CBDが腸に対して期待できる作用と働き


急にお腹が痛くなる、お腹がすっきりしない、便秘がちなど、腸のトラブルを抱えている方は少なくありません。

この記事では、さまざまな疾患への働きが期待されているCBDの腸への働きについて解説していきます。


腸内環境と健康との関連

脳腸相関とは、脳と腸が互いに影響しあっていることを示す言葉です。

たとえば、ストレスを感じるとお腹が下ってしまうことがありますが、これは脳が自律神経を介して腸に指令を伝えるからです。

脳から腸への働きかけだけでなく、ある種の細菌が腸に存在することで不安を感じるなど、腸から脳に影響を与えることもあります。

人間の腸には100兆個以上の腸内細菌が棲みついており、腸内フローラといいます。

腸内に棲みつく最近は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けることができます。

善玉・悪玉というのは人間にとって有益かどうかの判断によるもので、悪玉菌も人間の体に対して何らかのよい影響を与えているのではないかといわれています。

腸内では糖などをもとに腸内細菌によって乳酸、酢酸、プロピオン酸などが生産されています。

これらが大腸の働きを助けたり、代謝に影響を与えたりしています。

腸内細菌が人間の体に影響を与えていると考えられており、腸内環境を整えることの重要性がいわれています。


過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは、検査を行っても潰瘍や炎症といった器質性疾患がみられないにもかかわらず、下痢、便秘、腹痛などの症状が現れることをいいます。

日本人の10~15%が過敏性腸症候群に悩んでいるといわれます。

男性よりも女性の方がやや多く、男性は下痢型、女性は便秘型に悩む傾向があります。

原因は明らかになっていませんが、知覚過敏や精神的ストレスが原因だと考えられています。

ストレス軽減、食事療法、薬物療法、運動療法などによって治療を行います。


CBDが過敏性腸症候群に働きかける?

