。

多量に摂取をすると吐き気や頭痛が引き起こされることがあるので、1日摂取量を守るようにしてください。

製品によっては目安量が記載されているので、記載されている量を守るようにしましょう。

たくさん摂れば摂るほど体によさそうなイメージがありますが、そうではありません。

製品によって濃度が違うので、CBD濃度を確認しましょう。

たとえば、10%濃度のオイルと5%濃度のオイルでは、同じ滴数であっても摂取しているCBD量は違います。

濃度に気をつけないと過剰摂取になるので、必ず濃度を確認してください。


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CBDシャンプーとは?CBDシャンプーのメリット・デメリット、使い方を解説


口から摂取するCBD製品が一般的ですが、CBD製品にはシャンプーもあります。

普段使用しているシャンプーを変えるだけで、手軽にCBDを生活に取り入れることができます。

ここでは、CBDシャンプーとはどのようなものなのか、メリットは何なのか、どのように使うのかなどを解説していきます。


CBDシャンプーとは

CBDシャンプーは、大麻草に含まれるCBDをシャンプーに配合したものです。

大麻草には数多くの成分が含まれていますが、その中でも注目されているものがCBDとTHCです。

THCは精神作用が強く、幻覚や幻聴を引き起こすことがあります。

日本の法律では禁止されています。

CBDはTHCのような強い精神作用はありません。

体内にはCBDやTHCの受容体があり、全身に分布をしています。

この受容体に働きかけることで体の機能の調整をサポートすると考えられています。

日本の法律ではTHCを禁止しているため、日本で販売されているCBD製品にTHCは含まれていません。

第三者機関に成分分析を依頼し、THCを含まないことが確認されています。

また、成分の抽出方法にこだわっているメーカーもあり、有害な化学物質を使わずに抽出する超臨界二酸化炭素抽出法を採用していることがあります。

肌に直接触れるものなので化学物質が気になると思いますが、抽出方法にこだわっているメーカーのものであれば安心感があります。


CBDシャンプーのメリット

手軽に使える

CBDシャンプーは、普段使っているシャンプーと同じように使用できます。

普段使っているシャンプーをCBDシャンプーに変えるだけで、毎日手軽にCBDでケアができます。

手間がかかって面倒なことは続きません。手軽に使えと続けやすく、メリットといえるでしょう。


髪の毛をケアする

製品によってはCBDシャンプーにアルガンオイルや植物エキスなどを配合していることがあります。

CBD以外に配合されている成分によって、髪のツヤやハリがアップすることが期待できます。


頭皮と髪に優しい

CBDシャンプーは優しさにこだわって、合成香料・合成着色料・アルコールなどが無添加なことが珍しくありません。

頭皮や髪への優しさが考えられています。


CBDシャンプーのデメリット

種類が少ない

日本で販売されているCBDシャンプーは種類が多くはありません。

ドラッグストアに行くとシャンプー専用の棚が設けられており、さまざまなメーカーのシャンプーが販売されていますが、CBDを配合しているシャンプーはこのような多くの種類がありません。

一般的なシャンプーはハリケア、保湿ケア、うねりケアなどさまざまな髪の悩みにあわせたものがあります。

一方、CBDシャンプーは種類が少ないので髪の悩みにあったものを見つけるのが難しいかもしれません。


価格が高い

ドラッグストアなどで販売されているシャンプーに比べると価格が高いです。


CBDシャンプーの使い方

シャンプーで髪を洗う前にお湯で軽く汚れを落とします。

お湯をかけるだけでホコリや汗など簡単な汚れを落とすことができ、汚れを軽く落としておくことでシャンプーの泡立ちがよくなります。

手のひらにシャンプーを適量取り出して泡立て、泡を頭に乗せて洗います。

爪を立てて頭皮をこすると頭皮を傷つけるので、指の腹を使ってなでるように洗っていきます。

髪の生え際も丁寧に洗いましょう。

全体を洗い終わったら、ぬるま湯でシャンプーを洗い流します。

熱いお湯は頭皮を傷つけるので人肌くらいのお湯を使うとよいでしょう。

トリートメントが必要な場合はその後に使用をします。

適量を手に取り出して髪になじませた後、トリートメントを洗い流します。

頭皮につけるのではなく、髪につけることを意識して使用してください。

シャンプーやトリートメントを洗い流す際には、成分が残らないようによく流しましょう。

髪の生え際は流し忘れていることが多い部位です。

シャンプーやトリートメントの成分が残ってしまうと、頭皮にダメージを与えたり、毛穴のつまりの原因になります。

指の腹を使ってなでるようにしながら洗い流すと、流し忘れをしにくいです。

CBDシャンプーは毎日使用できます。


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CBDワックスとは?メリット・デメリット、使い方や注意点を解説


