池袋にあるCBD屋の本店の特徴や魅力


東京の池袋と言えば、渋谷や新宿と並んで副都心に数えられるエリアです。

東京の中心とも表現できる場所であるため、お店も非常に多く見られ、利便性が高い街と評価できます。

そんな池袋にはCBD屋というお店があり、ここはこの地域におけるCBD製品の販売店としては特に有名でしょう。

通販サイトもやっているところなので、こういった部分ですでに馴染みがあるという人もいるかもしれません。

この池袋にあるCBD屋はどんなお店なのか?その特徴は?という部分に関して、特に知っておくと良いです。


CBD屋池袋本店の特徴はどうなっている?

池袋にあるCBD屋は本店であり、CBD屋の中でも特に大きい店舗と言えます。

したがって、それだけお店自体は充実しているという期待を持つことができるはずです。

実際、お店の名前がCBD屋であるため、ここはCBD製品のみを基本的に扱っており、店内は所狭しとモノが並んでいます。

CBD好きの人からすれば、見ているだけで、ウィンドウショッピングをしているだけで心地いいと思えてくるような空間でしょう。

都内にはCBD製品について扱うお店はそれなりに多くあるものの、このCBD屋池袋本店にも注目をしてみるといいと思います。

また、このCBD屋に関しては通販も行っていて、楽天に出店している状況が確認できます。

したがって、店舗には行ったことはないけど、楽天を通じて何かを購入した経験がある人はいるかもしれません。

CBD屋池袋本店については知らない人でも、CBD好きならば意外とCBD屋自体は知っている可能性はあるでしょう。

だから、CBD屋池袋本店に関して、すんなりとイメージできる人がいても不思議ではないと言えるのではないでしょうか?


