CBD関連用語集‼CBD用語を正しく理解する為に


CBD業界はまだまだ新しい業界です。
そんなCBDに関する専門用語について、それぞれ解説いたします。


CBD(カンナビジオール)とは

CBDには集中力をアップさせたり、緊張を緩和させるなどの効果があります。
キャンディーの中に含んだり、タバコ状にして摂取することもできます。
重要な資格試験の勉強や緊張する会議の前に摂取するなど、幅広い用途があります。
 聞き慣れない成分なので、不安を感じることもあります。
しかし、WHOはCBDの安全性を認めており、日本の厚生労働省の許可も出ています。
タバコのような依存性もなく、副作用に関する報告もありません。
 CBDには心身をリフレッシュさせる効能があり、世界が注目している成分でもあります。
ストレス解消や疲労緩和を目的としていますが、健康や美容のために使用している女性もいます。
現在は、ネットを経由した販売が中心になっています。

THC(テトラヒドロカンナビオール)とは

THC(テトラヒドロカンナビオール)とはカンナビノイドの一種です。
カンナビノイドは大麻草に含まれている化学物質の事を指す言葉であり、種類は60種を越える程あります。
その一つがTHCAと呼ばれ、これを加熱する事によりTHCに変化するようです。
THCには主に多幸感を感じる作用のある向精神薬としてCBDに並ぶ大麻の主要成分として注目されています。
カフェインと同程度の依存性、幻覚症状や酩酊状態に陥ってしまったりする症状も確認されており、日本では違法成分として取り締まられています。
しかしながら、近年ではアルコールやニコチンよりも依存性が低く人体への影響も少ないという事から一部の国では合法化されている動きもあります。

CBG(カンナビゲロール)とは

CBG(カンナビゲロール)とは、麻に含まれる120種類以上のカンナビノイド成分の中のひとつです。
カンナビノイドの中でも微量にしか含まれていない希少成分であるCBGは、身体の調整機能を活性化させる性質としてはCBDと似た作用がありますが、その効果はCBDの10倍とも言われています。
 CBGの摂取により効果があると期待される症状としては、 疾患などによる炎症を抑える鎮静効果や、悪性腫瘍の抑制効果、殺菌・細菌抑制効果、眼圧の低下により緑内障予防効果、骨の活性化効果、うつ病治療効果、精神保護効果などが挙げられ、 またCBDと同様にTHCのような精神作用が無いため、近年多くの医療関係機関より注目されています。
 最近ではCBGを多く含んだ大麻栽培の研究も進められ、CBGは人々にとって身近なものになっていくものと思われます。

CBNとは

CBN(カンナビノール)とは、麻に含まれる120種類以上あるといわれるカンナビノイド成分のなかで、一番最初に科学者によって分離研究されたカンナビノイドです。
 CBNは他のカンナビノイドであるCBDやCBGと比較して、それほど健康に及ぼす作用は高くないと言われていますが、 例えば、睡眠へ導く鎮静作用や長時間睡眠効果などは、一般的な睡眠導入剤と同等の効果があると期待されています。
 また、骨組織の生成および成長のカンフル剤としての効果もあると言われています。
 現段階でそれらの効果は、精神作用を及ぼすTHCとの組み合わせによって発揮される場合がほとんどであり、安全かつ効果的な成分として単独商品化する段階にはまだ至っておりません。

CBMとは

CBMとは、カンナビノイドの一種であり、カルマニョーラから採ることができます。
 このカルマニョーラはヘンプの一種となっていますが、そこから採取される CBMに関してはカンナビノイドの中ではマイナーな存在と言えます。
したがって、その効果に関してもあまり知られていないのですが、人間の健康における大きな働きをしています。
 特に重要な効果としては、PPAR-γに関する活性化率の上昇が大きいです。
それによって、例えば血糖値の上昇を抑えることができ、糖尿病の改善に貢献しています。
 さらに心臓病や脳卒中の予防にも期待が持てるため、健康への効果は極めて大きいです。
 CBMという名称やその効果はあまり知られていませんが、魅力あふれる存在であることは間違いないです。

