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2020年10月29日木曜日

CBDの効果にエビデンスはあるのか?


医療分野では「エビデンス」という言葉がよく使われるようになりました。

エビデンスとは「科学的根拠」のことです。

多くの患者さんに効果のある治療法を選択してもらうための指標として用いられています。

医療分野でも注目されている成分がCBDです。

では、CBDにエビデンスはあるのでしょうか。


CBDについて

CBDとはCannabidioの略です。

大麻草に含まれる80~114種類ほどのカンナビノイドの一種です。

大麻草に含まれるカンナビノイドの一種にTHCという成分があります。

THCはマリファナの主成分であり、摂取をすると向精神作用を示し、幻覚や幻聴が現れることもあります。

CBDはTHCとは違った成分で向精神作用はありません。

日本の法律ではTHCを禁止していますが、CBDの規制は行われておらず、日本国内ではCBDを配合したオイル、リキッド、チョコレート、グミなどが販売されています。

日本で販売されているのは、日本国内の法律で規制されていない大麻草の成熟した種子や茎から抽出した成分を使用しています。

また、海外ではCBDを使用した医薬品が承認されています。


CBDにエビデンスはある?

いくつかの疾患に関してはCBDの有効性を示唆する研究報告がされていますが、これらは小規模な研究がほとんどです。

科学的根拠を得るためには、大々的な研究が必要です。

数十人を対象とした研究を1,2例程度行っただけでは科学的根拠があるとはいいにくいのです。

これまでに報告されているCBDの研究は、皮膚がん2件、線維筋痛3件、つわり1件、かゆみ3件、偏頭痛3件などです。

質の高い研究結果を得るためには、もっと多くの研究数が必要です。

また、偏りのあるエビデンスも存在します。

実験や調査は世間のすべての人を対象としているのではなく、その中から特定の人を選んで行われています。

実験結果が望むものになるように、意図的に対象者を選別している可能性は否定できません。

このような研究では研究結果に偏りがでてしまいます。

実験結果に偏りが出ないように工夫することが望まれるのはもちろんですが、エビデンスを利用する際には偏りを排除できているか考慮することも大切です。


糖尿病のリスクを下げる?

イスラエルの研究者らによって2006年に発表された研究では、非肥満糖尿病マウスにCBDを投与したところ、糖尿病の発症リスクが下がったと報告されています。

糖尿病は合併症が怖いといわれています。

高血糖状態になることで血管や組織に負担をかけてしまい、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症などの合併症を発症することがあります。

齧歯類を用いた試験では、CBDが慢性炎症性や神経障害性疼痛を抑制する働きが示唆されています。

このことから、糖尿病による神経障害にも働きがあるのではないかと期待されています。

しかし、これらの試験では、マウスにCBDを投与しており、まだヒトでははっきりとした研究結果がでていません。

マウスとヒトでは遺伝子的に違う部分があるので、マウスに当てはまるものがヒトにも当てはまるとは限りません。

ヒトでのエビデンスを得るためには、ヒトを使った試験が必要です。

これからの研究が期待されます。


副作用の心配はないの?

エビデンスがはっきりしているとしても、副作用が強く出てしまうようでは成分を使い続けることが難しくなってしまいます。

CBDは忍容性が高く、安全性のある成分だといわれており、1日1500mgていどまでなら摂取しても問題ないとされています。

しかし、体質には個人差があるので1日1500mg以下であっても副作用がでてしまう可能性があります。

倦怠感、下痢、食欲の変化などが現れることもあります。

また、CBDを配合している医薬品のエピディオレックスの添付文書では、眠気、不眠、睡眠の質の低下、食欲低下、下痢、倦怠感などの注意喚起がされています。


CBDの摂取方法

安全だといわれているCBDですが、副作用のリスクがゼロではありません。

副作用が出ないようにするために、初めて摂取をする際には少ない量から始めましょう。

CBDオイルのようなスポイト式のものだと量を調整しやすいです。

体の調子を見ながら量を調整してください。


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2020年10月27日火曜日

CBDの糖尿病に対する効果やその期待度は?