CBD屋池袋本店は池袋駅から歩いてすぐの場所にある

CBD屋池袋本店の最寄り駅はどこか?というと、あの池袋駅となっています。

したがって、池袋の街にありながら、ちゃんとターミナル駅である池袋駅のそばにあるわけで、そこは利便性が高いと言えます。

池袋駅は利用できる路線が数多く揃っている駅であり、都内のみならず、いろいろな場所から来ることができますから。

CBD屋池袋本店はその池袋駅から徒歩3分となっているので、距離はそんなにありません。

初めてお店に向かう人に関して、駅からこれだけ近いとなれば、迷う心配もほとんどないのではないか?と思われます。

アクセスが良いという部分は、お店の魅力になるため、実際にCBD屋池袋本店を訪れる際には覚えておいてほしいです。

ビルの中に入っているお店なので、遠目からでも分かりやすい状況ですし、恐らく初めての人でもすぐにたどり着けると思います。

池袋の付近に住んでいる人だけではなく、遠い場所に自宅を構えている人に関しても、池袋駅ならばアクセスは容易でしょうし、ぜひおすすめしたいです。


CBD屋池袋本店はTwitterをまめに更新している

CBD屋池袋本店では、Twitterを利用して、お店の情報を日々更新している状況がうかがえます。

したがって、CBD屋池袋本店に対して関心を持つならば、このお店のTwitterをチェックする必要性はどうしてもあります。

Twitterをチェックしないと困るわけではないものの、定期的にお得な情報が流れてくるので、メリットは存分に感じられるはずです。

例えば、お店に新商品が入荷したときには、それに関するツイートをしていたこともあるため、それで品揃えに関して随時知ることができます。

Twitterなどを使用して、お店の情報を発信すること自体は今の時代は珍しいとは言えませんけど、全部のお店がやっているわけではありません。

つまり、やっていないケースも多々ある中で、CBD屋池袋本店に関しては利用者に対して丁寧な対応をしている部分を見出せる状況です。

だから、実際にこのCBD屋池袋本店を利用していく予定がある人、利用を検討している人は、Twitterをまずチェックしてみると良いでしょう。

Twitterの内容を見れば、このCBD屋池袋店がどういうお店なのか?事前に予想できる、イメージできる面もあると思いますから。

それから実際のお店に行ってみるのも悪くないと思うので、そこは考えてみてほしいと思います。

CBD製品の気になるカロリー!ダイエットへの影響について


ダイエットをしている方は、食品のカロリーを意識しているのではないでしょうか。

口にする量は少ないですが、サプリメントなどのカロリーも気になると思います。

CBDは健康への意識が高い方が注目している成分です。

健康によいといわれるものでも、やはりカロリーは気になります。

では、CBDにはどれくらいのカロリーがあるのでしょうか。


CBD製品の種類

CBDは、大麻草に含まれるカンナビノイドの一種です。

日本では、産業用や研究目的以外での大麻草の栽培や所持が禁止されており、海外からCBDを輸入しています。

輸入の際には、成分分析書や写真などの提出が求められます。

日本で販売されているCBD製品には、以下のようなものがあります。


CBDオイル

ヘンプオイル、ココナッツオイル、MCTオイルなどにCBDを配合したものです。

スポイトタイプの容器が多く、摂取量を細かく調整できます。


CBDカプセル

CBDオイルをカプセルに閉じ込めたものです。

1粒あたりのCBD量がわかりやすくなっています。


塗るCBD

バームやクリームなど塗るタイプのCBD製品です。

ホホバオイルやシアバターなどが使用されている製品は、乾燥肌のケアにも役立ちます。


CBDリキッド

VAPEを使って蒸気化して吸引をするタイプです。


CBDを配合したお菓子

チョコレート、クッキー、グミ、キャンディーなど、お菓子にCBDを配合した製品もあります。


CBD製品のカロリー

CBD製品は、どのようなタイプなのかによってカロリーが異なります。


CBDオイル

CBDオイルは、スポイトを使用して1回あたり2~3滴ほどを摂取します。

スポイトの口の大きさによって1滴あたりの量は違いますが、スポイト1滴は0.03~0.05mlです。

1滴が0.05mlだとして、3滴摂取したとすると、1回あたりの摂取量は0.15mlになります。

CBDオイルは、ヘンプオイルやMCTオイルなどにCBDを配合したものです。

ヘンプオイルなどは100%脂質でできていて、タンパク質や糖質は含まれていません。

脂質のカロリーは1gあたり9kcalです。

オイル1mlは1gではありませんが、0.15mlのオイルにはおおよそ、0.15ml×9kcal=1.35kcalが含まれていることになります。


CBDカプセル

CBDカプセルはCBDオイルをカプセルに閉じ込めたものです。

カプセルには、ゼラチンや植物性のものが使用されてます。

カプセルの量はわずかでカロリーもわずかなので、CBDカプセルはCBDオイルとほぼ同じカロリーになります。


塗るCBD

口から摂取したものは、小腸などから糖、脂質、タンパク質が吸収されて、カロリーを取り込むことになりますが、塗るタイプのCBDは口から摂取はしないため、カロリーは気になりません。


CBDリキッド

CBDリキッドはVAPEを使って蒸気にして吸引をします。

蒸気を肺に取り込んで、しばらく肺の中に留めてから吐き出します。

蒸気なので、どれくらいのカロリーがあるのか定かではありません。


CBDチョコレート

一般的なチョコレートにCBDを配合したものなので、一般的なチョコレートとほぼ同じカロリーです。

チョコレートのカロリーは、100gあたり約600kcalです。


CBDクッキー

一般的なクッキーにCBDを配合したものなので、一般的なクッキーとほぼ同じカロリーです。

しかし、クッキーといっても製品によってカロリーが異なります。

CBD、おから、ヘンプシード、ヘンプパウダー、ココナッツオイルを使用した、あるCBDクッキーは1枚あたり38.4kcalとなっています。


CBDグミ

一般的なグミにCBDを配合したものなので、一般的なグミとほぼ同じカロリーです。

しかし、グミの大きさや使用されている原料によってカロリーが異なります。

一般的なグミの場合、1粒あたりのカロリーは7~16kcalです。


お菓子以外はそれほど気にするカロリーではない

CBD製品にはさまざまなタイプがありますが、お菓子以外の製品はカロリーは気にするほど含まれていません。

チョコレート、クッキー、グミ、キャンディーなどは、砂糖や油脂などを多く使用しているため、カロリーが高い傾向があります。

CBD業界における詐欺!困ったときや対処法について


CBD MAXという製品が詐欺ではないかとネット上で話題になっています。

CBDを試してみたいと思っている方にとって、詐欺と聞くと不安に感じてしまうことでしょう。

でも、本当にCBD MAXは詐欺なのでしょうか。

詐欺といわれる理由や被害を防ぐための方法を解説していきます。


CBD MAXとはどのような製品?

CBD MAXとは、CBDを使用しているVAPEです。

CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)の略で、大麻草に含まれるカンナビノイドといわれる物質の一種です。

