MCTオイルを摂取して胃痛が起こったことがありませんか。
健康やダイエットのために摂りたい、でも胃痛を起こしてしまうと摂取に抵抗を感じてしまいますよね。
そもそもどうして胃痛が起こるのでしょうか。
胃痛の原因や胃が痛くならないMCTオイルの摂取方法を紹介します。
胃痛の原因
食べ過ぎ
食べたものは胃に一定時間留められ、その後に小腸に送り届けられます。
食べ過ぎると胃に留まる時間が長くなり、胃もたれや胃痛の原因に。
三大栄養素とは炭水化物、脂質、タンパク質のことです。食べたものは消化しやすいものと消化しにくいものがあり、炭水化物とタンパク質は口の中や胃の中である程度消化することができますが、脂質は口や胃では消化できない栄養素です。
小腸に送られてから、そこで分泌される胆汁酸や消化液の働きを受けて消化されます。
脂肪が十二指腸に送られると消化管ホルモンのコレシストキニンが分泌されます。
コレシストキニンは脂肪の消化を進める働き上がる一方、胃の蠕動運動を抑制します。
そのため、脂肪分が多い食事をすると胃に食べものが長く留められて、胃もたれを起こしやすくなります。
飲み過ぎ
アルコールは胃粘膜にダメージを与えます。
胃酸から胃壁を守っている胃粘膜がダメージを受けてしまうことが胃痛の原因です。
アルコールの過度の摂取によって嘔吐や吐血などの症状が引き起こされることもあります。
ストレス
胃は自律神経の影響を受けています。
ストレスは自律神経の働きを乱し、それによって食べものを消化したり、胃から小腸に食べものを送り出す働きが弱まってしまったりします。
早食い
早食いをするとたいていよく噛めていません。
唾液には消化酵素が含まれていますが、よく噛まずに飲み込んでしまうと唾液の働きを十分に受けることができないまま、食べものが胃に送られてしまい、胃に負担がかかります。
MCTオイルの摂取方法
MCTオイルを一度に大量に摂取すると食べものが胃の中に長く留まってしまい、胃もたれ・胃痛の原因になります。
また、大量に摂取することで下痢が引き起こされることもあります。
ダイエットや健康によいといわれているMCTオイルですが、たくさん摂るほどによいというものではありません。
人それぞれ適切な量があるので、自分にあった量を探して摂取するようにしましょう。
はじめて摂取する場合は、小さじ1杯、5g程度から始めることをおすすめします。
体の調子を見て、慣れてきたら少し量を増やしてもよいでしょう。
胃痛を防ぐために、そのまま飲むのではなく、食べものや飲み物に混ぜるようにします。
そのまま飲むと胃に刺激を与える可能性があるからです。とくに朝起きたばかりのときや空腹時は胃の中に食べものがなく、オイルをそのまま摂取すると胃への刺激が強くなります。
MCTオイルは無味無臭なので、飲み物や食べものに混ぜても味をほとんど変えません。コーヒー、牛乳、豆乳、ジュース、ヨーグルト、味噌汁、サラダなど、さまざまなものとの相性がよいです。
胃痛を防ぐには、一緒に食べるもの・飲むものにも気を付ける必要があります。
コーヒー、紅茶、緑茶にはカフェインやタンニンが含まれていて、人によっては胃が刺激を受けます。
カフェインには胃酸分泌を促す作用があり、過剰に摂取すると胃粘膜障害を引き起こすこともあります。
カフェインの安全な摂取量は体格によって違います。
成人が1回の安全とみなされる量は3mg/kgまで、1日の安全とみなされる量は5.7mg/kgまでです。
コーヒー、紅茶、緑茶以外にも、チョコレート、ココア、エナジードリンクなどにもカフェインが含まれているので、1日摂取量に気をつけましょう。
MCTオイルの保管方法に注意
酸化した油を摂取すると胃に負担をかけてしまいます。
MCTオイルの酸化を防ぐためには保管方法に注意が必要です。
熱、光、酸素によって酸化が進むので、高温多湿、直射日光を避けて保管をしてください。
冷蔵庫に入れる必要はありません。
開封後はどんどん酸化が進んでいくので、1~2か月以内に使い切ることが望ましいです。
小さなボトルならすぐに使い切ってしまえると思うので、小瓶を購入してなるべく早くに使い切りましょう。
CBDオイルもオイルですので、MCTオイルと同じことが言えます。(CBDオイルの基材にMCTオイルは多々利用されてますので、いずれにせよCBDオイルユーザーも意識した方が良いです。)
管理方法、摂取方法を守り健康的に摂取してください。
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