過敏性腸症候群は腹部に痛みを伴うことがあります。

痛みのコントロールにかかわる受容体がCB1です。

CB1に内因性カンナビノイドが働きかけることで、痛みが軽減されることが期待できます。

CBDは鎮痛作用が期待されている成分です。

そのため、過敏性腸症候群の腹部痛に対しての働きが期待できそうです。

過敏性腸症候群は精神的ストレスが原因ではないかと考えられています。

そのため、治療ではストレスの軽減を図るのですが、ストレスが全くない生活を送ることは難しく、ストレスをなくそうとするほどストレスを感じてしまうことがあります。

CBDはストレス軽減にも役立つとされる成分です。

CBDの摂取によってよく眠れるようになったと感じる人がいますが、これはリラックス作用によるものです。


CBD製品の選び方

では、腸への働きを期待するにはどのようなCBD製品を選ぶとよいのでしょうか。

CBD製品には、オイル、リキッド、カプセルなどさまざまな形態があります。

腸のトラブルを抱えている方は、特定の成分に対して腸が過敏に反応してしまうことがあるので、CBD製品に配合されている成分に気をつけましょう。

CBDオイルには、CBDとヘンプオイルやMCTオイルなどの油脂が使用されています。

リキッドには香料が使用されています。

カプセルタイプはCBDオイルをカプセルに閉じ込めたもので、植物性カプセルやゼラチンカプセルが使用されています。

購入前に成分を確認しましょう。

チョコレートやグミなどお菓子にCBDを配合したものがありますが、これはおすすめできません。

お菓子には砂糖が使用されますが、砂糖は悪玉菌の好物で腸内環境を悪化させます。

CBD配合のチョコレートやグミなどは砂糖の代わりの甘味料を使用しているものがありますが、甘いものの摂取はできるだけ控えが方がよいでしょう。


CBDオイル摂取の注意点

一度に大量に油を摂取するとお腹がゆるくなることがあります。

CBDオイルの使用量は数滴なので、一度に大量に摂取することはないと思いますが、摂取量に気をつけましょう。

薬を飲んでいる方、通院中の方は、CBDを摂取する前に医師に相談をしてください。

自己判断でCBDを摂取したり、薬の服用をやめたりしないようにしましょう。

クルクミンとCBDオイルの相性が良い理由


クルクミンを配合したCBDオイルが販売されています。

実はクルクミンとCBDオイルは、相性がよい組み合わせといえそうなのです。

この記事では、クルクミンとなどのような成分なのか、CBDと一緒に摂るメリットは何なのか、などを解説していきます。


クルクミンとは

クルクミンとは、ウコンなどに含まれるポリエフェノールの一種です。

ポリフェノールとは植物の苦味や色素などの成分のことで、クルクミンは黄色い色素成分に分類されます。

クルクミンという名前は、アラビア語で黄色を意味する「クルクム(kurkum)」が由来になっています。

色鮮やかな黄色で、たくあん、ねり製品、りんごのシロップ漬けなどに使用されます。

クルクミンは古くから利用されており、インドや中国では黄疸に効く生薬として、日本では江戸時代中期ころに肝臓や胃腸の薬、強心薬として使用されてきました。

クルクミンは脂溶性で水にはあまり溶けません。

光に当たると褪色しやすく、独特の香りや味があります。


クルクミンに期待できる効果

肝機能を高める

クルクミンには胆汁の分泌を促す働きがあります。

胆汁とは、肝臓から分泌される消化液のことです。

水と油は混ざりにくく、胃から十二指腸に流れてきた脂肪分はそのままでは消化酵素の働きを受けにくく、分解されにくい状態です。

胆汁は水に混ざりにくい脂肪分を胆汁酸内に溶かしこみ、膵液に含まれる消化酵素の働きを受けやすくします。

胆汁には消化酵素は含まれていません。


悪酔いを防ぐ

アルコールの体内での分解過程で二日酔いの原因物質であるアセドアルデヒドが生じます。

アセドアルデヒドはさらに分解されて、最終的には二酸化炭素と水になり、排泄されます。

アセドアルデヒドが長く体内にとどまってしまうと、翌日は二日酔いを起こすことがあります。

クルクミンは胆汁の分泌を促し、胆汁にはアセドアルデヒドの分解を促進する働きがあります。

これによって悪酔いを防ぐ働きが期待できます。


コレステロール値を下げる

胆汁に含まれる胆汁酸はコレステロールから生成されます。

胆汁酸の分泌が促されることでコレステロールが胆汁酸の生成に使われ、胆汁酸を便として排泄させることができれば、コレステロール値が低下することが期待できます。


美肌

クルクミンには抗酸化作用があります。

老化の原因といわれる物質が活性酸素で、活性酸素は細胞を傷つけてシミ、シワ、たるみなどの肌悩みを進行させます。

活性酸素はコラーゲンやエラスチンにダメージを与えて、弾力を低下させます。

これによって肌にシワやたるみが生じます。

活性酸素の影響を受けるとメラニンの生成が促され、メラニンが肌から排泄されずに残ってしまうとシミができます。

抗酸化成分は活性酸素を除去し、それによって美肌効果が期待できます。


脳の活性化

カレーを食べると脳が活性化するという報告があります。

クルクミンを含むウコンはカレーに使用されるスパイスです。

被験者にカレーまたはコントロール食を食べてもらい、作業記憶と視覚探査を必要とするテストを行った結果、脳が活性化されて問題をたくさん解けるようになったと報告されています。


CBDとクルクミンを一緒に摂るメリット

抗酸化作用

CBDもクルクミンも抗酸化作用のある成分です。

抗酸化成分を摂取することで活性酸素が除去され、美肌効果をサポートします。

一緒に摂取することでその効果が高まることが期待できます。


吸収がよくなる

クルクミンは脂溶性の成分なので水には溶けにくく、油に溶けやすい性質があります。

CBDオイルには、ヘンプオイル、MCTオイル、ココナッツオイルなどの脂肪分が使用されており、クルクミンの吸収をサポートします。


味が気になりにくい

クルクミンは味が気になる成分です。

ウコン配合ドリンクは飲みやすいように加工されていますが、クルクミンだけで摂取すると味が気になってしまいます。

CBDオイルとクルクミンを配合した製品はカプセルになっており、カプセルに成分を包み込むことで味がわかりにくくなっています。


色がつかない

クルクミンは黄色い色素成分で食品などに色付けすることに使用されています。

衣服に黄色い色がついてしまう心配がありますが、CBDオイルと一緒に配合したカプセル製品なら、色がつく心配がありません。

CBDでオーソモレキュラー療法の効果を高める


オーソモレキュラー療法は、投薬に頼らず根本的に病気を治していこうと、栄養素を用いて治療を行う方法です。

CBDは日本ではサプリメント扱いですが、治療現場で使用されることがあります。

オーソモレキュラー療法もCBDも薬に頼らない方法です。

この記事では、オーソモレキュラー療法とはどのようなものなのか、どうやってCBDを生活の中に取り込んでいけばよいのかなどを紹介していきます。


オーソモレキュラー療法とは

古くは恐れられていた感染症も、現在は投薬によって改善できるようになりました。

しかし、西洋医学が発展をしても、うつ病、高血圧、糖尿病など慢性疾患は患者数が増え続けています。

オーソモレキュラー療法は「栄養療法」「分子整合栄養医学」とも呼ばれている、適切な食事やサプリメントによる栄養素を用い、体の細胞の機能を向上させ、病気を治していこうとする治療方法です。

オーソモレキュラー療法は3つの輪によって成り立っています。


1.栄養療法

人間の体には自然治癒力が備わっています。

自然治癒力を発揮させるために大切なものが栄養素です。

栄養素の過不足は血液検査の結果から読み取ることができます。

オーソモレキュラー療法では、主にサプリメントを用いて栄養を補っていきます。


2.血糖値の調整

食事をすると本来であれば血糖値の上昇や下降は緩やかな曲線を描くのですが、何らかの理由で血糖値が急激に高くなったり低くなったりしてしまう人がいます。

血糖値の低下は体調面に影響を与えます。

血糖値の調整は、食事やサプリメントでコントロール可能です。


3.高濃度ビタミンC点滴療法

アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患、うつなどの精神疾患、がんなどの悪性疾患に対しては、高濃度ビタミンC点滴療法を行うことがあります。