CBCとは

CBCとは、カンナビノイドの一種であるカンナビクロメン(Cannabichromene)の英語の略です。
薬用植物であるクワ科のアサ(Cannabis sativa)に含まれます。
CBCは成熟した植物体と比べて、未成熟の個体に多く含まれる事が知られています。
 カンナビノイド前駆体のCBGA (カンナビゲロール酸)からCBCA(カンナビクロム酸)を経て、CBCは生成されます。
さらに時間が経つと、CBL(カンナビシクロール)へとその構造を変化させます。
 CBDやTHCとは、化学構造が少し異なっています。
そのため、精神作用がなく、抗うつ性、鎮痛性、抗菌性等の効果がCBDやTHCよりも高いとされています。
 その他に、抗炎症作用や抗腫瘍作用に関する調査報告があります。
骨の成長を促進する作用や神経の新生に関与している可能性も示されています。

CBDVとは

CBDVとは、大麻から採れるカンナビノイドの一種です。
CBDVの構造はCBDにかなり似ている特徴を持っており、その効果についても似た側面を持っています。
 また、CBDが多く含まれる大麻にはCBDVも多く含まれやすい傾向があります。
 このCBDVの効果としては、発作を含む症状に特に大きく作用することが分かっています。
 代表的なのはてんかんで、てんかんの発作それ自体を軽減する、予防するためにCBDVの効果が十分に期待できます。
実際、こういった症状の予防、緩和のための治療薬としてCBDVをベースとしたものを開発していますから、CBDVのてんかんへの効果の期待は相当大きいはずです。
 CBDもてんかんの症状への効果がありますが、そういう部分を見てもやはりCBDとCBDVは似た面を持っていると言えます。

CBDAとは

CBDAとは、カンナビノイドの種類のことで、これは大麻草に含まれています。
 カンナビノイドは種類がたくさんあり、全部で100種類以上ありますが、その中の1つとして割と有名です。
 このCBDAは大麻草の中でもヘンプと言われる場所に特に含まれていますが、収穫したばかりの大麻草でないと量が減ってしまいます。
 空気に触れたり、光に当たったりすることでCBDAは脱炭酸化を起こしてしまうからです。
 この脱炭酸化が起きると、CBDAはCBDへと変化します。
 このCBDはCBDオイルなどの製品化されているものの多くに含まれており、馴染みが深い存在でしょう。
 ただ、CBDの前身であるCBDAは、長い時間存在できないものという意味では非常に貴重です。

テルペンとは

テルペンとは、英語でTerpeneと綴ります。
精油中に含まれる炭素数10の化合物の総称で、イソプレンを構成単位としています。
 植物、菌類および昆虫類等が、生成する天然物です。
テルペンに属する化合物は約200種類が知られていおり、リラックス効果や血圧降下作用があるとされます。
 ハーブであるタイム、バジル、レモングラス、ホップおよびヘンプ等には、テルペンの一種ミルセンが含まれています。
 柑橘類に似たような芳香があり、リラックス効果を有することからエッセンシャルオイルとしても活用されています。
 ミルセンには、脳内に供給されるカンナビノイドの量を増やす作用があります。
そのため、カンナビノイドが有する鎮痛等の効果を高めることも知られています。

ECS(エンドカンナビノイド・システム)とは

ECS(エンドカンナビノイド・システム)とは、地球上で生活するために人間の体に本来備えられている身体調節機能のことです。
ECSには、食欲・痛み・免疫調整・感情制御などの機能があり、細胞同士がコミュニケーションを行うのをサポートしています。
 そして、昨今の研究では、ECSは外部から激しいストレスを受けたり、加齢が原因の老化などによって働きが弱ると「カンナビノイド欠乏症」になり、いろいろな疾患となることが発見されました。
 2005年にカナダで、こういった働きを利用したカンナビノイド医薬品が多発性硬化症の痛みを改善する薬として認められ、それからはてんかん・2型糖尿病・統合失調症などの薬としての臨床試験が進められています。