世界が注目しているといわれる成分がCBDです。

アメリカやヨーロッパではCBD製品を手軽に入手でき、日本でもCBD製品を手に入れられるようになりました。

CBD製品にはさまざまな形態がありますが、今回はCBDワックスについてメリット・デメリット、使い方などを解説します。


CBDワックスとは

CBDワックスとは、大麻草からCBDを抽出したものです。

固形状になっていて、CBDワックス専用のヴェポライザーを使用して吸引をします。

大麻草には80~114種類ほどのカンナビノイドが含まれていて、CBDはその中でも含有量が多い成分です。

大麻草と聞くと不安になる方もいると思いますが、日本の法律で禁止されているのは大麻草に含まれるTHCという成分です。

THCには精神活性作用がありますが、CBDはTHCとは全く別の働きをしており、精神活性作用はありません。

WHOが安全性を認めており、世界アンチ・ドーピング機構ではCBDを禁止物質とはしていません。

また、日本で販売されている多くの製品は成分分析をしており、THCが含まれていないことを確認しています。

輸入の際には必要書類を提出して輸入許可をもらっています。

このように安全な成分を使用してCBDワックスが作られています。


CBDワックスのメリット

CBDをワックスとして利用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。


複数のフレーバーがある

CBDはそのまま摂取をすると苦味を感じることがあります。

オイルはCBDとベースとなるMCTオイルやココナッツオイルのみで作られているため、苦味を感じやすいです。

一方CBDワックスはフレーバー付きのものが多く、苦味が気になりません。

さまざまな種類のフレーバーがあり、好みのものが見つかることでしょう。


濃度が高い

製品によって多少違いはありますが、CBDワックスのCBD濃度は90%程度です。

オイルの場合だとCBD濃度が5~10%程度のものが多く、それに比べると高濃度です。


コストパフォーマンスがよい

CBDワックスは1製品当たりの内容量が1g程度とわずかで、「たったこれだけ」と思うかもしれませんが、実はコストパフォーマンスがよいです。

CBDを5mg摂る場合、濃度5%のものと濃度90%のものを比べた場合、摂取量は濃度90%のものの方が少なくて済みます。

CBDワックスは濃度が高いので使用量が少なくてよいのです。


CBDワックスのデメリット

メリットだけでなくデメリットも存在します。


専用のヴェポライザーが必要

CBDのサプリメント、オイル、グミやチョコレートなどの食品は、そのまま口にすることができます。

しかし、CBDワックスの場合はそのまま口にするのではなく、専用のヴェポライザーを使用して吸引します。

CBDワックス専用のものがあり、それを用意する必要があります。


販売しているメーカーが少ない

オイルやサプリメントに比べるとCBDワックスを販売しているメーカーが少ないです。

選べる幅が狭くなってしまいます。


CBDワックスの使い方

吸引する

専用のヴェポライザーにセットをして吸引をします。

容器からCBDワックスをすくい、そのままヴェポライザーに充填をします。

電源ボタンを押すと加熱されるので吸引をします。

吸引が終わったら電源を切ります。


直接なめる

直接口にすることもできます。

容器から適量をすくいとり、舌の下に1分ほど留めてから飲み込みます。

舌下から吸収されるのですぐに飲み込まず、しばらく舌下に留めてください。


肌に塗る

CBDの受容体は肌にも存在しています。

適量を手に取り出して気になる部分に塗布します。


CBDワックス使用の注意点

CBDを摂取するとあくびが出たり眠気が出たりすることがあるので、運転前や運転中には摂取しないでください。

妊娠中・授乳中の方も摂取はしないでください。

病状がある方や薬を服用している場合は、医師に相談をしてください。

CBDワックスは濃度が高いので1日摂取量に注意が必要です。

特に直接なめる場合は大量に摂取してしまいやすいので注意が必要です。

少ない量からはじめて、体調をみながら量を調整してください。


▼動画でCBDワックスについて解説

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CBDバームとは?CBDバームのメリットや使い方、利用シーンについて解説