点滴を用いてビタミンCを血液中に入れていく方法です。


オーソモレキュラー療法の治療の流れ

まずは血液検査からはじまります。

オーソモレキュラー療法では、60~70項目と詳細にデータを取ります。

血液からはさまざまな情報を読み取ることができ、血液検査データから栄養状態を読み取っていきます。

人間ドッグでは異常が見つからなかったけど何となく不調、といった原因を見つけ出せることもあります。

血液検査のデータをもとに主にサプリメントを用いて栄養素を補っていきます。

しかし、サプリメントを飲んでいるから食事をおろそかにしてもよいのではありません。

オーソモレキュラー療法では食事から栄養素を摂ることを重視し、食事からだけでは不足する栄養素はサプリメントで補っていきます。

使用するサプリメントは、GMP工場で製造されている、高品質・高濃度・高純度なものです。

コミュニケーションも大切なものだと考えています。

たとえば、アトピー性皮膚炎やうつの方は、ストレスで症状が悪化をすることがあります。

オーソモレキュラー療法では、十分な知識と経験を持つ管理栄養士や医師が、血液検査データの解説、適切な食事の提案、カウンセリングなどを行っていきます。


CBDに期待できる働き

体内にはCB1、CB2というカンナビノイド受容体があります。

これらを含むシステムのことを内因性カンナビノイドシステムといいます。

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドのことです。

CBDは内因性カンナビノイドシステムの受容体に結合し、体の働きの調整をサポートします。

海外では、さまざまな疾患に対してCBDオイルの利用が試みられています。

その一部を紹介すると、不眠症、嘔吐、うつ病、てんかん、糖尿病、不安障害などがあります。


CBDの利用方法

オーソモレキュラー療法は化学的な薬に頼らずに不調を改善していこうという治療方法です。

CBDは化学的ではない、麻由来の自然な成分です。

では、どのように生活の中にCBDを取り入れていけばよいのでしょうか。

まずは製品選びです。

日本の法律では大麻草に含まれるTHCは規制されているため、THCを含んだ製品は使用してはいけません。

海外製品はTHCが混入している可能性があるので、日本で販売されている信頼できるメーカーのものを選びましょう。

CBD製品には、オイル、リキッド、バーム、カプセルなどさまざまな形態があるので、利用しやすい形態のものを選びましょう。

持病を持っている方や服薬をしている方は、CBD摂取について医師に相談をしてください。

はじめは少ない量から摂取をし、体調をみて量を調整します。

製品に記載されている量を守って摂取をしてください。

CBDに関連のあるお店が六本木には多くある


CBDは実際にお店に行くことで楽しむことができる場合がありますけど、都内では六本木は熱い場所です。

こういった大都会になると、多種多様なお店を見つけることができ、その中にはCBD関連のお店も存在しています。

したがって、都内に住んでいる人、または六本木にアクセスしやすい場所に住んでいる人は、CBDに関心を持つチャンスがあると言えます。

六本木に向かう機会があるならば、CBDを体験できるお店を利用してみるのもおすすめでしょう。

気軽にCBDを味わえる環境はそうはありませんから、やはり六本木は特別な場所であると実感できるはずです。


六本木にはノンアルコールバーにてCBDを味わうことができる

六本木にはいろいろなお店がある中で、「0%」というバーが新しくオープンしました。

これは六本木のアートコンプレックスビルであるANB TOKYOの1Fにあるのですが、コンセプトが面白いです。

というのも、この0%というバーはノンアルコールドリンクを提供するお店だからです。

ソフトドリンクではない、アルコールでもない、そんな変わった飲み物を堪能できるお店として、2020年にオープンしました。

ドリンクメニューはノンアルコールのみで非常に充実しており、その中にはCBDオイルも含まれています。

したがって、この0%では、CBDオイルを注文して堪能することが可能となっており、非常に魅力的な側面があると言えます。

さらにフードは全てがヴィーガン対応な点も特殊で、このような部分で特徴を見出すことができるお店です。

CBDがメインというわけではないものの、CBDを含めていろいろなドリンク、フードを楽しむことができる画期的なバーと評価できます。

六本木にはこういった存在がある事実は、多くの人たちに知っておいてもらいたいです。


六本木にはCBDのポップアップショップも存在している

六本木には他にもCBDに関係のあるショップが存在しており、それが「mint ~cafe & pub ropppongi~」になります。

こちらはポップアップショップとなっており、CBDがより身近に感じられる、そんな体験ができるお店です。

ここではCBD製品の試飲が体験できるため、そもそもCBDはどんなものなのか?どんな味なのか?をチェックすることができます。

実際、CBD入りのコーヒーなどが提供されていますし、あとは各種商品の店頭販売も行っているので、みどころが結構あります。

CBDに関してあまり詳しく知らない、でも興味があるような人にはもってこいのお店と言えるでしょう。

もちろん、CBDへの関心が非常に高い、普段から利用しているような人にとっても楽しめる状況となっています。

したがって、CBDに関して何らかの興味を持っている人ならば、十分におすすめできるお店と評価できるはずです。

駅からも近いので、アクセスしやすい点も魅力でしょうし、六本木に関してCBDのお店と言えばこのmint ~cafe & pub ropppongi~は覚えておきましょう。


六本木はCBDの聖地とも呼べる場所

すでに紹介した2店は代表的ですが、それ以外にもCBDを体験できる、CBDに関連があるようなお店は存在しています。

だから、CBDに関心がある人は六本木の街を巡ってみると良いのではないでしょうか?

