CBDでオーソモレキュラー療法の効果を高める


オーソモレキュラー療法は、投薬に頼らず根本的に病気を治していこうと、栄養素を用いて治療を行う方法です。

CBDは日本ではサプリメント扱いですが、治療現場で使用されることがあります。

オーソモレキュラー療法もCBDも薬に頼らない方法です。

この記事では、オーソモレキュラー療法とはどのようなものなのか、どうやってCBDを生活の中に取り込んでいけばよいのかなどを紹介していきます。


オーソモレキュラー療法とは

古くは恐れられていた感染症も、現在は投薬によって改善できるようになりました。

しかし、西洋医学が発展をしても、うつ病、高血圧、糖尿病など慢性疾患は患者数が増え続けています。

オーソモレキュラー療法は「栄養療法」「分子整合栄養医学」とも呼ばれている、適切な食事やサプリメントによる栄養素を用い、体の細胞の機能を向上させ、病気を治していこうとする治療方法です。

オーソモレキュラー療法は3つの輪によって成り立っています。


1.栄養療法

人間の体には自然治癒力が備わっています。

自然治癒力を発揮させるために大切なものが栄養素です。

栄養素の過不足は血液検査の結果から読み取ることができます。

オーソモレキュラー療法では、主にサプリメントを用いて栄養を補っていきます。


2.血糖値の調整

食事をすると本来であれば血糖値の上昇や下降は緩やかな曲線を描くのですが、何らかの理由で血糖値が急激に高くなったり低くなったりしてしまう人がいます。

血糖値の低下は体調面に影響を与えます。

血糖値の調整は、食事やサプリメントでコントロール可能です。


3.高濃度ビタミンC点滴療法

アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患、うつなどの精神疾患、がんなどの悪性疾患に対しては、高濃度ビタミンC点滴療法を行うことがあります。

点滴を用いてビタミンCを血液中に入れていく方法です。


オーソモレキュラー療法の治療の流れ

まずは血液検査からはじまります。

オーソモレキュラー療法では、60~70項目と詳細にデータを取ります。

血液からはさまざまな情報を読み取ることができ、血液検査データから栄養状態を読み取っていきます。

人間ドッグでは異常が見つからなかったけど何となく不調、といった原因を見つけ出せることもあります。

血液検査のデータをもとに主にサプリメントを用いて栄養素を補っていきます。

しかし、サプリメントを飲んでいるから食事をおろそかにしてもよいのではありません。

オーソモレキュラー療法では食事から栄養素を摂ることを重視し、食事からだけでは不足する栄養素はサプリメントで補っていきます。

使用するサプリメントは、GMP工場で製造されている、高品質・高濃度・高純度なものです。

コミュニケーションも大切なものだと考えています。

たとえば、アトピー性皮膚炎やうつの方は、ストレスで症状が悪化をすることがあります。

オーソモレキュラー療法では、十分な知識と経験を持つ管理栄養士や医師が、血液検査データの解説、適切な食事の提案、カウンセリングなどを行っていきます。


CBDに期待できる働き

体内にはCB1、CB2というカンナビノイド受容体があります。

これらを含むシステムのことを内因性カンナビノイドシステムといいます。

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドのことです。

CBDは内因性カンナビノイドシステムの受容体に結合し、体の働きの調整をサポートします。

海外では、さまざまな疾患に対してCBDオイルの利用が試みられています。

その一部を紹介すると、不眠症、嘔吐、うつ病、てんかん、糖尿病、不安障害などがあります。


CBDの利用方法

オーソモレキュラー療法は化学的な薬に頼らずに不調を改善していこうという治療方法です。

CBDは化学的ではない、麻由来の自然な成分です。

では、どのように生活の中にCBDを取り入れていけばよいのでしょうか。

まずは製品選びです。

日本の法律では大麻草に含まれるTHCは規制されているため、THCを含んだ製品は使用してはいけません。

海外製品はTHCが混入している可能性があるので、日本で販売されている信頼できるメーカーのものを選びましょう。

CBD製品には、オイル、リキッド、バーム、カプセルなどさまざまな形態があるので、利用しやすい形態のものを選びましょう。

持病を持っている方や服薬をしている方は、CBD摂取について医師に相談をしてください。

はじめは少ない量から摂取をし、体調をみて量を調整します。

製品に記載されている量を守って摂取をしてください。

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