2020年7月19日日曜日

MCTオイルとアマニ油の違い


健康や美容面で注目されているオイルが、「MCTオイル」と「アマニ油」です。
何となくよさそうなイメージがあるこの2つのオイルですが、違いがわかりますか。
CBDオイルの基材として利用されるMCTオイルと、アマニ油はまったく性質が違うものです。
ここでは、どんな違いがあるのか、どういった利用法があるのか紹介していきます。

MCTオイルとは

MCTオイルとは、ココナッツ油やパーム油から中鎖脂肪酸だけを抽出したものです。
ココナッツ油は中鎖脂肪酸が多いと注目されていますが、中鎖脂肪酸だけでなく多不飽和脂肪酸なども含まれています。
中鎖脂肪酸というのは炭素数によって分類した方法で、炭素数によって短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の3種類に分類されます。
脂肪酸は不飽和度によって分類することもでき、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。
中鎖脂肪酸は飽和脂肪酸です。多価不飽和脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種です。
さらに、中鎖脂肪酸は炭素数によってラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸、パルミチン酸などに分けることができます。
ココナッツ油はラウリン酸を49.1%ほど含み、カプリル酸とカプリン酸はそれぞれ6%前後含んでいます。
MCTオイルは中鎖脂肪酸100%で、カプリル酸とカプリン酸で構成されています。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて分子の長さが半分ほどです。
長鎖脂肪酸は小腸から吸収された後、リンパ管に入って、それから血液に入って全身を巡ります。
一方、中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸よりも水に溶けやすく、小腸から吸収されたら門脈を通って肝臓に運ばれ、エネルギーとして素早く利用できるようになります。

アマニ油とは

アマニ油とは、亜麻の実から抽出したオイルのことです。
アマニ油にはオメガ3系脂肪酸が多く含まれています。
オメガ3系脂肪酸は不飽和脂肪酸に分類されます。
不飽和脂肪酸は他にもオメガ6とオメガ9があります。
オメガ9は体内で作りだすことができますが、オメガ3とオメガ6は体内で作りだすことができず、食事などから摂取する必要がある必須脂肪酸です。
オメガ3系脂肪酸は細胞膜の原料になり、細胞膜に柔軟性を与えます。
乾燥肌の人は肌に潤いが生まれることが期待できます。
また、アマニ油の原料である亜麻の実にはリグナンという成分が含まれています。
リグナンには女性ホルモン様作用があり、女性ホルモンの働きを整えてくれることが期待できます。
日本で販売されている製品だと見かけることは少ないですが、海外のものだとアマニ油に亜麻の種子の粉末が配合されていることがあります。
オメガ3系脂肪酸は魚にも多く含まれています。
しかし、魚臭さが苦手、骨があって食べられないという方もいることでしょう。
そんな方にとって、アマニ油は手軽にオメガ3系脂肪酸を摂取できる存在です。

MCTオイルの使い方

一般的な油と違って、低温で煙が出たり、泡だったりするので、加熱調理には向いていません。
サラダ、コーヒー、ヨーグルト、ご飯、卵料理などに混ぜておいしく摂取できます。
味やニオイはほとんどしません。炒め料理に使うときには、調理の最後にかけるようにします。
食べ物や飲み物に混ぜる際の目安量は小さじ1杯です。
小さじ1杯で約41kcalあります。体によさそうなイメージのあるMCTオイルですが、摂りすぎるとカロリー摂取量が多くなって肥満のもとになります。
一度に多量に摂取をするとお腹がゆるくなることがあるので気をつけてください。
保管は常温で行います。

アマニ油の使い方

アマニ油に含まれるオメガ3系脂肪酸は酸化されやすい性質があるので、加熱料理には使いません。
サラダにかけたり、納豆やヨーグルトなどに混ぜて摂取をします。
スープや炒め料理に使う場合は、少し冷めてから加えるようにします。1日小さじ1杯程度から摂取してみましょう。
開封後は冷蔵庫で保管をします。
酸化されやすいので高温多湿・光を避けて保管をしてください。
遮光瓶に入っているものだと光の影響を抑えられます。
また、時間が経つほどに酸化が進んでいくので、開封後は1か月程度を目安の食べ切るようにします。
小さな容器に入っているものだとすぐに食べ切ることができ、ある程度酸化を抑えられます。



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