六本木という街に対するイメージが変わる可能性があるでしょうし、多くの発見ができるエリアという認識にもなるでしょう。

六本木は最先端という印象が浮かびやすいところですから、CBDに関しても同様の評価ができるはずです。

そこまで世間に定着していないものに関して、六本木はいち早く取り入れている状況が多く確認できます。

都内でCBDに関連があるお店を見つけることは、必ずしも容易いとは言えないでしょう。

お店が存在しているエリアは一部に限られているため、都内であっても探すのは難しく感じる場合もあります。

しかし、六本木はこういった感じで、割とお店があるため、CBDを楽しめる環境は十分に揃っていると評価できるはずです。

まさにCBDの聖地とも表現できる場所ではないか?と思われますから、CBDと六本木というキーワードはセットで覚えておきましょう。

CBDとアスタキサンチンの相性と効果


CBDは抗酸化作用が期待できる成分です。

抗酸化作用が期待できる成分は他にもさまざまあり、アスタキサンチンもその一つです。

CBDとアスタキサンチンを配合した製品が日本で販売されています。

この記事では、アスタキサンチンとはどのような成分なのか、CBDと一緒に摂取することのメリットとは何かなどを解説していきます。


アスタキサンチンとは

アスタキサンチンは、カロテノイドという天然色素の一種です。

カロテノイドにはアスタキサンチンの他に、リコピン、ルテイン、βカロテンなどがあります。

カロテノイドは人間の体内では合成することができません。

アスタキサンチンを含むものは、カニ、エビ、サケ、イクラなどです。

海洋生物に主に含まれているため、海のカロテノイドとも呼ばれています。

アスタキサンチンは赤い色素成分で、これらの生物は赤い色をしています。

カニやエビはややくすんだ赤色をしていますが、それはタンパク質とアスタキサンチンが結合をしているからです。

加熱をするとタンパク質とアスタキサンチンの結合が離れて、鮮やかな赤色になります。

トマトやスイカも赤色をしていますが、これはアスタキサンチンでなくリコピンの色です。

アスタキサンチンの特徴は、高い抗酸化作用があることです。

老化の原因は活性酸素だといわれています。

紫外線を浴びる、呼吸をする、ストレスを感じるなど、日々体内で活性酸素が発生をしています。

「活性」というと体によさそうなイメージがありますが、活性酸素とは反応性の高い酸素のことで、細胞のさびつきを進行させます。

アスタキサンチンなど抗酸化作用のある成分は、活性酸素のダメージから守る働きがあります。


アスタキサンチンの働き

アンチエイジング

美肌の大敵が活性酸素です。

呼吸をしていても活性酸素が体内で発生をするので、活性酸素の影響から逃れることはできません。

しかし、活性酸素によるダメージを軽減することならできます。

アスタキサンチンは抗酸化作用が高い成分で、アンチエイジング効果が期待できます。

活性酸素はメラニンの生成を促してシミの原因となりますが、高い抗酸化作用によって活性酸素を抑えることで美肌効果も期待できます。


筋肉疲労の軽減

筋肉を動かすエネルギーは主に糖質と脂質ですが、運動強度が高くなると筋肉内のグリコーゲンの使用割合が増えます。

運動を長く続けられるかは、グリコーゲンの備蓄量が影響を与えます。

エネルギーが切れてしまえば、筋肉を動かすことは困難です。

アスタキサンチンにはグリコーゲン使用量を抑制する働きがあり、筋肉疲労を軽減する働きが期待されています。

また、筋損傷を軽減する働きもあるといわれます。

ランニングや筋トレなど激しい運動を行うと筋肉痛が誘発されることがありますが、その原因は活性酸素だといわれています。

アスタキサンチンには活性酸素のダメージから守る働きがあるので、筋損傷を抑える働きがあると考えられます。


動脈硬化の予防

動脈硬化の原因だといわれているものが、酸化した悪玉コレステロールです。

酸化した悪玉コレーステロールが血管壁に沈着することで動脈が固くなっていきます。

アスタキサンチンは抗酸化作用があり、悪玉コレーステロールの酸化を抑制します。

これによって動脈硬化を予防する働きがあると期待されています。


CBDとアスタキサンチンを一緒に摂取するメリット

さまざまなCBD製品が販売されていますが、CBDとアスタキサンチンを一緒に配合した製品も販売されています。

では、一緒に摂るとどのようなメリットがあるのでしょうか。


抗酸化作用

CBDもアスタキサンチンも抗酸化作用のある成分です。

同時に摂取をすると高い抗酸化作用が発揮されることが期待できます。


吸収がよい

CBDもアスタキサンチンも脂溶性で油と相性がよい成分です。