大麻草に不安を覚えるかもしれませんが、WHOが安全性を認めています。

CBD MAXは、ストレスがあふれる現代社会に生きる方をサポートする製品です。

クールダウンしたいとき、すっきりしたいとき、活力を得たいときなどに役立ちます。

カートリッジの交換や液の補充をする必要はなく、そのまま吸引をすることが可能です。1本で400~500回ほど吸引でき、液がなくなったらそのまま捨てます。

ニコチンやタールは含んでいません。

日本食品分析センターで有害物質を含んでいないことを検査しています。

CBDの輸入に際しては、厚生労働省の指示に従って必要書類を提出しています。


CBDMAXが詐欺といわれる理由

CBD MAXが詐欺だというネット上の口コミを見ると、定期購入を解約できないというものが多く見られます。

定期購入は、毎月自動的に商品をお届けするコースです。

注文のし忘れがない、通常購入よりも安く購入できるというメリットがあります。

通常価格は15480円(税別)ですが、定期購入に申し込むと初回が500円(税別)で購入できます。

97%も安くなるのです。

初回の送料は無料です。

2回目以降は10980円(税別)+送料600円でお届けをします。

定期購入は4回以上の受け取りが条件です。

4回目の商品の受け取りが完了して5日後から次回商品発送の10日前までに連絡をすれば、解約することができます。

詐欺だと口コミをしている人たちは、解約ができなかったようです。

解約ができない理由は、4回商品を受け取っていないからです。

定期購入は4回以上の受け取りが条件なので、4回受け取る前には解約することができません。

このことは公式サイトに明記してあります。

解約できなかった、詐欺だと口コミをしている人たちは、定期購入の条件をよく読んでいなかったと考えられます。

CBD MAXは定期購入の条件を明記しているため、詐欺ではありません。


CBD MAXの解約方法

CBD MAXの定期購入は、4回目受け取り完了して5日後から次回発送の10日前までに連絡をすることで行えます。

この期間内に連絡をしないと、次回分は解約することができず、料金を支払わなければならず、お届け予定の商品が発送されてしまいます。

受け付けは電話で行っています。

受け付け時間が12時から17時(土日祝日除く)と決まっているので、注意をしてください。


困ったときは国民生活センターに相談

国民生活センターとは、商品やサービスなど消費生活全般に関する消費者からの苦情や相談を受けつけている機関です。

相談を受けるのは専門の相談員で、公正な立ち場で処理をしてくれます。

契約内容とは異なる、怪我をしてしまったなど、困ったことがあったときに相談できます。

消費者ホットライン118で受け付けをしています。


詐欺にあわないための対処法

詐欺にあわないためには、どうしたらよいのでしょうか。

まず、定期購入に申し込む際には、定期購入の条件をしっかりと読んでおくことが大切です。

商品ページに記載されているはずなので確認してください。

文字が小さいことがあり、わかりにくいのですが、面倒くさがらずに探して読みましょう。

値段につられて購入すると詐欺にあう可能性があります。安くお得に購入できると手を出したくなりますが、その製品が本当に安全なのか、商品紹介に偽りがないか確認をしましょう。

詐欺にあうような商品の場合、詐欺にあった人の口コミがネット上に書き込みされていることがあります。

口コミは信憑性が低いため、あくまでも参考ですが、口コミを調べてみるのもよいでしょう。

CBDオイルとグルテンフリー。メリットについて解説


テレビ、雑誌、コンビニ、スーパーなどで、グルテンフリーという言葉を目にしたり、耳にしたりするようになりました。

健康やダイエットを意識している人なら、グルテンフリーという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、「グルテンフリーって何?」という人もいるはずです。

健康を意識している人は、CBDオイルという言葉を聞いたこともあると思います。

グルテンフリーを意識している人なら、CBDオイルにグルテンが含まれていないのか気になるところです。

ここでは、グルテンとはどんなものなのか、グルテンフリーにはどのようなメリットがあるのか、CBDオイルにグルテンが含まれているのかなどを解説していきます。


グルテンとは

グルテンとは、タンパク質の一種です。

小麦にはグルテニンとグリアジンという2種類のタンパク質が含まれており、小麦粉に水を加えて練るとグルテニンとグリアジンが絡まって、グルテンが形成されます。

グルテニンには弾力があるけれど伸びにくい性質、グリアジンには弾力は低いけれど伸びがよく粘着力がある性質があります。

この性質を活かして、パン、パスタ、ラーメンなどが作られています。

小麦粉には、強力粉、中力粉、薄力粉があり、これは小麦中に含まれるタンパク質量によって分類をしています。

グルテンが多いのが強力粉、少ないのが薄力粉です。

小麦以外の食品では、大麦やライ麦にもグルテンが含まれています。

また、小麦を使用した醤油、カレー、シチュー、パスタ、ラーメン、パン、餃子、唐揚げ、お麩、クッキー、ケーキなどもグルテンを含んでいます。


グルテンの人体への影響

では、なぜグルテンフリーが注目されているのでしょうか。

小腸では、食べたものの栄養素が吸収されていますが、小腸にはバリアのようなものがあり、未消化な大きな分子の物質は吸収されないようになっています。

しかし、グルテンは腸のバリアを弱らせ、リーキーガットという状態にしてしまうことがあります。

リーキーガットとは、日本語にすると腸漏れのことです。

リーキーガットになってしまうと、本来は通すことがない大きな分子が腸を通過してしまいます。

グルテンは人間が持っている消化酵素では分解されにくい性質があります。

未消化の大きな分子の状態で小腸から吸収されてしまうことがあるのです。

リーキーガットになると、グルテンも腸を通過して体内に取り込まれてしまい、未消化のタンパク質が体内に入ることで、アレルギー反応、頭痛、倦怠感など、さまざまな不調が引き起こされるといわれています。


グルテンフリーのメリット

グルテンフリーを実践することでどのような効果があるのか、科学的に解明されていないようですが、グルテンフリーを実践することで心身に変化を感じている人がいるようです。

グルテンフリーを実践することで腸の荒れが治まり、肌の調子が整ってくることがあるようです。

肌は腸の状態を表すといわれています。

また、炎症が鎮まるのでそれによって体重が減少したという人もいます。

腸の調子が整うので、便通がよくなる、下痢が治まるといった変化も期待できます。

腸と脳はやり取りをしており、腸の状態が精神に影響を与えるといわれています。

腸の調子が整えば、心が安定する働きも期待できます。


CBDオイルにグルテンは含まれているの?