CBDクリームとは

CBDクリームとは、CBDが含まれたクリームタイプの製品です。
このタイプの製品は肌に直接塗布して使用するのが一般的です。
したがって、どちらかと言えば肌そのものの悩みを改善したいときに使用される傾向があります。
肌荒れやアトピーといった皮膚の問題に効果があるため、そういう悩みの改善には特に効果的です。
また、筋肉痛や関節痛などにも効果がありますから、使用可能なシーンは幅広いでしょう。
そして、このCBDクリームは香りを感じられる製品もありますから、そういった面からリラックス効果も存在します。
スキンケアなどの目的でクリームなどのアイテムを使っている人は多いでしょうし、それと同様の使い方ができるので便利なはずです。

CBDワックスとは

CBDワックスとは、CBDが含まれた製品の1つであり、使用方法が多様である点が特徴です。
CBDワックスの場合、実際に使用する際には主に3つの手段が存在しています。
それは経口摂取、蒸気として摂取、肌に塗布するという方法です。
経口摂取に関しては、CBDでは最も馴染みがある、多くが想像しやすい方法かもしれません。
しかし、CBDワックスの場合にはそれ以外にも可能な手段があるため、利便性が高いと評価できるでしょう。
この中で言えば、CBDワックスは蒸気として摂取する方法がおすすめとされています。
気化させたものを摂取できる点はCBDワックスの特徴であり、それができるからこそCBDワックスを使用する人も多いです。
専用の機器を使って吸引すればOKです。

CBDリキッドとは

CBDリキッドとは、電子タバコを通じてCBDを摂取するためのリキッドです。
CBDの成分が含まれた製品ではあるものの、そのままで使用できるわけではありません。
基本的には専用のデバイスを通じて使用し、摂取していきます。
そのデバイスを使って気化させたものを吸うことで、CBDを摂取します。
だから、CBDリキッドに関してはこれ単体で使用できるわけではなく、別の機器が必要になります。
その名称から、CBDオイルと違いが分からない人という人もいますが、CBDオイルはそのまま口から摂取しますから、その使い方に違いが生じています。
経口摂取か、気化させたものの摂取かという違いがあるため、CBDリキッドCBDオイルとの区別が重要です。

CBDパウダーとは

CBDパウダーとは、CBDを粉末状にしたもののことです。
CBDとは、ヘンプ(麻)に含まれるカンナビノイド類の一種であるカンナビジオールのことです。
麻からCBDだけを抽出し、粉末状に加工をしています。
純粋にCBDだけを抽出した製品は、CBDの濃度が99%以上です。
キッドやクリームの場合は機材となる油分などにより濃度が低下してしまいますが、パウダーなら高濃度であることが特徴です。
CBDパウダーは、オイルやジュースなどに混ぜて口から摂取をしたり、クリームに混ぜて肌に塗ったりして使用をします。
混ぜるときには成分の破壊を防ぐために、高温にし過ぎないことが重要です。
また、専用のアトマイザーを使用して吸引することもできます。

CBDグミとは

CBDグミとは、CBDの成分が含まれたグミ状の食品です。
一般的なお菓子のグミと同様にそのまま食べることが可能です。
したがって、食べる量によってはお腹が膨れやすい特徴も有しています。
摂取の仕方に関してはかなり手軽という魅力があり、それぞれ香りや味がついているので、好みに感じられるものが存在する場合もあります。
効果に関しては、それ以外のCBDの製品と同様に不安の軽減、ストレスやイライラの解消、睡眠の質の向上などの効果が顕著であり、十分に期待が持てるはずです。
ただ、 CBDグミの場合には製品ごとに含まれているCBDの量に割と差があるため、効果にも差が出やすいです。
製品ごとにそこをチェックして、比較して購入しないといけません。

CBDキャンディーとは

CBDキャンディーとは、大麻草から抽出されるCBD(カンナビジオール)を配合したキャンディーのことです。
アメリカやヨーロッパではCBDを配合した製品がいくつか販売されており、CBDキャンディーはその一つです。
CBDを配合しているという点以外は、一般的なキャンディーと変わりありません。
大麻草というと麻薬を連想し、幻覚症状などが心配になると思いますが、CBDにはそのような働きはありません。
麻薬はTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分が含有しており、この成分が幻覚や幻聴を引き起こします。
CBDは神経系への作用がほとんどないため、CBDキャンディーを食べても麻薬のような反応は起こりません。
1日の摂取量を守っている限りは安心して食べられるものです。