CBDオイルやCBDカプセルは、ヘンプオイルやMCTオイルなどの油脂が使用されています。

油脂と一緒にCBDやアスタキサンチンを摂取すれば、吸収がよくなることが期待できます。


運動をする人に

CBDはアスリートにも注目されている成分です。

アスタキサンチンは筋肉疲労を軽減する働きが期待できるので、運動をする人にとってCBDとアスタキサンチンの組み合わせはピッタリだといえそうです。

CBDにおいて活用されているネットワークビジネスの特徴や魅力


CBDはその効果の魅力度において、巷では徐々に評判が高まってきています。

したがって、その利用者数も増えてきているわけですが、それに伴ってネットワークビジネスとしても利用されつつあります。

ネットワークビジネスにおいて扱われるアイテムはいろいろな品が存在していますけど、CBD製品もその中に含まれつつある状況です。

つまり、CBD製品を販売する側が、ネットワークビジネスという手法を用いて、世の中に多く売ろうとしているわけです。

CBDとネットワークビジネスの相性はいいのか?という点も含めて、この話題に関して知っておきましょう。


ネットワークビジネスとはそもそも何か?

「ネットワークビジネス」という言葉を聞いたことがそもそもあるでしょうか?

「ネットビジネス」とは違うので、そこをまず混同しないようにしないといけません。

ネットビジネスは、インターネット上で行うビジネスの総称であり、その範囲は非常に広いと言えるでしょう。

しかし、ネットワークビジネスに関しては、インターネットが直接関係しているわけではない点に注意です。

これは会社が消費者などの存在を利用して、特定の製品の売り上げを高めていく手法となっており、一部の会社が実際に採用しています。

ネットワークビジネスに関しては、消費者を販売員として利用し、自社製品の売り上げ増につなげていくやり方になります。

具体的に言うと、自社製品の購入者に販売員となってもらい、その人の知人などに製品を紹介して買ってもらう状況と言えます。

実際に、製品を買ってもらうことができれば、紹介をした人に一定の報酬が支払われるわけです。

ネットワークビジネスを上手く活用すると、自社製品の売り上げが伸び、しかも効率的にそれが実現できると評価できます。


CBDとネットワークビジネスの相性はどうか?

ネットワークビジネスはいろいろな製品において使われている状況にあるものの、その中にはCBDも含まれています。

つまり、CBD製品の売り上げを高めるために、ネットワークビジネスという手法を活用しているケースが実在します。

これは国内のみならず、国外も含まれており、世界に目をやると割と広く行われている状況に気付くでしょう。

実際、CBDに関して言えばその存在を知らない人もいるため、まずは認知度高めないと売れない可能性があります。

したがって、認知度を高めるためにはどうすればいいか?となりますが、消費者が次の消費者を見つけるというやり方は非常に効果的でしょう。

すでにCBD製品を使用した人が、それを知らない人などに対して説得力のある説明をして、購入意欲を持ってもらえるように画策するわけですから。

ネットワークビジネスを利用すると、CBDの認知度は自然と上がっていき、さらに購入意欲も上がる可能性が大いにあります。

実際、CBDの魅力は非常に大きく、その事実を知れば一気に興味を持つ人は大量にいるかもしれません。

だからこそ、まずはCBDについて知ってもらう、魅力を理解してもらう方法が重要で、消費者が新たな消費者を生むようなネットワークビジネスは有効と評価できるはずです。


CBD利用者にとってもネットワークビジネスを行うことはメリットがある

ネットワークビジネスは当然ながら、その会社にとってメリットがあるからこそ行う手法です。

しかし、そのネットワークビジネスにかかわる消費者側、販売員側の人間にももちろんメリットはあります。

自身が体感したCBDを利用してお金を稼ぐことができるわけですから、日々の生活の延長線上にビジネスが存在しているわけです。

特定のCBD製品を利用していれば、それに関しては非常に詳しい状況と言え、特に勉強などをする必要はありません。

自身の普段の生活で得た経験、知識を使ってそのままビジネスにつなげることができますから、そこは大きな魅力でしょう。

ネットワークビジネスというのは、マルチ商法に似たビジネス形態のため、違法じゃないのか?という疑問があるかもしれません。

ただ、基本的にネットワークビジネスもマルチ商法も合法であり、そこは特に心配する必要はないと言えるでしょう。

だから、ネットワークビジネスに興味があるのであれば、それを考えてみるのも良いのではないでしょうか?