グルテンは、小麦、大麦、ライ麦などに含まれているタンパク質のことです。

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドのことです。大麻草にはグルテンは含まれていないので、CBDにもグルテンは含まれていません。

CBDオイルとは、ココナッツオイル、MCTオイル、ヘンプオイルなどのオイルをベースにして、CBDを混ぜ合わせたものです。

ココナッツにはグルテンは含まれていません。

MCTオイルは、ココナッツオイルやパーム核油を原料にして作られた、中鎖脂肪酸100%のオイルです。

グルテンは含まれていません。

ヘンプオイルは麻の実から抽出されるオイルです。麻の実にはグルテンは含まれておらず、ヘンプオイルにもグルテンは含まれていません。

つまり、CBDオイルはグルテンフリーな製品なのです。

フレーバーつきのCBDオイルも販売されていますが、フレーバー付きのものもグルテンフリーです。

麻の利用の歴史やCBDの安全性について


CBDは大麻草に含まれる成分です。

大麻草というと危険なイメージがあるかもしれませんが、CBDは安全な成分です。

そして、麻は古くから利用されてきた歴史のある植物です。

この記事では、麻の利用の歴史やCBDの安全性について解説していきます。


麻を衣服に活用

麻は天然の線維です。

現在は麻よりも綿を使用した衣服が主流ですが、明治以前の日本では綿よりも麻が衣服に使用されていました。

麻を使用した衣服には、次のような特徴があります。


丈夫で長持ち

耐久性があり、繰り返し洗濯機で洗うことができます。


優れた吸水性

吸水性に優れており、汗を吸ってさらりとした状態を保ちます。


使うほどに肌になじむ

なめらかさがあり、使うほどに肌になじんできます。


麻を神事に使用

神社を訪れると鳥居や拝殿にしめ縄がされていますが、伊勢神宮のしめ縄は麻で作られています。

また、鳥浜貝塚遺跡からは6種類の縄が出土しており、このうち2つは麻が原料ではないかといわれています。

大麻(おおぬさ・たいま)は、神事において穢れを祓うために使用するものです。

もともと、ヌサとは神にささげる布のことであり、多くの場合麻で作られていたため「麻」の字があてられています。

現在一般的なや大麻(おおぬさ)には、紙垂や麻苧がつけられています。

紙垂とは、しめ縄や玉串に取り付ける特殊な形に折った紙のことです。

麻苧は麻の線維を原料にした糸のことです。


麻の食用としての歴史

麻の実は食用にされていて、現在ヘンプシード、麻の実として販売されています。

麻の実は殻に包まれているので、殻を取り除いたものを食用とします。

日本で食べられるようになったのは、縄文時代からだといわれています。

麻の実には、マグネシウム、鉄分、亜鉛、タンパク質などの栄養素が豊富に含まれています。

また、人間には体内で合成できない必須脂肪酸がありますが、麻の実は必須脂肪酸のαリノレン酸も豊富に含んでいます。

栄養素のバランスがよいことから、スーパーフードと呼ばれています。

実からは油を搾取することもでき、ヘンプシードオイルとして販売されています。

オイルには必須脂肪酸のαリノレン酸が多く含まれています。


麻を土壌改良に活用

麻は根を深く張る性質があり、根が土壌深くまで伸ばされることにより、ふかふかに耕されます。

日本では、やせた土壌を改良するために活用されてきました。

また、土壌にたまった硝酸性窒素濃度を低減される働きもあるといわれています。

害虫に強く、農薬や化学肥料を用いずに栽培することが可能で、環境に配慮しながら栽培できる作物です。

不良な土地でも育ち、冷帯、温帯、熱帯、やせた土地での栽培が可能です。

砂漠の緑化につながることも期待されています。


CBDの歴史

CBDは海外では医薬品として承認している国があります。

カナダでは、多発性硬化症に伴う疼痛を緩和するための薬・ナビキシモルスが2005年に承認されています。

アメリカでは、ドラベ症候群などの治療に用いるエピディオレックスが2018年に承認されています。

日本では2019年にエピディオレックスを臨床試験として使用許可されました。


CBDの安全性について

CBDは大麻草に含まれる成分で、大麻草というと危険視する方もいることでしょう。

CBDはWHOが安全性を認めている成分です。

世界アンチドーピング機構は、CBDを使用禁止リストから除外しています。

大麻草にはTHCという成分が含まれていて、問題とされているのはTHCです。

THCには幻覚や幻聴を引き起こす作用があります。

一方、CBDには幻覚や幻聴を引き起こしたり、向精神作用はありません。

日本の大麻取締法では、大麻草の花と葉とそれを使用した製品が規制対象となっているため、CBDは大麻草の種子や茎から抽出をしています。

また、CBDの抽出に使用される大麻草は産業ヘンプというTHC含有量が少ないものです。

そして、日本に輸入をする際には成分分析書や写真など必要書類を提出する必要があります。

第三者機関で成分分析を行い、THCが0%であることを確かめています。

このような条件のもとCBD製品が輸入・販売されています。

政治家たちにCBDが注目される訳


政治家たちに一目置いてもらえるかもしれないと考えられる成分がCBDです。

アメリカやヨーロッパに比べると、日本ではCBD製品を手に取りにくいイメージがありますが、売り上げが上がれば政治家たちが一目置く可能性があります。

この記事では、CBDとはどのような成分なのか、政治とどうかかわるのか解説していきます。


CBDとはどんな成分?