CBD Vapeペンとは

CBD Vapeペンとは、電子タバコのタイプでCBDを摂取できる製品です。
CBDを摂取するにはCBDオイルやCBDグミ、CBDキャンディーなどいろいろなタイプがありますが、電子タバコを使用して摂取することも可能です。
ペンのような形をしているため、そこまで大きくないですし、持ち運びもしやすいサイズと言えます。
このCBD Vapeペンは他のタイプの製品から摂取したときと同様の効果が得られますから、美容や健康に関心がある人であればおすすめできます。
そして、このタイプの製品は本物のタバコのように味や香りも楽しめるのが特徴です。
だから、CBDを摂取するだけではなく、嗜好品のような使い方も可能となっており、魅力は大きいと評価できるでしょう。

アトラージュ効果とは

アトラージュ効果とは、特定の成分の効果はその成分単体のみではなく、それ以外の成分の存在によって大きくなることを指す言葉です。
このアトラージュ効果は例えばスポーツの分野で使用されることもある言葉ですが、CBDそれ自体の効果を高められる状況で使うことが多いです。
CBDが含まれた製品には他にもカンナビノイド類、テルペン類などが入っていますけど、そのような成分があることでCBDの効果が大きくなります。
簡単に言えば相乗効果が生まれている状況であり、CBD以外の成分はCBDを助けるための補助成分という考え方ができます。
人間は1人で頑張るよりも、みんなで力を合わせて頑張る方が成果が大きくなる場合がありますが、それと同じと考えられます。

フルスペクトラムとは

フルスペクトラムとは、特定の製品に関して全てのカンナビノイドが入っている状態を指しています。
CBDの成分を含んだ製品には、他にもカンナビノイドがいくつか含まれている場合が多いです。
しかし、このカンナビノイドは種類にすると非常に多くなり、全部で100種類以上です。
だから、その中でCBDを含めていくつか有名なものだけを含んでいる製品が多いものの、中には存在する全てのカンナビノイドを含んでいる製品も存在します。
その製品のことをフルスペクトラムと呼んでおり、ヘンプに通常入っているカンナビノイドが全て含まれている状態です。
元々「フルスペクトラム」という言葉は全範囲といった意味があるため、言葉の意味を知っている人にとっては想像しやすいはずです。

MCTオイル(中鎖脂肪酸)とは

脂肪は、グリセロールと脂肪酸から構成されています。
脂肪酸は炭素が連なったもので、脂肪酸の構成によっていくつかの種類に分類されます。
MCTとは、Medium Chain Triglycerideの略であり、中鎖脂肪酸と訳されます。
中鎖脂肪酸とは、炭素数が5~12個のもののことです。
特に、MCTオイルとはココナッツやパームの種子から得られる中鎖脂肪酸のことをいいます。
ココナッツオイルやパームオイル等のヤシ科植物、バターやクリーム等の乳脂肪に多く含まれます。
消化や吸収が早いとされ、コレステロールや中性脂肪の値を下げる効果についての報告があります。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて消化が吸収の経路が短く、素早くエネルギーとして利用できる特徴があります。
素早くエネルギーとして利用できるので脂肪として蓄積しにくいといわれています。
加熱料理には使用せず、サラダにかける、コーヒー・ヨーグルトに混ぜるなどの摂り方が勧められています。
酸化に強いため常温保存が可能ですが、保存の際には高温多湿・直射日光を避けるようにします。
中鎖脂肪酸には、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸等があり、これらは、トリグリセリドという脂肪酸3個にグリセリンが結合した構造です。
カプリル酸は、炭素数が8個であり、別名でオクタン酸と呼ばれます。
薬として使用される事があり、抗菌活性があります。
カプリン酸は、炭素数が10個であり、別名でデカン酸と呼ばれます。
カプリル酸同様、抗菌活性を有します。
ラウリン酸は、炭素数が12個で、別名ドデカン酸と呼ばれ、抗酸化作用があると言われています。