CBDを使うことで、世の中に存在する有名な病気に効く状況がいくつも確認されています。

したがって、糖尿病にも有効なのではないか?という見方も当然にあるでしょう。

実際、糖尿病は深刻な病気の1つであり、これを予防することや改善することは非常に大切です。

この糖尿病に関しては治療が難しい部分があるため、CBDがどこまで有効か?に関しては期待が膨らむばかりです。

現状、CBDが糖尿病に関して、どのような評価となっているのか?について知っておきましょう。


糖尿病にCBDが効果的であると言える実験結果はある

2006年に行われた動物実験において、CBDが糖尿病に効果的であると思われる結果が出ました。

これは複数のマウスにCBDを投与し、その経過を観察するというものでしたが、CBDを投与されなかったマウスと比べて糖尿病の発症率が大幅に下がりました。

したがって、この実験結果だけを見れば、CBDが糖尿病に効果があると言える可能性が生まれます。

ただ、これはマウスであり、人間に対して行われたわけではありません。

マウスと同様に、人間に対してもCBDが効果を発揮する保証はないため、確実に人間の糖尿病にも使えるとまでは言えないでしょう。

人間に対しての臨床試験などはそこまで進んでいないため、効果の発生に関しては未知数な面があります。

効果がないと言えるわけではないですが、効果があると断言できる状況でもないわけです。

CBDと糖尿病の関係に関しては、今後の進展が期待される状況であり、確実な治療法としては確立されていません。


CBD以外のカンナビノイドは糖尿病に効果がある?

CBDは人間の糖尿病に対して確実に効果をもたらすとは言えませんが、他のカンナビノイドであれば話は別です。

カンナビノイドはCBD以外にもいくつも存在しており、その中には糖尿病に対して効果があるとされているものがあります。

例えば、thcvはその1つで、実際に人間を対象にした実験が行われ、血糖値を下げる効果が確認されました。

したがって、同じカンナビノイドであれば、CBDよりはthcvなどの方が糖尿病に関しては期待できると評価できます。

CBDに関しても今後同様の効果が認められる可能性はありますけど、それを証明する結果が存在しません。

そうなると、現段階ではCBDはthcvなどと比べると糖尿病への期待は大きくないと言えるでしょう。

糖尿病の予防、改善に関して、必ずしもCBDにこだわらないといけない必要はないでしょうから、他のカンナビノイドの存在も頭に入れておくべきです。

実際に糖尿病にかかっている人であれば特にそうですけど、もちろん予防に関心がある人についても同様です。


CBDは糖尿病によって引き起こされる症状の改善には期待が持てる

CBDは糖尿病それ自体に対しては予防、改善の効果があると言えないものの、糖尿病が引き起こす別の症状には効果が確認されています。

それは血糖値などの糖尿病の根幹にかかわる部分ではなく、例えば血管内の壁の損傷を治すことができる部分です。

血糖値が高まると、血管の中で損傷が起きる可能性がありますが、それをCBDは治すことが可能です。

この状況を放置すると、動脈硬化などの望ましくない状況を生む可能性がありますから、この効果は非常に魅力的と言えます。

糖尿病というのは、それ自体も怖い病気ですが、合併症を引き起こす点が非常に問題視されています。

だからこそ、糖尿病が原因となって発生する別の病気に対しても目を向けておかないといけません。

CBDは糖尿病によって引き起こされる別の病気に対して効果があるケースが確認されているため、実はその点においては期待を持てるわけです。

血管内の壁の修復以外では、例えば神経障害に効果的なため、いろいろなケースでCBDが活躍する可能性が考えられるでしょう。

糖尿病それ自体への効果は未知数であっても、結局は糖尿病に関して役立つ場面が十分に考えられるため、CBDは評価できる存在と言えます。

今後、CBDに関しての研究が進んでいけば、糖尿病それ自体への効果が認められる状況が生まれるかもしれませんし、これからも注目していくべきでしょう。


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