大麻草には80~114種類ほどのカンナビノイドが含まれているといわれています。

さまざまあるカンナビノイドの中でも注目され研究が進められているものがCBDです。

医学的・科学的な面からの研究が多数報告されています。

大麻草は危険なイメージがあるかもしれませんが、CBDはWHOが安全性を認めている成分です。

危険なイメージがあるのは、マリファナを連想するからでしょう。

マリファナにはTHCという成分が含まれています。

THCは脳にある受容体への親和性が高く、幻覚・幻聴・精神錯乱などを引き起こすことがある成分です。

一方、CBDはTHCに比べて脳にある受容体への親和性が低く、幻覚や幻聴などを引き起こすことはありません。


日本で販売されているCBD製品

アメリカでは、複数の州がCBDに関する規制法を成立させています。

また、連邦政府もCBD市場の整備に役立つ基準づくりに着手しています。

アメリカでのCBD製品の売り上げは130億ドル、日本円にして1兆4000億円ほどにもなります。

それに対して日本では、CBD市場の拡大はアメリカほどではありません。

CBD製品の売り上げの統計が正確に取られていないようですが、CBD製品は通販サイトや一部の店舗でしか購入することができず、市場規模の様子がうかがえます。

日本で販売されているCBD製品には、オイル、リキッド、カプセル、バーム、クリームなどがあります。

大麻草にはCBD以外のカンナビノイドも含まれており、その中のTHCは日本の法律で規制されています。

そのため、日本でCBD製品を販売するためには、第三者機関で成分分析をしてTHCが含まれていないことを証明する必要があります。


CBD売上が上がることで政治家が注目する

日本では大麻草に関して規制がされています。

法律を変えるためには、多くの人にCBD製品を手に取ってもらう必要があるという意見があります。

多くの人がCBD製品を手に取り、売上が上昇をすれば、政治家が注目するようになります。

売り上げが増えることで、そこから得られる税金が多くなります。

そして、政治家が一目置くようになる可能性があるのです。

多くの人に手に取ってもらえるようになるためには、品質のよいCBD製品が出回ることが必要です。

CBD製品を手に取りにくいのは、怪しいイメージや危険なイメージがあるからです。

高品質な製品であれば、安心して手に取ることができるでしょう。

安心して手に取ってもらえるように、日本でブランドを立ち上げる日本人もいて、「WALALA」は日本のCBDブランドの一つです。


安心できるCBD製品とは

では、どのようなCBD製品なら安心できるのでしょうか。


THCを含んでいない

日本の法律ではTHCが規制されており、所持も使用もしてはいけません。

第三者機関で成分分析がされており、THCを含んでいないことが確認されている製品を選びましょう。


大麻草の栽培方法

CBD原料は海外で栽培された大麻草から抽出されています。

こだわりのあるメーカーは、有機栽培の大麻草からCBDを抽出しています。

化学費用や農薬を使用せずに栽培した大麻草を使用して、安全性にこだわっています。


CBD濃度

CBDは忍容性が高い成分で、1日1500mgまでの摂取なら安全だといわれています。

しかし、過剰に摂取すると頭痛や吐き気などがでることがあるため、初めて摂取する方はいきなり多量に摂取しないようにしましょう。

CBD濃度が低いものは量を微調整しやすいので、初めてCBD製品を試す人はCBD濃度が低い製品を選ぶことがおすすめです。


アレルギー物質

CBDをチョコレートやグミに配合した製品の場合、乳やゼラチンなど食物アレルギーの原因になる物質が使用されていることがあります。

アレルギーを持っている方は原料を確認してください。

CBDの元となるヘンプを使った料理を提供している恵比寿のレストラン


CBDに関しては、料理などに利用されることが普通にあるだけに、私たちの生活の中で身近な存在と評価できる面があるでしょう。

そして、CBDに使われているヘンプそのものを使った料理も世の中には存在しています。

ヘンプを料理に活用している状況があり、それに関しても同様に魅力を味わうことができるはずです。

ヘンプはCBDのもととなる存在だけに、ヘンプそのものの効果などに期待したい人はいるでしょう。

実際、世の中にはそんなヘンプを使用したレストランも存在していますから、興味のある人は利用してみると良いと思います。


恵比寿にあるHEMP CAFE TOKYOはヘンプ専門のレストラン

東京の恵比寿には「HEMP CAFE TOKYO」というレストランが存在していますが、ここはまさにヘンプ専門のお店です。

レインボー・ローフードという会社がプロデュースしたお店で、普段からCBD製品を使っている人には馴染みがあるようなレストランと言えます。

ヘンプを使用し、さらに安全な食事を提供するというコンセプトを持っている点が特徴です。

恵比寿にはもともと飲食店が多くあるので、その中で必ずしもHEMP CAFE TOKYOは目立つ存在ではないと言えます。

ただ、都会的な雰囲気が感じられ、人通りが多い恵比寿に立地している点は間違いなくメリットでしょう。

客足もかなり期待ができますし、利用する側にとってみても恵比寿という街は利便性を実感できるのではないでしょうか?