ヘンプ・大麻とは

麻とは、学名カンナビス・サティバという植物のことです。
ヘンプや大麻草とも呼ばれています。
麻の線維は古くから紙や布に使用されてきました。
麻繊維を使用した布は、さらっとした肌触りと吸湿性が特徴で、現在も衣服に広く用いられています。
麻の実は近年スーパーフードとして注目されており、鉄分、マグネシウム、亜鉛などを豊富に含有しています。
また、種子は生薬の麻子仁としても利用されています。
大麻といった場合、大麻取締法に該当する植物のことを指す場合があります。
麻にはいくつか種類があり、種類によって含有している成分量に違いがあります。
大麻取締法の大麻として規制されている植物には、薬理作用のあるテトラヒドロカンナビノール (THC)が多く含まれています。

ヘンプシードオイルとは

ヘンプシードオイルとは、大麻の実が含まれたオイルです。
葉や茎といった部分は含まれていないので、人体にとって有害となる大麻の成分は入っていないと言えます。
そして、使用しても法的に問題はありません。
このヘンプシードオイルは様々な効果を持っており、健康などの面でメリットを発揮することが可能です。
例えば、血液がサラサラになる、血圧が低くなるなどの効果を持っており、使用することでメリットを実感できる人は世の中に数多くいるはずです。
ただ、風味は必ずしも美味しいと感じるとは限りません。
むしろ苦手と感じる人がいても不思議ではないです。
人によって感じ方は異なるものの、臭みが気になる可能性はありますから、そこは注意点です。

ティンクチャーとは

ティンクチャーとは、ハーブをアルコールにつけて抽出したもののことです。
チンキとも呼ばれています。
アルコールに浸すことでハーブの油溶性成分を抽出することができます。
また、ハーブティーなどとして摂るよりも高濃度で摂取ができます。
CBDとは大麻草から抽出される113あるカンナビノイド類の一種です。
ハーブとは、料理の保存、香り、薬などに利用される植物のことで、一般的にな有用成分を持っている植物をハーブと呼んでいます。
大麻草もハーブの一種です。
 日本で流通しているCBD製品は、薬物規制の対象でない大麻草の種や茎から抽出をしています。
CBDのチンキは、安全な大麻草の一部をアルコールに浸して、CBD成分を抽出しています。

含有量・含有率とは

含有量とは、ある物の中に含まれている成分の重さや体積を基準として表現するときに使います。
例えば、ある成分の含有量は100g(100ml)あたり約10g(10ml)です、となります。
含有率とは、ある物の中に含まれている成分の割合を基準として表現するときに使用します。
例えば、ある成分の含有率は約10%(10g/100g)です、と書きます。
CBD含有量が10gであったとしても、500ml(大体500g)中に含まれている量であったとしたら、含有率は0.5%程度になります。
CBD含有率が10%の商品があって、100ml(大体100g)ボトル中にある場合は、約10gのCBDが含まれています。
上記の500ml製品と比べると、容器の多きさは小さいけれど、CBDの量は同じになります。

GMP(Good Manufacturing Practice)とは

「GMP(Good Manufacturing Practice)」とは、製造業者や製造販売業者に求められる「適正製造規範(製造管理・品質管理の基準)」のことです。
FDA(アメリカ食品医薬局)が1962年に医薬品におけるGMPを制定したことをきっかけに、WHO(世界保健機関)がWHO-GMPを制定しました。
日本では、「医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準」の通知により、1980年に厚生労働省がGMP省令を公布しました。
1994年には医薬品製造業の許可要件、1999年には生物学的製剤や輸入販売業の許可要件になる等、さまざまな産業においてGMPに基づいた取り組みが行われています。
医薬品GMPの具体例として、スロベニアのCBDブランドであるファーマヘンプ社やヘンプ栽培を行っているENDOCA、Extract Labsなど多数の企業がCBD製品のGMP認証を受けています。
また、株式会社オムニカや株式会社ジャパンアルジェなど健康食品を取り扱う企業にもGMP認証を取得している企業が多くみられます。