CBDに関するヨーロッパの事情や普及度合い


CBDは日本以外の国でも評判が高く、実際に多くの利用者に愛用されている状況があります。

国外に目を向けると、アメリカの話題は特に多いですけど、近年ではヨーロッパに関しても人気が高まってきています。

ヨーロッパはいろいろな国があるため、必ずしも多くの国で共通とは言えないものの、全体的には普及がかなり進んでいます。

そして、日本とは違う事情があるので、それによってCBDに対する捉え方も異なっていると言えるのですが、どんな違いがあるのか?は知っておきましょう。

ヨーロッパのCBD事情を見ていると、CBDに関する日本の未来を想像できる可能性もありますから。


ヨーロッパでは医療用大麻がそもそも普及している

日本人からすると、大麻は危ない薬物というイメージですが、海外ではそうとも言えない部分があります。

例えば医療用大麻に関しては、世界各国で割と評判が高い状況が確認できます。

ヨーロッパもその1つで、この地域では医療用大麻に対する悪いイメージはほとんどありません。

日本が厳しすぎるのでは?と思えるほどに、ヨーロッパなどの世界各国では大麻が徐々に解禁されつつあります。

医療用大麻はその1つで、こういった状況を見ると日本と世界では大麻に対する認識が大きく異なっている状況が理解できます。

大麻に対して寛容な面が確認されれば、当然ながらCBDに関しても評判は高くなるはずですし、実際ヨーロッパの中ではかなり普及しています。

CBDについては日本でもある程度は人気ですけど、ヨーロッパに関しては大麻への理解があるため、評判の高さは日本よりも上なのでは?という雰囲気すら感じられます。

実際、ヨーロッパに旅行に行くと、その状況を実感しやすいと言えるはずです。


ヨーロッパではどの程度CBDが普及しているのか?

ヨーロッパは大麻やCBDが割と普及していると言いましたが、実際どの程度そういった状況が確認できるのでしょうか?

CBDに関しては、合法となっている国を数えることができるので、そこからある程度は判断ができます。

ヨーロッパの場合には約30か国存在しており、EUの加盟国よりも多い状況となっています。

つまり、ヨーロッパ全体としてCBDを普通に使用することができる状況であり、そこは日本と同様です。

どの程度日常に溶け込んでいるのか?については、数値では表すことが難しいですけど、日本よりも日常のアイテムとして感じやすい面はあるでしょう。

日本の場合、CBDに対して知識がある人の場合はともかく、そうじゃない人の場合には大麻由来という部分でネガティブな印象を抱く人がいますから。

こういった点により、日本とヨーロッパにおけるCBDに対する印象の違いは少なからず感じられます。

日本の場合には愛好家が使っているイメージですが、ヨーロッパでは大衆に広まっている国が多くあると言えるでしょう。


ヨーロッパではどのような用途でCBDを使用しているのか?

ヨーロッパにおいてCBDが割と普及している状況が確認できたと思われますが、彼らは何の目的でCBDを使っているのでしょうか?

国ごとに微妙な差はありますけど、全体的に言うと健康効果、またはリラックス効果という面が大きいです。

CBDの効果は多様であるため、どういう効果に期待をするか?に関してはかなり幅広く、一概には言えない面を持っているでしょう。

ただ、全体の傾向で言えば、ヨーロッパの人たちは健康効果、リラックス効果を狙って使用している状況が見られます。

この2つはCBDの効果としてはメジャーであり、日本人においてもちろんこういった部分に期待をして使っている人がいます。

しかし、ヨーロッパにおいては特にメジャーな使い方として定着しているため、ここは特徴として理解をしておくと良いでしょう。

特にリラックス効果に関しては人気のようで、ほぼ嗜好品のような使われ方をしているのが現状です。

例えば、タバコを吸うとリラックスできる人もいるはずですけど、それと同じような効果をもたらすため、ヨーロッパにおいてCBDは嗜好品としての性格が強いと評価できます。

嗜好品としての性格を持っていれば、日常に溶け込みやすいと言えるため、ヨーロッパにおいてCBDが普及するのも納得がいきます。

CBD製品はビーガンでも摂取できるの?


「こんなものに動物性食品が含まれているの!?」ということもあり、ビーガンの方は口にするものに気を遣っていると思います。

CBDに興味があっても動物性食品が含まれているのではないかと気になり、口にすることをためらってしまうこともあるでしょう。

では、CBD製品はビーガンでも摂取できるものなのでしょうか。


ビーガンとは

ビーガンはベジタリアンの一種で、ベジタリアンといってもいくつか種類があります。

どのベジタリアンも植物性食品を食べることは同じですが、その他の点で違いがあります。


ラクト・ベジタリアン

乳製品は食べるけれど、卵、肉、魚などの動物性食品は食べない。


オボ・ベジタリアン

卵は食べるけれど、乳製品、肉、魚などの動物性食品は食べない。


ラクト・オボ・ベジタリアン

乳製品と卵は食べるけれど、肉、魚などの動物性食品は食べない


ぺスコタリアン

魚、乳製品、卵などの動物性食品は食べるけれど、肉は食べない。


ビーガン

肉、魚、乳製品、卵、ハチミツなど、動物性食品を一切食べない。

皮革や羽毛など動物性素材を使用しないといった人もいます。


ハチミツは動物性食品なの?と思うかもしれませんが、ハチミツはミツバチが花蜜を集め、ミツバチの唾液中の酵素によって糖が分解され、ミツバチによって水分が飛ばされて出来上がったものです。

ミツバチという動物が関わっているので動物性食品として扱い、ビーガンは口にしません。

ビーガンとは、完全菜食のことです。


CBDは植物性?動物性?