恵比寿は渋谷駅が近いため、いろいろな地域から向かうことがしやすいですし、そもそも恵比寿自体もかなり栄えていると評価できます。

だから、実際にHEMP CAFE TOKYOを利用するにあたっては、不便を感じる可能性は相当低いと言えるはずです。


メニューは基本的にすべてヴィーガンである

HEMP CAFE TOKYOのメニューを見てみると、ある特徴が存在している状況に気付くことができるでしょう。

それはフードメニューは基本的にすべて動物性食品を使っていないという点であり、ヴィーガンとしての特徴を有しています。

健康にいいということも言えますし、野菜を中心に普段の食生活を考えている人にとっては魅力的な部分と言えます。

実際、HEMP CAFE TOKYOのメニューを見ると、確かに動物性食品が使われていそうなものは見当たりません。

こういったものを使わなくても、十分に美味しい料理を作ることができるという自信があるのでしょう。

そして、メニューに関しては価格がどれも手ごろと言えるものであり、利用しやすい状況にあります。

恵比寿に立地しているだけに、高級なお店なのでは?と思う人もいるかもしれないですけど、実際はそうではありません。

ヘンプやCBDに興味がある人が気軽に立ち寄ることができる、そういったメリットを持っています。

フードメニューに関しては、基本的には数百円程度のものが多く、1000円以下で食べることができます。

1000円を超えるメニューもありますけど、多数派ではないですし、2000円を超えるものはほぼ見受けられません。


貸し切りでの利用をすることも可能となっている

HEMP CAFE TOKYOでは、もちろん個人で来店することができますけど、貸し切りでの利用も可能となっています。

貸し切りの場合には15名程度での利用となりますが、場合によってはそういう使い方もできるわけです。

HEMP CAFE TOKYOでは、割と個性的な料理をリーズナブルな価格で食べることができるので、大人数で利用すれば食事が進むケースも十分に考えられます。

実際、このお店ではパーティーに向いていると言えるような、個性的な軽食メニューが多く揃っています。

こういった部分により、HEMP CAFE TOKYOを大人数で貸し切りたいという需要は普通に存在すると思います。

ヘンプやCBDに普段から関心がある人以外に関しても、こういう機会を利用してもらうと良いのではないでしょうか?

ヘンプが使われた料理を食べる機会というのは日常の中でそうはありませんから、HEMP CAFE TOKYOの利用に関して、貸し切りは非常におすすめです。

また、このHEMP CAFE TOKYOにおいては料理教室も行っており、食事をするだけのだけのお店ではありません。

料理に興味がある人にとっては、そういった形での利用も可能となっているため、覚えておくといいと思います。

CBDとサティバは共存するか。目的から見えてくる違いを解説


CBDは大麻に含まれる成分です。

サティバは麻の品種の一つです。

どちらも「麻」という点では同じですが、この2つは何か違う点があるのでしょうか。

この記事では、CBDやサティバとはどのようなものなのかを解説していきます。


CBDとは

CBDはカンナビジオール(Cannabidiol)の略称で、大麻草に含まる成分です。

大麻草には80種類以上のカンナビノイドが含まれており、CBDはその中の一種です。

大麻草にはTHCという成分も含まれていますが、この成分は日本の法律では規制されています。

そのため、日本に輸入されるCBD製品は、THCを取り除いた原料を使用しており、第三者機関の検査によってTHCが含まれていないことを確認しています。

また、日本の法律では大麻取扱者でない場合、大麻草の花穂や葉の栽培、譲り受け、譲り渡しを禁止しています。

しかし、種子と茎はその限りではありません。

そのため、CBDは大麻草の種子や茎から抽出をしています。

麻にはさまざま品種がありますが、CBDは産業用ヘンプ(Industrial Hemp)を使用しています。

アメリカやカナダではTHCが0.3%以下、ヨーロッパではTHCが0.2%以下のものを産業用ヘンプとしています。


サティバとは

サティバは麻の品種の一つです。

東南アジア、中央・南アフリカ、中央・南アメリカなどの暖かい地域に生育しています。

花をつけてから成熟するまでには、10週間以上かかるとされています。

収穫まで90日ほどの時間がかかる品種です。

サティバは、土のような香りやディーゼル燃料のような香りがします。

医療大麻として用いられており、抗不安、抗うつ、日中の沈静に働きかけます。

多幸感多をもたらす、刺激を与える、エネルギッシュになるなどの働きがあるとされています。

大麻取締法でいう「大麻」とは、カンナビス・サティバ・エルのことです。


CBDとサティバは何が違うの?

