CBDは身体に作用して、私たちに対していくつかの有益な効果をもたらします。
そのときには身体に存在するホルモンを通じてというケースが多くあります。
私たちの身体にはエンドカンナビノイドシステムが存在しており、これによって心身の健康が保たれているのですが、その際にはホルモンの存在は重要です。
CBDとホルモンの関係はどのようになっているのか？という点を理解すると、CBDが身体に与える効果の発生の仕組みを知ることができるでしょう。
CBDはエンドカンナビノイドシステムに、そしてホルモンに作用している
エンドカンナビノイドシステムとは何か？というと、私たちの身体のあらゆる調整機能をつかさどっている部分です。これが機能することで、私たちは日々健康に過ごすことが可能となっています。
このエンドカンナビノイドシステムは内分泌系にも関係していると言え、CBDがエンドカンナビノイドに影響を与える過程では、この内分泌系にも少なからず作用しています。
つまり、体内のホルモン量などに関して調整していると言え、結果的にCBDはホルモンバランスに深くかかわっている状況です。
一般的に言われるCBD製品を使ったときの効果について、ホルモンに影響したうえで生じているケースも十分に考えられます。
実際にCBDは体内に存在する多くのホルモンに対して影響を与えていますが、具体的にどんな例があるのか？に関して知っておきましょう。
以下は私たちの身体に欠かせないホルモンですが、CBDそれ自体がホルモンバランスの調整にかかわっていることが理解できると思います。
コルチゾール
コルチゾールは主に副腎で作られるホルモンになりますが、これはストレスの緩和、あとは傷の治癒などの効果を持っています。ただ、このコルチゾールは体内で増えれば増えるほどいいというわけではありません。
コルチゾールが増えすぎるとストレスや不安が大きくなる可能性がありますし、あとは体重が増えてしまうケースもあります。
したがって、コルチゾールは一定程度の分泌は必要と言えるものの、無制限に増えて良いものではありません。
絶妙なバランスが重要となるわけですが、そこでCBDの存在が重要となります。
CBDはホルモンバランスの調整に大きな役割を果たしていますけど、このコルチゾールにおいてそれが見出せるわけです。
インシュリン
インシュリンはコルチゾールと比べるとメジャーなホルモンと言えるでしょう。このインシュリンは膵臓で生成されており、私たちの健康において非常に大きな役割を果たしています。
糖尿病を防ぐなどの効果が特に大きいですが、普段の食事において私たちは自然と糖分を摂取しているはずです。
その糖分は血液中ではブドウ糖に分解されますけど、血液の中でブドウ糖が増えすぎるとそのときにインシュリンが分泌されます。
インシュリンによって余計なブドウ糖は筋肉などの別の場所に運ばれて、エネルギーとして利用されます。
そういった感じで、インシュリンは健康に大きく貢献していると評価できるでしょう。
このインシュリンについても、結局はバランスが重要であり、インシュリンが少なすぎると糖尿病を招く確率が上がります。
しかし、多すぎると低血糖の状態になり、それも健康においてはマズイ状況と言えるわけです。
したがって、インシュリンに関してもホルモンバランスは非常に大切で、その調整においてもCBDは大きく貢献しています。
メラトニン
メラトニンというホルモンはあまり聞きなれないかもしれませんが、睡眠に大きくかかわっている存在です。睡眠は人間が生きていくうえで不可欠な活動と言えますから、メラトニンは私たちにとって非常に重要なホルモンと言えるでしょう。
メラトニンの分泌はいわゆる眠気を誘発する作用があり、スムーズな睡眠を行うためにはきちんとメラトニンが分泌される必要があります。
しかし、過剰分泌を招くと性腺刺激ホルモンが抑制されることになり、性腺が退化するという事態となります。
だから、メラトニンに関しても一定程度の分泌は不可欠ですが、多すぎてもよくないと言え、ここでもホルモンバランスの調整が必要と言えます。
メラトニンも同様にCBD製品を使うことで、正常な状況となるように仕向けることができるので、知っておきましょう。
睡眠をスムーズに行えない、不眠症のような状況になると、私たちの身体に溜まったダメージを回復させることが困難です。
だからこそ、メラトニンという存在は私たちが知らない間に大きな役割を果たしている存在であると評価できます。
▼CBDとホルモンの関係性とは