CBDは大麻草に含まれている成分です。

大麻草はアサ科アサ属に分類される植物です。

成分の抽出には超臨界二酸化炭素抽出方法などが採用されています。

使用している原料も成分の抽出にも動物はかかわっていません。

そのため、CBD自体は植物性であり、ビーガンが口にできるものなのですが、製品にした場合には配合されている成分に注意が必要です。


CBDオイル

CBDオイルは、ヘンプオイル、MCTオイル、ココナッツオイルなどにCBDを配合したものです。

使用しているオイルは植物性です。


CBDリキッド

液体状のCBDでフレーバーがつけられています。

フレーバーには植物原料または化学合成したものが使用されています。


CBDカプセル

カプセルにCBDオイルを閉じ込めたものです。

使用されているカプセルには植物性とゼラチンがあります。

植物性のカプセルはビーガンに対応をしていますが、ゼラチンは動物性です。


CBDクリーム

ホホバオイル、ヘンプオイル、シアバターなどにCBDを配合したもので、使用されている油脂は多くの場合、植物性です。


CBDバーム

シアバターやホホバオイルなどの油脂にCBDを配合したものです。

クリームよりも水分が少ないです。

使用されている原料は、多くの場合、植物性です。


CBDチョコレート

一般的なチョコレートにCBDを配合したものです。

ミルクチョコレートには乳製品が配合されているので、ビーガンには対応していません。

ミルク不使用のものでも原材料の一部に乳が含まれていることがあります。


CBDグミ

一般的なグミにCBDを配合したものです。

一般的なグミはゼラチンを使用するのですが、CBDグミはゼラチン使用のものと、ゼラチン不使用のものがあります。


CBDキャンディー

一般的なキャンディーにCBDを配合したものです。

一般的なキャンディーの主な原料は砂糖や水あめです。

ハチミツが使用されることもあります。


ビーガンが安心して口にできるCBD製品とは

ビーガンは完全菜食で、肉や魚はもちろん、乳製品、卵、ハチミツも口にしません。

CBD製品でこれらの原料を使用していないものは、CBDオイルとCBDリキッドです。

動物性原料は使用していないので、ヴィーガンでも口にすることができます。

CBDカプセルは注意が必要です。

植物性カプセルを使用しているものとゼラチンカプセルを使用しているものがあるので、購入前に確かめましょう。

化粧品は動物性原料不使用のものが多くあります。

チョコレートやグミなどお菓子タイプのものは、乳製品やハチミツなどの動物性原料が含まれていることがあります。

CBDを錠剤で摂取するメリットやCBD製品の選び方


CBDは苦味が気になる成分です。

「あの苦味が苦手で摂取に抵抗がある」という方もいるのではないでしょうか。

味をあまり気にせずに摂取できる形状が錠剤です。

CBD製品はオイルやリキッドが多く出回っていますが、錠剤はあるのでしょうか。

錠剤で摂取するメリットやCBD製品の選び方についても解説していきます。


CBDとはどのような成分?

大麻草は古くから人間が利用してきた植物です。

神社のしめ縄、衣服、食品などとして現在でも利用されています。

大麻草にはカンナビノイドという成分が含まれていて、現在わかっているだけでも少なくとも80種類はあるだろうといわれています。

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドの一種です。

現在研究が進められており、数々の研究報告がされ、注目されている成分です。

海外セレブやアスリートも注目しているといわれています。

人間の体内にはエンドカンナビノイドシステム(ESC)という機能が備わっています。

ESCは生態機能の調節にかかわっており、体温、血圧、心拍数、睡眠、食欲などを調整しています。

ESCに働きかけるものが内因性カンナビノイドです。

内因性カンナビノイドは受容体に働きかけ、ESCの調整にかかわっていると考えられています。

ところが、内因性カンナビノイドは加齢やストレスなどによって減少をします。

CBDは受容体に働きかけ、ESCの働きをサポートすることが期待できる成分です。


錠剤で摂取するメリット

錠剤とは、有効成分だけ、または有効成分と添加物を固めたものです。

直径は6~15mmほど、形状はレンズ形、竿形、円盤形などをしています。

作り方には圧縮形成する打錠法と、有効成分と添加物を混ぜて練り伸ばしたものを一定の形に打ち抜く湿製法の2通りがあります。

では、どのようなメリットがあるのかみていきましょう。


持ち運びしやすい

錠剤は小さな粒で軽く、液漏れをする心配がなく、持ち運びしやすくなっています。

CBDオイルの場合、ビンに入っているのでビンの重さもあり、またカバンなどに入れて液漏れする心配があります。

それに対し、錠剤ならこういった心配がありません。


一定量を摂取しやすい

錠剤は1錠あたりの有効成分が一定です。

同じ製品であるにもかかわらず、この粒は配合量が100mg、この粒は200mgといったことはなく、常に一定の量になっています。

そのため、どれくらいの量の有効成分を摂取したのかわかりやすくなっています。


取扱しやすい

CBDリキッドは電子タバコを使用して蒸気にしなければなりません。

リキッドがなくなれば充填する必要があり、その際にこぼして手を汚すこともあります。

オイルはビンを倒してこぼしてしまったり、うまく舌の下に垂らすことができなかったりなど、慣れないうちは扱いに苦労をすることでしょう。

しかし、錠剤ならこぼしたとしても周りを汚すことがなく、取り扱いがしやすいです。


錠剤のデメリット

錠剤にはデメリットも存在します。


微調整しにくい

錠剤はあらかじめ配合量が決まっているため、摂取量を微調整しにくいです。

オイルの場合だと1滴、2滴など細かく量を調節できます。


大きな粒は飲み込みにくい

大きな粒だったり、嚥下機能が弱い方は、錠剤を飲み込みにくく感じるかもしれません。


水が必要

特殊な仕様を除き、水と一緒に服用しないと喉に貼りついてしまうことがあります。


CBDには錠剤タイプがある?選び方は?