CBDとは、大麻草に含まれる成分のことです。

一方、サティバは成分の名前ではなく、麻の品種のことです。

また、CBDはオイルやリキッドなどが健康食品として販売されていますが、サティバは医療の現場で用いられています。

CBD製品の商品説明を読んでも、どのような品種の麻から成分を抽出しているのか記載されていません。

サティバから抽出されたCBDを選びたいと思っても、判断することができないのです。


CBDに期待できる働き

サティバには、多幸感を与える、刺激を与えるといった働きがあるとされています。

CBDの場合は、リラックス作用があることが報告されています。

睡眠の質に悩む方、リラックスしたいとき、このような場面でサポートしてくれることが期待できる成分です。

たとえば、寝つきで悩んでいる方の場合は、就寝前に摂取をしているようです。

リラックスすることで寝つきがよくなる、睡眠の質が改善するといったことが期待できます。

ただし、眠気がでることがあるので運転前や運転中には摂取してはいけません。

また、安全な成分ですが妊娠中・授乳中の方は摂取しないでください。


CBD製品の選び方

CBD製品を選ぶときには品種ではなく、CBD含有量やTHCの有無を確認しましょう。

医療用でない場合、1日にどの程度の量のCBDを摂取すると効果的なのか明らかにされていません。

CBDは忍容性が高い成分で、1日1500mgまでなら摂取しても問題ないとされています。

しかし、多量に摂取すると頭痛や吐き気などの症状が出てしまう人がいるので、最初は少ない量から摂取するようにしましょう。

オイルの場合は、5%濃度や10%濃度のものが多くで回っています。

初めてCBDを摂取する方は、少ない濃度の製品を選らぶとよいでしょう。

日本に輸入されるCBD製品は、第三者機関で検査をしてTHCが含まれていないことを確認し、必要書類を提出しています。

しかし、厚生労働省の麻薬取締部がTHCを含有している製品を発見しています。

THCを含んでいる製品を所持していると違法になります。

CBD製品を購入する際には、THCが含まれていないことを確認しましょう。

きちんとしたメーカーや製品であれば、成分分析表を公開しています。

アマニ油のメリットとデメリット、扱い方法の注意点とは


アマニ油は健康によいといわれている油です。

健康によいというとメリットばかりのように感じますが、アマニ油にはデメリットも存在します。

この記事では、アマニ油のメリットとデメリット、扱い方法の注意点を解説していきます。


アマニ油とは

アマニ油とは、アマ科の一年草「アマ」という植物の種子から抽出した油のことです。

アマニ油には、オメガ3系脂肪酸しょくじなのαリノレン酸が豊富に含まれています。

αリノレン酸は体内で合成できないため、食事などから摂取する必要がある必須脂肪酸です。

普段調理に使う機会が多く、日常的に摂取している大豆油の場合、リノール酸が52%、リノレン酸が6.6%ほど含まれています。

リノール酸も必須脂肪酸ですが、摂りすぎると炎症の原因になるといわれています。

それに対し、アマニ油の場合は、リノール酸が16%、リノレン酸が58.5%ほど含まれていて、リノール酸に比べてリノレン酸の含有量が多くなっています。


アマニ油に期待できる働き

脳機能の改善

αリノレン酸は、体内でEPAやDHAに変換されます。

魚を食べると頭がよくなるといわれていたことがありますが、これは魚にはEPAやDHAが豊富に含まれているからです。

DHAは脳に働きかけて、集中力、処理能力、判断力を高めるといわれています。


アトピーやアレルギーの予防

リノール酸の過剰摂取は炎症を引き起こし、アトピーやアレルギーの原因になります。

αリノレン酸の場合はリノール酸とは反対の働きを持っており、炎症を鎮めます。


血液さらさら

αリノレン酸は体内でEPAに変換されます。

EPAには血栓を防ぐ働きがあることが報告されています。


アマニ油のメリット

必須脂肪酸を摂取できる

必須脂肪酸は体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。

オメガ3系脂肪酸は魚に多く含まれているのですが、魚の臭いが苦手、骨があって食べられない、ベジタリアンで食べられないという方もいます。

そのような方にとってアマニ油は必須脂肪酸の摂取源になります。


リノール酸とリノレン酸のバランスを取る

リノール酸とリノレン酸は摂取バランスが大切で、4:1の比率で摂取するとよいといわれています。

しかし、日本人はリノール酸の割合が多くなりがちです。

普段使用しているサラダドレッシングをアマニ油に変えるなどすると、リノレン酸の摂取割合を増やすことができます。


アマニ油のデメリット

油なのでカロリーが高いです。

1gあたりのカロリーは9kcalで、タンパク質と糖質が1gあたり4kcalなことに比べると、1gで多くのカロリーを摂取してしまいます。

健康によさそうなものでも、摂りすぎれば肥満につながり、肥満は生活習慣病のリスクを高めます。


酸化しやすい

アマニ油は酸化しやすい油です。

酸化した油を摂取すると、腹痛や下痢を起こすことがあります。


加熱調理に使えない

酸化しやすいため、加熱調理には向きません。

揚げ物、炒め物などには使用しないでください。


アマニ油の扱い方法注意点

アマニ油は酸化しやすいため、保管方法に注意が必要です。

熱によって酸化が進むので冷蔵庫で保管をします。

オメガ3系脂肪酸は冷蔵庫に入れても固まりません。