日本臨床カンナビノイド学会とは

日本臨床カンナビノイド学会とは、日本の医療や福祉の発展のために、カンナビノイドに関する研究を進めていく組織です。
CBDなどではお馴染みとなっているカンナビノイドに関する研究は世界では行われていますが、日本においても行う必要性があり、そのために作られました。
この日本臨床カンナビノイド学会は2015年の9月に設立され、医療に従事している人間のみで構成されています。
医師のみならず、歯科医師、薬剤師、看護師、その他研究者など幅広いメンバーを迎えている状況です。
例えば、CBDに関する臨床研究の他、機能性食品といった分野などついて調査をしていきます。
 CBDやカンナビノイドにかかわる国内で最大の研究機関と言える存在になっています。

アメリカ農務省(USDA)とは

アメリカ農務省は、英語でUnited States Department of Agricultureと書き、USDAと略されます。
現在はワシントンに設置されています。
アメリカ農務省によって、ヘンプ栽培農家は規制を受けています。
しかしながら、この規制に従うことによって、合法的にヘンプを生産できるようになっています。
そのため、ヘンプに含まれる非精神活性物質であるカンナビノイドの一種カンナビジオール(CBD)を多く含む製品が合法的に販売出来るようになりました。
しかしながら、カンナビノイドの一種であるテトラヒドロカンナビノール(THC)は、精神活性効果を有する事から規制対象となっています。
総THC含有量に関する規制として、0.3%を越える場合は出荷を停止して破棄する事が求められています。

WHOとは

「世界保健機関(World Health Organization:英)」のことで、すべての人々の健康を増進・保護するために他の国々と協力することを目的として設立された国際連合の専門機関です。
1948年4月7日に設立され、スイスのジュネーヴに本部があります。
活動内容は、国際保健事業の指導や調整、感染症や感染症を原因とした疾病の撲滅事業の推進、医薬品や食品の国際的基準の向上、健康に関するSDGs(Sustainable Development Goals:英 持続可能な開発目標)に到達するための各国支援などが挙げられます。
感染症対策として1970年代に天然痘根絶運動を行い、1980年には天然痘根絶宣言を出しました。
また、新型インフルエンザやエボラウイルス病などの感染症対策において「国際的に懸念される公正衛生上の緊急事態(PHEIC)」を発出し、世界各国に協力要請する役割も果たしています。
医薬品に関して2017年11月にはCBD(カンナビジオール)に関する公式見解を発表し、安全性や効果を認めています。
SDGsについては貧困・飢餓をなくす、福祉の充実、性の平等、安全な水の供給などの目標を定め、活動しています。

アイソレートとは

アイソレートとは、分離や絶縁といった意味の言葉です。
このアイソレートがCBDにおいて使われる場合には、不純物などを取り除いたCBDのことを指します。
一般的にはCBDアイソレートという呼び方をしますが、不純物を取り除いているため、純粋なCBDとは異なっています。
しかし、CBDアイソレートは純粋なCBDとほぼ大差ない状態と言え、純粋なCBDと99%程度同じものと表現できます。
余計なものを抜いている状態ことで、CBDのみの効果に関して特に発揮しやすい状況を作っており、その点はCBDアイソレートの最大のメリットです。
また、不純物を取り除いたことで臭いや味の面においても変化が見られており、ほぼ無味無臭の様態になっています。

CGMPとは

CGMPとは、アメリカのFDA(米国食品医薬局)が定めた医薬品適正製造基準のことで、current GMPの略です。CGMPでは、医薬品や医薬部外品の製造管理・品質管理の基準を定めています。医薬品の汚染の防止や高品質を保証することなどを目的としています。
医薬品の製造では、工場や機器などの整備する、製造工程・保管・衛生の面では管理者をおく、品質管理基準書を作成するなど、品質管理に関するマニュアルのようなものです。
米国では現在GMPとして適用されています。
日本で対象となっているものは主に健康食品です。
米国の健康食品(サプリメント)の中には「GMP」と表記されているものがあります。
日本でもCGMP(GMP)認定を受けた工場で製造されることが、高品質を保証するとなると考えられています。