肌の乾燥が気になる方や運動後の筋肉ケアにおすすめな製品がCBDバームです。

ここでは、CBDバームとはどのようなものなのか、メリットは何なのか、どのように使用するのかを紹介します。


CBDバームとは

CBDバームとは、大麻草から抽出したCBDをバーム状の製品にしたものです。

バームの主原料はミツロウです。

ミツロウとは、ハチミツを巣から取り除いた後に残る蜜蜂の巣を構成する成分のことです。

巣に熱と圧力を加えたり、湯で溶かしたりして採取されます。

ビーワックスとも呼ばれる天然のワックスです。

保湿作用があり、リップクリームやハンドクリームなどの化粧品に使用されたり、食品にも利用されたりしています。

バームにはその他にもヘンプオイル、オリーブオイルなどの油脂が加えられています。

ミツロウだけでは固くてしようしにくいですが、他のオイルも加えることで柔らかみが生まれます。

また、オイルによって含まれる脂肪酸の種類が違い、複数のオイルを使用することでさまざまなオイルの働きが期待できます。

CBDは大麻草に含まれる代表的なカンナビノイドです。

CBDの受容体は体内や皮膚に存在をしていて、皮膚に塗ることでもCBDの働きが期待できます。


CBDバームのメリット

いろいろな使い方ができる

CBDバームは一般的なバームと同じ使い方ができて、顔に塗る、ハンドクリームとして使う、髪に使うなど、目的にあわせたさまざまな使用方法が可能です。

1つあるだけで重宝します。


保湿力が高い

バームには保湿力が高いミツロウが使用されています。

乾燥しやすい唇を守るリップとして使われることからもわかるように、高い保湿力で肌を乾燥から守ります。


いつでも使える

日本で販売されているCBDバームは小さいサイズだと内容量が60mlです。

手のひらに乗るサイズです。

コンパクトなのでカバンに入れても邪魔にならず、いつでもどこでも持ち運びができて、気になったときに使用できます。


香りが豊富

CBDバームには無香料のものや香りつきのものがあります。

香りには気分を高めたり、リラックスさせたりする働きがあります。

複数の香りが用意されているため、気分に合わせて選ぶことができます。


CBDバームの使い方

バームを適量取り出して気になる部分に塗布します。

ミツロウは気温が低くなると固くなる性質があるため、バームが固くなってしまうことがあります。

固い場合は手のひらで少し温めると伸びがよくなります。

固い状態で肌に乗せてもうまく伸び広がらないので、柔らかくしてから使用をしましょう。

粘膜部分や目、口は避けて使用をしてください。

傷がある場合もその場所は避けて使用をするようにしましょう。

CBDバームの多くは合成香料、合成着色料、アルコール、パラベンなどを使用していませんが、肌の状態によっては肌にあわないことがあります。

赤み、腫れ、かゆみなど皮膚に異常が出た場合は使用を中止してください。


使用シーン

リラックスしたいとき

CBDにはリラックスへと誘う働きがあるといわれています。

また、バームに加えられている香りにもリラックス作用が期待できます。

仕事で忙しいとき、イライラしていると、気持ちを切り替えたいときなどにおすすめです。


運動後の筋肉ケアに

ペパーミントオイルやカンファーオイル入りのバームは運動後の筋肉ケアにおすすめです。

ペパーミントには清涼感があり、カンファーオイルは抗炎症に働くといわれています。


就寝前に

心地よい香りは質のよい睡眠へと誘います。

ラベンダーの精油には酢酸リナリル成分が含まれていて、神経を沈静させる働きが期待できます。

心地よい眠りのためには気持ちが落ち着いていることが大切です。

ラベンダーの香りを使ったバームを使用すれば、香りが眠りに誘ってくれることが期待できます。


乾燥肌のケアに

バームは保湿力の高い成分を使用しているので、乾燥肌のケアにおすすめです。

バームだけを塗るとオイルのべたっと感が気になることがあるので、化粧水をつけて肌に水分を与えてからバームを使用することをおすすめします。

バームを先に塗ってしまうと水分をはじくので、先に化粧水をつけるようにします。


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CBDリキッドとは?CBDリキッドのメリットや摂取方法を解説