光にも弱いので、遮光瓶入りのものか箱入りのものを購入するようにします。

保管する際も光に当たらないようにします。

熱で酸化が進むため、加熱調理には使用せず、納豆、サラダ、豆腐など加熱しない料理にかけて摂るようにします。

普段摂取している油の量を減らさずにアマニ油を摂取するようになると、1日のトータルでの油摂取量が増え、カロリー摂取量が増えます。

摂取カロリーが過剰に多くなると肥満につながるので、アマニ油を増やした分、他の油の摂取量を控えましょう。

揚げ物を控える、オイルサラダドレッシングをアマニ油に変えるなどすれば、脂の過剰摂取を抑えられます。

開封後は酸化が進むので、1か月を目安に使い切るようにします。

1日の摂取量が少ないとなかなか油が減らないので、小さなサイズのものを購入するとよいでしょう。

1日の摂取量は小さじ1杯程度が目安です。

一度に多量に摂取をするとお腹がゆるくなることがあります。

MCTオイルとえごま油。違いとそれぞれの働きについて


CBDオイルの基材として有名なMCTオイルも、えごま油も健康的な油として注目されているものです。

では、この2つにはどういった働きが期待でき、どういった点が違うのでしょうか。


MCTオイルとは

MCTはMedium Chain Triglycerideの略で、MCTオイルは中鎖脂肪酸100%のオイルのことです。

中鎖脂肪酸は、ココナッツオイルやパーム核油に多く含まれています。

母乳や牛乳にも含まれており、普段から摂取をしています。

MCTオイルはココナッツオイルは中鎖脂肪酸が60%ほどで、長鎖脂肪酸なども含んでいますが、MCTオイルはココナッツオイルなどから中鎖脂肪酸だけを抽出したもので、中鎖脂肪酸100%でできています。

私たちが普段口にする機会が多い菜種油、コーン油、大豆油などは、長鎖脂肪酸を多く含んでいます。

長鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸というのは、脂肪酸の長さのことです。

脂肪酸は炭素がつながった構造をしています。炭素数が5~12個のものを中鎖脂肪酸、13個以上のものを長鎖脂肪酸と呼んでいます。

中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて、脂肪酸の長さが約半分です。

このような特徴があるので、長鎖脂肪酸とは性質が異なります。

MCTオイルの主成分の中鎖脂肪酸は水になじみやすい性質があり、糖などと同じように小腸から吸収されて、門脈を通って肝臓に届き、分解されます。

長鎖脂肪酸の場合は代謝経路が違い、小腸から吸収されてリンパ管や静脈を通り、脂肪組織・筋肉・肝臓などに運ばれて、必要に応じて分解・貯蔵されます。

すぐに肝臓に届くので素早くエネルギーになる油です。


MCTオイルに期待できる働き

エネルギーになりやすい

MCTオイルは長鎖脂肪酸に比べて素早くエネルギーになる特長があります。

そのため、スポーツときのエネルギー補給として使われています。


脳のエネルギー源

MCTオイルの主成分である中鎖脂肪酸は、体内でケトン体に変化しやすい特徴があります。

ケトン体は脳のエネルギー源になります。そのため、脳の栄養不足を助ける働きが期待されています。


えごま油とは

えごま油はしそ油とも呼ばれている、えごまの種子から抽出される油です。

「ごま」と名前につきますがゴマ科の植物ではなく、シソ科の植物です。葉や花は大葉(シソ)に似ています。

韓国ではえごまの葉を食べる習慣があります。

えごま油の特徴は、オメガ3系脂肪酸のαリノール酸が豊富に含まれることです。

大豆油にはαリノール酸が6.6%ほどしか含まれていないのですが、えごま油には60%ほど含まれています。

オメガ3系脂肪酸は必須脂肪酸で食事などから摂取する必要があります。


えごま油に期待できる働き

脳機能の維持

脳の約65%は脂質でできています。

脂質にもさまざまな種類があり、良質な脂質を摂ることは脳機能を維持するために大切なことです。


細胞膜の材料になる

細胞は脂質を原料にした膜で包まれています。

この膜を通じて細胞内と細胞外のやり取りが行われています。

えごま油などに多く含まれるオメガ3系脂肪酸は、柔軟な細胞膜を作り、細胞内と細胞外の栄養素や情報のやり取りをスムーズにする働きが期待できます。


肌に潤いを与える

潤いのある肌を保つためには、肌の油分と水分のバランスが取れている必要があります。

オメガ3系脂肪酸は細胞膜の原料になり、潤いのある肌をサポートします。


MCTオイルとえごま油の違い

MCTオイルとえごま油では、含まれる脂肪酸の種類が違います。

MCTオイルは中鎖脂肪酸、えごま油は長鎖脂肪酸です。

中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸というのは、脂肪酸の炭素数による分け方で、その他にも二重結合の有無による分け方もあります。

MCTオイルは二重結合を持たない飽和脂肪酸で、えごま油は二重結合を持つオメガ3系脂肪酸です。

飽和脂肪酸は必須脂肪酸ではありませんが、オメガ3系脂肪酸は必須脂肪酸です。

二重結合の有無によって酸化のしやすさが違います。

MCTオイルは酸化しにくい油です。

一方、えごま油は酸化しやすい油です。

そのため、加熱調理には向かず、サラダ、納豆、豆腐などにかけて食べます。

MCTオイルは酸化しにくいのですが、加熱をすると煙が出ることがあるので加熱調理には使用しません。