ブロードスペクトラムとは

ブロードスペクトラム(BROAD SPECTRUM)とは、CBD製品に関する言葉です。
ブロード(BROAD)には、「幅広い」「大まかな」といった意味があります。
日本に出回っているCDB製品には、大麻草からCBDを単一抽出したものや、THC以外のCBDを含むカンナビノイド類を抽出した製品などがあります。
ブロードスペクトラムと呼ばれる製品には、THC以外のカンナビノイド類が含まれています。
大麻草に含まれるカンナビノイド類は114種類ほどといわれています。
ブロードスペクトラムと呼ばれる製品にも、いくつかのカンナビノイド類を含有する製品や、THC以外のカンナビノイド類をすべて含む製品など、さまざまなものがあります。

ヴェポライザー・Vapeとは

ヴェポライザーとは、加熱式タバコの一種です。タバコの葉を電気で約200℃に加熱をし、発生した煙を吸います。
Vapeはタバコの葉を直接加熱するのではなく、リキッドと呼ばれる液体を加熱して霧化する電子タバコです。
ヴェポライザーとVapeには、ニコチンが発生するか・発生しないかの違いがあります。
日本ではニコチンを含有するリキッドの販売が薬事法で禁止されているため、Vapeで使用するリキッドにはニコチンが含まれていません。
一方タバコの葉の場合は、ニコチンが含まれています。
タバコの葉を加熱するヴェポライザーの場合は、ニコチンが発生をして、ニコチンを吸引することができます。
ただし、ニコチンは健康被害が心配されます。
CBDにはCBDリキッドやCBDワックスの様なヴェポライザーやVapeにて吸引する製品も多数発売されています。
舌下吸収と違って肺からCBDを摂取する事は即効性が高く体感を得やすいですが、効果の持続性は低くなります。

FDA(アメリカ食品医薬品局)とは

FDA(アメリカ食品医薬品局)とはFood and Drug Administrationの略であり、アメリカ保健福祉省の下で機能する政府機関です。
日本の厚生労働省に該当する組織で、食品、サプリメント、医薬品、医療機器、化粧品、タバコなどの規制を管理している。
製品の有効性や安全性に関わる規制を定めており、アメリカ国内で流通する製品はFDAの規則に従い製造販売することが求められる。
また、海外から輸入されアメリカで消費される輸入品に対しても同様に規制準拠を定めており、ルールから逸脱した品や、安全性が確認できない製品を取り締まる権限も持っている。

FUTURA75とは

FUTURA75とは、EU認証麻種ブランドのことです。
麻には、亜麻、大麻、黄麻など、20ほどの種類があり、それぞれ含有しているCBDの量が違います。
FUTURA75は麻の中でもCDB含有量が多いことが特徴です。
この特徴を活かして、オイルやリキッドなどをはじめとした、さまざまな製品に使用されています。
きちんとした製品であれば、製品にCBD含有量が記載されています。
FUTURA75を使用していると、製品のCBD含有量が高い傾向があります。
CDBにはTHCのような精神作用はありませんが、1日の摂取量を守って使用するように注意が必要です。
特にFUTURA75はCBD含有量が多いので、使用量には気を付けなければなりません。

Cannabis Business Awardsとは

Cannabis Business Awardsとは、日本語に訳すと大麻ビジネスアワードとなります。
アワード(表彰)は、善行・功労・成果に対して贈られるものです。
Cannabis Business Awardsは、医療やビジネスなど大麻に関する事業社や個人に対して贈られます。
大麻由来の成分を使用した製品の市場への拡大が広がり、CBDオイル、CBDパウダー、ヴェポライザーなど、さまざまな製品が登場しています。
それに伴い、大麻ビジネスも拡大しています。
Cannabis Business Awardsでは、歴史的認証と尊敬されるに値するとされたものに付与されます。
賞の授与は業界の進展に役立っています。



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