CBDにはカプセルタイプはあるのですが、錠剤タイプは日本では流通していません。

CBDは脂溶性の成分で油と一緒に摂取をすると吸収がよくなることが期待できます。

CBDカプセルはCBDオイルをカプセルに閉じ込めたもので、オイルと一緒に摂取できるため吸収がよくなると考えられます。

錠剤はオイルを一緒に配合することが難しく、オイルと一緒でないCBDはオイルと一緒の場合と比べて吸収率が下がってしまう可能性があります。

粒タイプのものでCBDを摂取したいなら、CBDカプセルを選ぶとよいでしょう。

カプセルも錠剤と同じような大きさ、形をしています。

錠剤とカプセルのメリット・デメリットもほぼ同じです。

持ち運びしやすく、一定量を摂取しやすく、取扱しやすくなっています。

CBDのテルペンとは?一緒に摂取するメリット等を解説


CBD製品の中には「テルペンを含有しています」など記載されているものがあります。

そもそも、テルペンとは何でしょうか。

この記事ではテルペンとはどういったものなのかや、テルペンと一緒にCBDを摂取するメリットなどについて解説していきます。


テルペンとは

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドの一種です。

テルペンも大麻草に含まれる成分で、こちらはカンナビノイドではなく、イソプレンを基本構成単位とする炭化水素です。

テルペンは植物や菌類などの体内で作られる成分で、もともと精油の中から発見されました。

テルペンとは総称であって、テルペンといってもさまざまな成分があります。

レモンに含まれるリモネン、ラベンダーに含まれるリナロール、松に含まれるピネンなどもテルペンの一種です。

松の木が生える森林に足を踏み入れるとすがすがしい香りがしますが、人に森林浴効果をもたらす成分だと考えられています。

伝統的な日本の木造建築は天然の木材を使用しており、テルペンが放たれることによる森林浴効果が期待できるといわれています。

このような成分は、植物や菌類が自らを守るために作りだしてきました。

人間に対してはリラックス効果やストレス解消効果が期待できます。


大麻草に含まれるテルペン

大麻草には何種類ものテルペンが含まれていますが、その中の代表的なものを紹介します。


ミルセン

ミルセンはバーベナ、キャラウェイ、フェンネル、ローリエなどにも含まれている成分です。

香料原料として使われることがあります。


ユーカリプトール

ユーカリやローズマリー、セージなどにも含まれる成分です。

爽やかな香りが特徴的です。

香料として食品添加物に使われます。


リモネン

リモネンはオレンジやレモンなどの柑橘類の皮に多く含まれる成分です。

食品や化粧品の香料として、医薬品としてなど、さまざまなことに活用されています。


ピネン

ピネンは松(英語ではpine)に多く含まれる成分です。

香料や医薬品の原料として使用されています。


リナロール

ラベンダーやローズウッドにも含まれる成分です。

ラベンダーの香りにはリラクゼーション作用があるといわれていますが、リナロールなどの成分が関わっていると考えられます。


カリオフィレン

カリオフィレンは黒胡椒、ホップ、バジルなどにも含まれる成分です。

CB2受容体に働きかけ抗炎症作用を発揮するといわれています。

食品香料としても使用されています。


CBDとテルペンを一緒に摂取するメリット

CBD製品には、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートの3種類があります。

フルスペクトラムはCBDやその他のカンナビノイド、テルペン類などを含有しています。

日本では法律で規制されているTHCも含まれています。

ブロードスペクトラムはフルスペクトラムからTHCを取り除いたものです。

CBDとその他のカンナビノイド、テルペン類などは含有しています。

アイソレートは純度が高いCBDで、CBD以外のカンナビノイドやテルペン類などは含有していません。

日本ではTHCが規制されているため、ブロードスペクトラムとアイソレートの製品が流通しています。

テルペンを一緒に摂れるのはブロードスペクトラムです。

生物の体内には、内因性カンナビノイドシステムが存在しています。

CBDは、内因性カンナビノイドシステムにあるカンナビノイド受容体に働きかけることで、身体調整機能をサポートします。

テルペンの一種であるβカリオフィレンは、カンナビノイド受容体のCB2によってキャッチされます。

テルペンでありながら、CBDのような働きが期待できるのです。

CBDとテルペンを一緒に摂取することでアントラージュ効果が期待できます。

アントラージュとは取り巻きという意味で、CBDだけで摂取するよりもテルペンを一緒に摂取した方が、体をサポートしてくれる働きが高まるといわれています。


テルペンの効果を期待するには

テルペンの効果を期待するには、テルペンが含有されているCBD製品を選ぶ必要があります。

ブロードスペクトラムにはテルペンが含有されています。

通販で購入する場合は、製品の詳細ページにテルペンの含有有無について説明があるはずなので、確認してみてください。