CBDはリキッド、オイル、パウダー、グミなどさまざまな形態のものから摂取できます。

ここではリキッドの特徴やメリット、使用方法について紹介します。


CBDとは

CBDはCannabidiol(カンナビジオール)の略称です。

大麻草に含まれるカンナビノイドの一種で、現在研究が進められており、薬理作用が期待されています。

大麻草に含まれる代表的なカンナビノイドには、CBDともう一つTHCがあります。

THCは精神活性作用があり、摂取をすると幻覚や幻聴が起こることがあり、日本の法律では規制されています。

CBDはTHCのような精神活性作用はなく、日本の法律で規制されていません。

日本でCBD製品を販売するためには、大麻取締法をクリアしている必要があります。

大麻取締法では、大麻草の葉と花穂、その製品を規制しています。

日本で販売されているCBD製品は規制対象外である大麻草の成熟した種子と茎を使用しています。

また、日本の法律ではTHCを禁止成分に指定しているので、日本で販売されているCBD製品はTHCを取り除いています。

THCを含まないことは第三者機関に検査によって確認されています。


CBDリキッドとは

リキッドとは「液体」という意味で、CBDリキッドは液体状のCBD製品のことです。

CBDのオイルやサプリメントは飲み込んで摂取をしますが、リキッドは吸引をして体内に取り込みます。

電子タバコのような吸引方法です。

CBD製品にはフルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートの3種類があり、日本で販売されているCBDリキッドはブロードスペクトラムまたはアイソレートです。

フルスペクトラムはTHCを含んでいますが、ブロードスペクトラムとアイソレートはTHCを含んでいません。

日本の法律では規制されておらず、THCフリーなら安心できます。

ブロードスペクトラムとアイソレートの違いはCBD以外の成分を含んでいるか、含んでいないかです。

ブロードスペクトラムにはCBD以外のカンナビノイドやテルペン類などが含まれていますが、アイソレートはその他のカンナビノイドやテルペン類は含有しておらずCBDだけです。


CBDリキッドのメリット

さまざまなフレーバーがある

CBDには独特の苦みがあり、オイルはCBDの苦味を強く感じやすい形態です。

それに対してリキッドの場合は、ピーチ、マンゴー、ストロベリーなどさまざまなフレーバーがあり、苦味を感じにくくなっています。


臭いがつかない

一般的な電子タバコは紙巻きタバコに比べれば臭いは少ないものの、服や髪につく臭いが気になります。

CBDリキッドの場合は煙が発生せず、服や髪に臭いがつく心配がありません。


コンパクト

一般的な紙巻きタバコと同じくらいの大きさ、ポケットやカバンに入れて持ち運びやすいです。

CBDにはリラックスへと誘う働きがあるとされています。

ポケットにしのばせておけば、イライラしたとき、気持ちをリフレッシュさせたいときなど、手軽にCBDを吸引できます。


CBDリキッドの摂取方法

CBDリキッドは電子タバコ(VAPE)にアトマイザーをセットして使用をします。

CBD専用のヴェポライザーという製品もあります。

VAPEとは違いCBD専用に開発されたCBDを効率的に吸引できる形になっています。

まずは、アトマイザーにリキッドを入れます。

次に電子タバコのスイッチをいれます。

リキッドが加熱されるので吸引をします。

吸引が終わったら電子タバコの電源を切ります。

吸引をするときには、できるだけ長く肺の中にリキッドを留めておくことがポイントです。

吸引をしてすぐに息を吐き出してしまうと、リキッドに含まれる成分が十分に体内に取り込まれる前に吐き出してしまうことになります。

リキッドを吸う・息を止める・吐くというように使ってみましょう。

また、リキッドの底に結晶が固まってしまうことがあるので、使用前には軽く振ります。強く振って中身をこぼさないように気をつけてください。

CBDを摂取すると眠気が出て来ることがあるので、運転前や運転中には使用しないでください。

妊娠中・授乳中の方も摂取しないようにしましょう。


▼YouTubeでもCBDリキッドについて解説しています

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CBDパウダーとは?メリット・デメリット・摂取方法を解説


