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CBDが腸に対して期待できる作用と働き


急にお腹が痛くなる、お腹がすっきりしない、便秘がちなど、腸のトラブルを抱えている方は少なくありません。

この記事では、さまざまな疾患への働きが期待されているCBDの腸への働きについて解説していきます。


腸内環境と健康との関連

脳腸相関とは、脳と腸が互いに影響しあっていることを示す言葉です。

たとえば、ストレスを感じるとお腹が下ってしまうことがありますが、これは脳が自律神経を介して腸に指令を伝えるからです。

脳から腸への働きかけだけでなく、ある種の細菌が腸に存在することで不安を感じるなど、腸から脳に影響を与えることもあります。

人間の腸には100兆個以上の腸内細菌が棲みついており、腸内フローラといいます。

腸内に棲みつく最近は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けることができます。

善玉・悪玉というのは人間にとって有益かどうかの判断によるもので、悪玉菌も人間の体に対して何らかのよい影響を与えているのではないかといわれています。

腸内では糖などをもとに腸内細菌によって乳酸、酢酸、プロピオン酸などが生産されています。

これらが大腸の働きを助けたり、代謝に影響を与えたりしています。

腸内細菌が人間の体に影響を与えていると考えられており、腸内環境を整えることの重要性がいわれています。


過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは、検査を行っても潰瘍や炎症といった器質性疾患がみられないにもかかわらず、下痢、便秘、腹痛などの症状が現れることをいいます。

日本人の10~15%が過敏性腸症候群に悩んでいるといわれます。

男性よりも女性の方がやや多く、男性は下痢型、女性は便秘型に悩む傾向があります。

原因は明らかになっていませんが、知覚過敏や精神的ストレスが原因だと考えられています。

ストレス軽減、食事療法、薬物療法、運動療法などによって治療を行います。


CBDが過敏性腸症候群に働きかける?

過敏性腸症候群は腹部に痛みを伴うことがあります。

痛みのコントロールにかかわる受容体がCB1です。

CB1に内因性カンナビノイドが働きかけることで、痛みが軽減されることが期待できます。

CBDは鎮痛作用が期待されている成分です。

そのため、過敏性腸症候群の腹部痛に対しての働きが期待できそうです。

過敏性腸症候群は精神的ストレスが原因ではないかと考えられています。

そのため、治療ではストレスの軽減を図るのですが、ストレスが全くない生活を送ることは難しく、ストレスをなくそうとするほどストレスを感じてしまうことがあります。

CBDはストレス軽減にも役立つとされる成分です。

CBDの摂取によってよく眠れるようになったと感じる人がいますが、これはリラックス作用によるものです。


CBD製品の選び方

では、腸への働きを期待するにはどのようなCBD製品を選ぶとよいのでしょうか。

CBD製品には、オイル、リキッド、カプセルなどさまざまな形態があります。

腸のトラブルを抱えている方は、特定の成分に対して腸が過敏に反応してしまうことがあるので、CBD製品に配合されている成分に気をつけましょう。

CBDオイルには、CBDとヘンプオイルやMCTオイルなどの油脂が使用されています。

リキッドには香料が使用されています。

カプセルタイプはCBDオイルをカプセルに閉じ込めたもので、植物性カプセルやゼラチンカプセルが使用されています。

購入前に成分を確認しましょう。

チョコレートやグミなどお菓子にCBDを配合したものがありますが、これはおすすめできません。

お菓子には砂糖が使用されますが、砂糖は悪玉菌の好物で腸内環境を悪化させます。

CBD配合のチョコレートやグミなどは砂糖の代わりの甘味料を使用しているものがありますが、甘いものの摂取はできるだけ控えが方がよいでしょう。


CBDオイル摂取の注意点

一度に大量に油を摂取するとお腹がゆるくなることがあります。

CBDオイルの使用量は数滴なので、一度に大量に摂取することはないと思いますが、摂取量に気をつけましょう。

薬を飲んでいる方、通院中の方は、CBDを摂取する前に医師に相談をしてください。

自己判断でCBDを摂取したり、薬の服用をやめたりしないようにしましょう。

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