CBD製品には、オイル、リキッド、パウダー、カプセルなどさまざまな形態があります。

ここでは、パウダータイプのCBDのメリットやデメリット、摂取方法を紹介します。


CBDパウダーとは

CBDパウダーとは、大麻草に含まれるCBDを粉末状にしたものです。

大麻草には少なくとも80種類のカンナビノイドが含まれているといわれており、その中でも注目されている成分がCBDです。

医療分野でも科学分野でも注目されており、現在多くの研究者によって研究が進められています。

日本では法律によって大麻草の花穂と葉の利用が禁止されていますが、CBDは法律で規制されていない成熟した種子と茎を使用しています。

CBDパウダーは大麻草から成分を抽出し、規制されているTHCを取り除いた原料を使用して製造されています。

第三者機関で検査されており、THCが含まれていないことを確認しています。

多くの場合、アメリカやヨーロッパから製品を輸入したり、輸入した原料をもとに日本で製造をしていますが、輸入は日本の法律を遵守し、必要書類を提出して行われています。

WHOはCBDの安全性について認めています。


CBDパウダーのメリット

持ち運びしやすい

日本で販売されているCBDパウダーは、小さな容器に入っているものが多いです。

小さな容器ならカバンに入れても邪魔になりません。

オイルの場合はココナッツオイルやMCTオイルなど油分が配合されているので、その分の重さがありますが、パウダーは水分を取り除いているのでオイル製品に比べると軽いです。

軽いことも持ち運びしやすい理由です。


いろいろな摂取方法ができる

そのまま口にする、飲み物に混ぜる、オイルに混ぜる、化粧品に混ぜるなど、さまざまな使い方ができます。

そのまま口にするのが苦手なら飲み物に混ぜるなど、ある使い方が苦手でも別の使い方ができる点がメリットです。


純度が高い

CBD製品には、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートの3種類があります。

フルスペクトラムとは、大麻草に含まれる成分をそのまま残しているものです。

CBD以外のカンナビノイドやテルペン類などが含まれています。THCも含有します。

ブロードスペクトラムはTHC以外のカンナビノイドやテルペン類などを含有するものです。

アイソレートは純度99%以上、CBD以外の成分は取り除いているものです。

CBDパウダーはアイソレートの製品が多く、純度が高いことが特徴です。


CBDパウダーのデメリット

こぼさないように注意

パウダーはさらさらしているので、取り出すときにこぼさないように注意が必要です。

1製品当たりの内容量が少ないのでこぼしてしまうともったいないです。


CBDパウダーの摂取方法

CBDパウダーはさまざまな方法で摂取ができます。


そのまま口に含む

アイソレートのCBDパウダーは、それほど味が気にならないのでそのまま口に含むことができます。

清潔なスプーンなどを使って適量を取り、舌の下にのせます。

そのまま60秒ほど置いたら飲み込みます。

舌の下では成分が吸収されやすくなっているので、すぐに飲み込まずにしばらくそのままでいましょう。


オイルに混ぜる

ココナッツオイル、オリーブオイル、MCTオイルなどに混ぜる方法です。

オイルにパウダーを加えて、よく混ぜてパウダーが溶けたら完成です。

サラダや納豆にかけたり、コーヒーやジュースなどの飲み物に混ぜたりして摂取をしてもよいし、そのまま飲み込んでもよいです。


はちみつに混ぜる

CBDパウダーは味が気になりませんが、味が気になって摂取しにくいようならはちみつに混ぜることをおすすめします。

甘味がパウダーの味を気にならなくしてくれます。

はちみつに適量のCBDパウダーを加えて溶かしたら完成です。

そのままなめる、パンなどにつけるなど、好みの方法で摂取してください。


化粧品に混ぜる

体内にはCBDの受容体が存在していて、受容体に働きかけることで体の調節に働きかけるといわれています。

CBDの受容体は皮膚にも存在していて、CBDパウダーを化粧品に混ぜて肌に使用することもできます。

シアバターや化粧水などに適量を混ぜて、普段のスキンケアをするときと同じように使用をします。


▼Youtube動画解説


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